happy?

10月某日、オフィスがあるビルの入口にこの時期、ハッピーハロウィーンというコピーが大々的に装飾されている。

いつからハロウィーンをお祝い?するようになったのだろうか。イベントとして盛り上がりをみせるようになったのは少なくともここ数年のような気がする。

そもそもルーツはケルト人あたりの宗教的な行事だったと思うけど、カトリック教会としては11月1日の諸聖人の祝日があるから、もはやカトリックが強い国ではハロウィーンは無視しているみたいだし、アメリカをはじめとする英語圏の大衆文化という性格が色濃いと感じる。

私が子供の頃、ハロウィーンをお祝いした記憶は無いけど、従兄弟がインターナショナルスクールへ通っており、そこでバザーをやっていた様な記憶ならある。

でも街中で宣伝とかをしていたかと言えば、舶来モノを扱うようなお店以外ほぼそんな記憶は無いので、海の向こう、アメリカの文化でそういうお祭りがあるようだ、という認識でしか無かった。

だから何がハッピーなのか、イベントで盛り上がる人たちに問いたいけど、そんな事をしても的確な回答は出てこないだろう。

そして毎年私の中に違和感だけが残るのだ。

そういえば、同じ感覚に陥るのが恵方巻。これも関東で育った私はつい最近まで知らなかった風習であり、未だに食べたことは無い。太巻き美味しそうだけど。

古来からの八百万の神も仏もキリスト教の神も全て一緒くたにして、イベントも絡めてお祝いできちゃう日本のキャパシティはスゴイと言うべきか。

もしかしたら、セントパトリックデーももっと認知が進み、パブのみならず其処彼処でギネスが飲み放題になる時代がやってくるかも知れない。

ギネスビールが好きな私としては、それはそれで歓迎するよ。


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