桜流し

4月某日、夜半から雨風共に激しく満開となっていた桜が散ってしまい、道に花びらが敷き詰められる。「〜 しづ心なく花の散るらむ」と詠まれた歌があるけど、あれは「久方の光のどけき春の日に」というのどかな陽気との対比を表しているので、花散らしの雨とか桜流しの雨と表現するのが的を射ている今日の天気。

家を出た時は海沿いの街らしく横殴りの雨だったので、こうなるとスーツやウールのスラックスはもったいないし、着る気にもならないからノースフェイスのクライミングパンツとゴアテックス仕様のエアマックスで出勤することにした。

おかげで靴下は濡れる事なく一日中不快な思いをせずに仕事が出来たので良しとしよう。うかうかしていると梅雨がやってくるので、それまでに何とか太陽に頑張ってもらいたいなぁ。

帰り際に「ポテチが止まらない」と妻からメッセージが届く。消費量が半端ない。帰宅途中でポテチストックを買って帰るなり。

フラにするか、湖池屋にするか。悩ましい。

風雨に耐えて持ちこたえている桜たち

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