こどもの日に思う

5月某日、あいにくの曇天。午後からは強い雨になりました。お隣さんの鯉のぼりも恨めしそうに空を見上げています。

全国のこどもの割合が統計以来最低だそうです。今回に限ったことではなく、35年連続の低下だとか。何だかこのまま行くと、路地とかで走り回る子ども達の姿なんか段々と見られなくなっていってしまいそうです。

ここ北鎌倉では、学校が近くにいくつかあるので小学生から高校生までの子どもたちは登下校の時間に良くすれ違います。しかし、ファミリータイプの住居、つまりある程度の広さのある家がある割に、ベビーカーの姿をあまり見かけません。

坂も多いし車道が狭くて危ないというのもあるかも知れませんが、先の総務省発表のように、子どもの割合が徐々に減っているのが現れているようにも思えます。

現実問題として、結婚しても仕事を夫婦で持っていると、なかなか出産から育児までを前向きに考えられない世の中な感じがします。短絡的な発想とは思いますが、もうちょい職を持つ女性であれば産前産後の休暇および職場復帰のこと、それから夫婦共に育児期間の休暇やフレックスタイムの導入など、個々の職場のルールに縛られるだけではなく社会全体で真面目に考えるべきなんじゃなかろうかと思います。でも非正規雇用の問題とか保険の問題とか色々と複雑に絡み合っているのでしょうから、簡単では無いでしょうけど。

ちなみに、そんな偉そうなことを言っていますが、私たちも夫婦2人です。時期がくれば家族が増えるだろうなどとお互いのんびり話している時点で、子どもの減少に一役かっている事実は伏せておきたい。

以上、コラムでした。


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