Brico は器用仕事とも訳されるフランス語の Bricolage から名付けました。
「いつか何かの(誰かの)役に立つ」モノを寄せ集めてカタチにすれば、まだ気づかない新しい価値を見出せるかも知れない。
ありあわせの材料とアイデアで暮らしを豊かにする事を目指して。
Brico は器用仕事とも訳されるフランス語の Bricolage から名付けました。
「いつか何かの(誰かの)役に立つ」モノを寄せ集めてカタチにすれば、まだ気づかない新しい価値を見出せるかも知れない。
ありあわせの材料とアイデアで暮らしを豊かにする事を目指して。
4月某日、桜も満開を迎え(場所によってはもうピークを過ぎている)、日中は暖かな日差しが降り注いでいてスーツの上着もいらないくらい。まだまだ朝晩はそれなりに冷えるので、出かける服装の判断が難しい季節になっています。まぁすぐに暑い季節がやってくるのだろうけれど。
仕事をしている最中、家にいる妻から癒しの画像が送られてきて、ほっこりとした気分になりました。
言うこと聞かずにイライラしたり、散歩へ行くのが億劫な時もあるけれど、やっぱりかわいいよね。
4月某日、僕と妻の休みが重なり、久しぶりに目覚ましをかけずに朝寝坊した休日になる。せっかくなのでAino(トイプードル:7歳、ドライブ大好き)を連れてジムニーシエラでお出かけしようという事になり、朝比奈から少しだけ横横乗ってベイサイドマリーナまで行ってきました。
マリーナ沿いを少し散歩して、併設しているアウトレットで何か目ぼしいモノがお買い物、という流れになるだろうけど、まずはお腹が空いたのでフードコートでシンガポールチキンライスとグリーンカレーをいただく。
余り期待はしていなかったものの思っていたよりも美味しくて、ボリュームもあり満足のランチになりました。
そこそこ歩かせたAinoをクルマにハウスさせて、飼い主2人で改めてアウトレットを物色。昔訪れた時よりも施設が拡張されていて、しかも余り混み合っておらずゆっくりと色々なお店を見て回ることができました。妻がセントジェームスで気に入った配色のバスクシャツを見つけたので、日頃の労いをこめて買ってあげることに。ついでに僕も無地のバスクシャツを買おうか悩んだけど、とりあえず今日のところは自重。
犬連れで来ているお客さんがかなり多く、またAinoを連れて遊びに来ても良いなと思いました。鎌倉から近いしね。
4月某日、そういえば40年以上の付き合いになる幼馴染と、先月関西方面へ男2人の旅行に行ってきました。彼とは家族ぐるみで長く仲良くさせてもらっているけれど、2人でどこかへ旅に出るのは初めての試み。
朝の9時前に品川駅集合で、優雅にのぞみのグリーン車に乗ってビールを飲みながら西進、初日に目指すは甲子園のデーゲーム。ふと気づけば高校野球以外で日中の甲子園は初めてだな。いつもタイガースの試合観るのはナイターだったから。
新大阪から御堂筋線乗って、梅田で阪神電車に乗り換えて予定通り甲子園球場に辿り着く。なんだか久しぶりだわ。
途中、雨が心配だったけれど何とか天気も持ちこたえ、ライトスタンドでのタイガース応援を幼馴染に経験させてあげられて良かった。ちなみにヤツはジャイアンツファン。
朝の新幹線から飲んでいるのに、やっぱり野球観戦中はビールやらチューハイやらハイボールやらを飲んで、試合が終わる頃にはご機嫌な酔っ払いのオジサン×2名となり、近くに手配していたホテルにチェックインしてひと休み。
そうしたらひと休みどころか2時間くらい寝ちゃってもう夕飯の時間になり、ホテルから歩いて10分くらいの小料理屋へ入店しました。これがまたなかなか当たりのお店。かなり我々好みの味で、お酒のメニューも充実しており、良いところを見つけたな、という感じ。次に甲子園へ来た時もぜひ立ち寄ろうと思った次第です。
初日は僕の希望で甲子園のタイガース戦を楽しんだので、翌日は幼馴染の趣味である競馬を楽しみに阪神競馬場へ向かう。メインレースは外してしまうも、2人とも収支は余裕のプラスになり、もうしばらく馬券を買っていない僕も満足の結果になりました。まだまだ俺たち捨てたもんじゃないね。
あっという間になかなか楽しかった(飲み続けて胃はしんどいが)2人の旅行も帰る時間が近づき、最後は梅田で串カツを腹一杯に収めてイベント完了。帰りの新幹線は、そりゃ寝るよね。
仲が良いとはいえ、1泊2日の間、男2人で間が持つかしらと思っていたけど、期待以上に楽しかったので、懲りずに次回は北海道へ行く予定。目指すはエスコンフィールドと、札幌開催の競馬になるだろう。
4月某日、選抜高校野球は横浜高校の優勝で幕を閉じ、少し前に2025年のペナントレースも開幕。我らがタイガースの初陣は敵地開催のカープ戦から。初戦は開幕投手村上がなかなかの切れ具合を見せる投球を演じ、打っては初回に今期から3番に座る佐藤輝明のいきなりのツーランで快勝。
2戦目は球数が多くなってしまった富田を早々に降ろして以降はブルペンデーの様相を見せながら盤石の中継ぎ陣で抑えつつ、4番森下の一発で勝利。
これは強いのかもと思っていた矢先の3戦目、相手方の先発森を相手に打線が完全沈黙。期待の先発門別は、まぁ良く投げたとは思うけれど5回で111球を投げることになり降板。その後も打てずに敗戦で2勝1敗スタートになりました。カード勝ち越しは最低限できたので良しとしよう。CSで3戦目は視聴していたけれど、門別の右バッターへのクロスファイヤーとアウトローは気持ちの良い投げっぷりで、早くプロ1勝目を挙げてもらってどんどん活躍してもらいたいもの。一方、今年の純国産打線は魅力はあるものの、水物でもあるので打てないときはあっさりと負ける、そんな一年になるのでありましょう。藤川新監督の采配に注目して今年もタイガースを応援しよう。
そして2カード目、去年の下剋上日本一チームであるベイスターズを京セラドームで迎える。ちょっと残業していたもので、気がついたら試合終わっていた。6回に才木が捕まった模様。カード初戦を才木で落としたのは、ちょっと痛いな。明日のビーズリーに快刀乱麻を断つピッチングを期待しよう。
3月某日、凪良ゆうの2023年本屋大賞作品「汝、星のごとく」と、スピンオフである「星を編む」を続けて読み終える。率直な感想としては、ここ一年で読んだ作品の中ではずば抜けて良い物語であったと思います。彼女の作品はこれまで「流浪の月」と「滅びの前のシャングリラ」を読んでいて、どちらも作者らしい美しい日本語の一つ一つが紡がれていくストーリーが心に響いた良作だったのですが、本作「汝、星のごとく」もこれまた素晴らしいと感じました。表面的には瀬戸内の島の高校生2人の人生譚であるのだけれど、恩師にあたる人物が大きく関わってきていてもはや3人目の主人公と捉えても差し支えない。また、その3人の人生に関わる周囲のキャラクター描写もリアルかつ悲哀と情愛に満ちたもので、読み終えた後、僕も人(特に家族や近しい人)には常にやさしくありたいと改めて思った次第です。こんな作品に出合うと、自分も何か書いてみたいと思っちゃうよ、ほんの一瞬だけ。書かないけれど。
3月某日、甥っ子が高校に合格したからスキーに連れて行って欲しいとの願いを叶えるべく、月の初めから新幹線のチケットとリフト券のツアーチケットやらレンタルセット(ウェア一式含む)やらをしっかりと予約してGALA湯沢へ2人で行ってきました。
およそ20年ぶりになるスキーだったけど、そこはウインタースポーツ育ちの端くれとしてしっかりと身体に染み付いていたようで、感覚は間隔を感じさせることなく充分に僕本人も1日スキーを楽しめたのが収穫。
サーフィンやってるからスノボももしかしたら楽しめるのかも知れないけど、やっぱり幼少期から何度も親しんだスキーは楽しい。ギアはレンタルでも全然構わないけど、甥っ子もまた行きたいって言ってるし、ウェアは買っても良いかも知れない。頻繁に行くには交通費がかさむけれどねぇ。
冬のスポーツってお金かかるよね。
2月某日、森博嗣の「オメガ城の惨劇」を読み終える。例によってすでに3月も終わりだけれど、先月のお話。これまでの何らかのシリーズに属するものではなく、シリーズ外の作品という位置づけのようだが、サブタイトルにもあるようにサイカワ先生は出てくるし、マガタ博士も実際にほんの少し登場するので、S&Mなどを読んでいるで読者にとっては馴染みのある世界観と言える。
序盤でどこかの海外が舞台なのかと勘違い(あるいはミスリード)していたのだが、途中で例の研究所らしき建物が出てきて、あれもしかしてあの島のことかしら?とイメージが追い付いてから以降は、過去に読んだ各シリーズのエピソードを思い出し、非常に面白く読み進めることが出来た。
絶海の孤島の城で連続密室殺人(というか同時に4人)という設定だけをみると、最近の森らしからぬ本格ミステリィなのかと思うところだが、あっと驚くようなトリックを弄する仕掛けではなく、一人ずつ死んでいくのが恐怖を誘う、ありがちな連続殺人という枠組みについてはあっさり非効率と切り捨て、一気に4人の殺人が起こるという内容は非常に理屈が通っていて、作者らしさが存分に味わえる作品だと感じた。
まぁ、本作で描かれているサイカワ先生については「あれおかしいな、むしろあいつみたいだな」と疑いながらページをめくっていたので、最終的には「ほれ見たことか」と思ってしまったのは僕だけではないだろう。長く待ち望まれているGシリーズ最終巻「ω(オメガ)の悲劇」を放置して、思わせぶりに本作を刊行してしまう作者に僕はいいようにもてあそばれているに違いない。