鎌倉の自邸:施主支給について(その4)トイレの話

1月某日、施主支給の中でも定番らしい「トイレ」。僕らもビルダーさんから自分たちで仕入れた方が安いと思うと言われたので施主支給しました。

さて、そのトイレ。最近はトイレに神様がいるようですね。それはともかくとして、日本のトイレは携帯電話と一緒で独自の進化をしているように思います。いわゆるシャワー付きトイレ、僕はあまり興味ありません。あぁ、でも日本だけではなく海外でもハリウッドセレブから火がついて評価が高くなっているようですね。

昔、小学生のころだからもう20年以上前ですが、とある友達の家で初めて見たウォシュレット(これTOTOの商品だけの名称)。用を足した後(小さい方です)にこのボタンは何だろうと押してみたらズボンがびしょ濡れに。完全にお漏らしをしたような濡れ具合になってしまい、恥ずかしくてトイレから出られなかったという苦い思い出をふと思い出します。そのころはまだお金持ちの家だとかホテルとかでしかシャワー付き見たことは無かったので、きっとその友達の家もお金持ちだったのでしょう。

まぁそれ以来、自分の尻は自分で拭く人生を歩んでいるので、実際に使用したことありません。だいたい自分の家ならまだしも、不特定多数の人が使っているトイレだと何となく清潔じゃないような気がします。抗菌だ除菌だとかいう機能の問題ではなく、生理的に受けつけないだもん、仕方がないじゃん。

それに、自然素材をふんだんに使った家になったので、余りメカメカしい近代的なトイレはマッチしないのです。いらない(家主が使用しない)機能が付いているせいで無駄に高い出費になるのも馬鹿馬鹿しい。

ちなみに、妻もシャワー付きトイレに抵抗がある人なので、うちは迷うことなく普通のトイレになりました。大手のTOTOにしてもINAXにしても、シャワーのついていないトイレの方が選択肢は少なく、本体と便座を組み合わせて注文できるTOTOのピュアレストというシリーズをセレクト。

ただし、何もこだわらなかったわけではありません。鎌倉の冬は意外に冷えるのですが、トイレに冷暖房なんてつけていないので便座のヒーター機能は欠かせません。それと、ニンニクをこよなく愛する僕のお通じ対策として、脱臭機能も付与。

便座だけささやかな贅沢をしてみました。


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