投稿者: Brico

  • 『ずっとあなたが好きでした』読了

    4月某日、歌野晶午『ずっとあなたが好きでした』を読み終える。舞台も主人公のプロフィールも様々な10数編の短編からなる本作、読み進めているうちに少しずつ違和感を感じていき、最後から二つ目で全て回収されつつラスト一編へと続く構成。途中で「おそらくこういう仕掛けではないか」と想像できつつも、一つ一つの設定が凝っていて中々面白く読み進めることができた。主人公にシンパシーは感じないし感じてはいけないお話なのだが、とにかく「しょーがねえ奴だな」と苦笑せざるを得ない。

    某公共放送の朝ドラや大河ドラマの視聴を完走したような読後感なのだけれども、いや絶対映像化しない(破綻するのでキャスティングできない)だろうなぁという、懲りない男(たち)の物語だった。

    オチが分かった上で、もう一度、今度は各短編の順序を変えて読んでみるのが面白いだろうね。

  • 桜流し

    4月某日、夜半から雨風共に激しく満開となっていた桜が散ってしまい、道に花びらが敷き詰められる。「〜 しづ心なく花の散るらむ」と詠まれた歌があるけど、あれは「久方の光のどけき春の日に」というのどかな陽気との対比を表しているので、花散らしの雨とか桜流しの雨と表現するのが的を射ている今日の天気。

    家を出た時は海沿いの街らしく横殴りの雨だったので、こうなるとスーツやウールのスラックスはもったいないし、着る気にもならないからノースフェイスのクライミングパンツとゴアテックス仕様のエアマックスで出勤することにした。

    おかげで靴下は濡れる事なく一日中不快な思いをせずに仕事が出来たので良しとしよう。うかうかしていると梅雨がやってくるので、それまでに何とか太陽に頑張ってもらいたいなぁ。

    帰り際に「ポテチが止まらない」と妻からメッセージが届く。消費量が半端ない。帰宅途中でポテチストックを買って帰るなり。

    フラにするか、湖池屋にするか。悩ましい。

    風雨に耐えて持ちこたえている桜たち
  • オファーと受諾

    4月某日、昨夏より進めていた採用活動(中途採用)が一つ実を結び、20代の男性1人にオファーを出して内定受諾の連絡をいただく。うちの会社にとっても久しぶりの新人がやってくることになり、特に数年前に新卒で入った若手のスタッフにはやっとこさ後輩が出来ることになるので、良い刺激を受けて新たな成長を見せてくれれば嬉しい。

    5月より入ってくる予定の新人は厳密にはフィールドが違うものの似たような競技を学生時代にやっていた人なので、もしかしたらウマが合うかも知れない。そんな時代では無いのは重々承知の上だけれども、お酒が好きなら飲みにも連れて行ってあげよう(本人が望むならね)。

    でも干支が二回り近く離れているから、ジェネレーションギャップがあるだろうなぁ。こちらは失われた世代で向こうはZ世代…存在がハラスメントにならぬよう心がけたい。

    帰ってブリ食べよう。

  • カムバック

    4月某日、潮が引き切ってから徐々にウネリの反応が良くなり、波情報の点数の割にロングボードならそれなりに遊べそうなコンディション。ちょっと間が空いてしまったけれど海へ戻ってきた感じで、ワンセッション楽しむ。ここしばらくぐずぐずした天気だったけど、今日は陽も差して20度くらいあるようで、もうセミドライは要らないかも知れない。しばらく休んでいる間に季節は進んでいたようだ。

    桜も満開だし、そりゃそうだわなとそろそろジャーフルの出番で、きっとあっという間にトランクスで充分というシーズンがやってくるのだろう。

    鎌倉の夏は4月から10月らしいからね。今年はトランクスとラッシュガードを新調したい。

  • リネンのシーツ

    4月某日、10年以上使っていたボックスシーツが破れてしまい、もう寿命と悟って新しいシーツを購入する。寝具には化繊をなるべく使わず、天然素材のものを選ぶようにしているので、今回は無印良品のリネンのボックスシーツをネット注文した。肌触りは麻特有のシャリ感があり、夏でも快適に眠れそう。気に入れば、布団カバーや枕カバーも同じ素材で揃えても良いかもしれない(同じ素材のものがあれば、の話)。

    無印良品のリネンシーツ

    寝る環境、大切。

  • 寝る

    4月某日、同僚であり同級生でもあり戦友でもある男と会社帰りに一献。なんでも全国で5人しか合格しなかった検定を最高得点でパスしたらしいので、頑張ったオマエに乾杯ということになって20年以上お世話になっている居酒屋へ。

    夏に群馬のイベントへ泊まりがけで行きましょうやというお誘いも受け、来月は日本酒の試飲会もあるしなかなか仲が良いのかも知れぬ。

    で、グリーン車で鎌倉へ帰る。眠い。

  • 金曜日ではなく木曜日だった

    4月某日、先日から抱え込んでいた山のような案件についてひたすらコーディングマシーンと化して片っ端から作業していたら、思いの外ここ数日捗ってしまい思っていたよりも順調過ぎる進捗に頬を緩めて定時退勤する。気分は金曜日なのだが実際は木曜日という事実に若干打ちのめされているものの、仕事の状況が悪くないのは気分としても悪くない。

    さぁ、帰りの電車の中で対ベイスターズ戦でも聴きながら少しずつ歯車がかみ合ってきたかも知れないタイガースを応援しよう。

    サクラサク

  • 新調したスーツ

    4月某日、先日お直しが済んで受け取ったスーツを早速おろす。ダブルブレストのスーツは初めてなのだが、ボタンを止めずにサッと羽織るような雰囲気で着てみるとなかなか今の気分に合っている気がする。少しくらい貫禄が出るかなと微かな期待をしていたけれど、妻に言わせてみれば全くそんな事はない模様。カッチリしてるとは仰られていましたが。

    ダブルのスーツって余り見かけないね。ちょっと気に入ったので、次の秋冬も狙ってみようかな。

    ところで案の定、昨年のチャンピオンチームである我がタイガースのシーズン出だしが余りにもよろしくない。投打共に本調子からは遠く、先が思いやられて仕方ない。カードが一巡するまでは余り岡田監督も動かないと思うけど、交流戦までに少しは貯金、せめて五分まで戻して欲しいんだけどなぁ。

    まだ数試合しかしていないけどね。

    追記:大山タイムリー、森下特大ツーラン、近本ソロ、佐藤輝タイムリーと役者揃い踏みで逆転勝ち。少しエンジン暖まってきたか?

  • 隣県の傍若無人

    4月某日、県庁の新人向け訓示で相変わらず不適切発言をした例の静岡県知事が、釈明会見時に突然辞任するとか言い出したらしい。リニア工事にとにかく反対しているという記事を目にしてから動向を追っていたのだけれど、批判的な報道しかないものだから何故この人が四期も知事をやっているのか全く理解ができない。

    早稲田大学の教授から知事になったそうだけど、大学の先生やっていた頃からこんな感じだったのかなあ。歯に衣着せぬキャラで最初は人気だったらしいけど、はたから見ていると無茶苦茶な御大という印象しかない。リニア開通時期が無期限延期になったのはほぼこの人のせいだと思ってるのだが、工事を許可しない理由があっちやこっちや行っていて、どんなに不利的状況に至ってもとにかく「静岡に止まらないリニアなんて誰が何と言おうと反対」というまごうことなき姿勢を貫いたということなのでしょう。

    とかなんとか言っておいて、何だかんだとまた難癖をつけて結局辞めなかったりして。