島田荘司「御手洗潔シリーズ」

1月某日、ここ2ヶ月ほどかけて、最新刊まで御手洗潔シリーズを読了しました。

1981年のミステリ傑作「占星術殺人事件」から足かけること40年以上続いている探偵ものの有名なシリーズです。

街の一風変わった事件から世界各国を舞台にしたスケールの大きい事件、また史実をベースに巧みなオリジナルエピソードを交え時空を超えた事件など、毎度ステージが変わって単なるシリーズ物の枠に留まらない作品群だと思います。

そんなバカな!という設定も多いのは事実なので、純粋な本格ミステリかどうかは意見が別れそうな作品もありますが、ファンタジー的な要素も含めた読み物として楽しく読み進める事ができるストーリーばかりと言えましょう。

まだ完結していないので、次回作が楽しみ。初代ワトソン役の相棒を日本に残して北欧に行ってしまっている天才探偵という図式は今後どのような展開になるのでしょうかね…


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