花むらの厚切とろロースカツ定食

今日のとん活は大船の「とんかつ専門店 花むら」の厚切りとろロースかつ定食。

台風5号のウネリは空振りだったけれど、それでも2時間海に入って腹ペコな状態だったので、しっかりがっつり栄養補給。

その店構えから和幸やさぼてんみたいなチェーン店かと思ったら単独店っぽい。結構美味しいらしいという評判は入ってきていたものの、ようやく本日初入店でした。厚切りのロースは衣もしっかりついていて、それでいてベタベタはせずに豚の脂の甘みと引き締まったジューシーな肉組織部分が口の中で解けていく有様は都内の有名店にも引けを取らないと思う。

そのままでも良し、塩でも良し、すりごまと辛子を和えたソースでも良しと味変も楽しめ、良い意味で期待を裏切る駅前のとんかつ店でした。また行こう。

尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 夏吟

前回と同じく群馬県館林市の龍神酒造から尾瀬の雪どけ夏バージョン。

春仕様よりもさらにフレッシュでジューシーな仕上がり。ラベルの表示よりも個人的にはこちらの方がさらに酸が引き立つように感じられました。この価格でこんな上質な季節のお酒が楽しめるって、なんて良い国なんだろうとさえ思ってしまう1本。

尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 旬吟生詰

群馬県館林市の龍神酒造から春仕様の1本。

フルーティでそこはかとなく春の花の香りに包まれるかのような飲み口。色で例えるなら桜の花の淡いピンク色。この味わいでこの価格っていうのが信じられないくらいの逸品。

もう一本、尾瀬の雪どけの夏酒も買ってみたので、飲み比べも楽しい季節です。

Lafuma Mobilier バタフライチェア

我が家のリビングにはヨギボープレミアムの巨大なビーズソファがありますが、ゴロゴロ寝そべってしまうのと、そもそも姫(トイプードル)の所有物になっていることもあって、これとは別にくつろげるアイテムが必要かなぁと。

ウッドデッキでBBQする際にも使えそうな、アウトドア系の折り畳めるチェアを買っても良いかなということになり(室内でも屋外でも使える)、Helinoxのタクティカルチェアあたりを候補にあげていました。

そんな状況で先日辻堂のロンハーマンへふらっと入ったらLafumaのバタフライチェアが展示されており、キャンバス地のシートの色目やサイズ感が気に入って赤と黄を一脚ずつ購入しました。

広々としていて座り心地も良く、結局うつらうつらと船を漕いでしまいますが、それだけリラックスできるということで。なかなか良いお買い物をしました。

山本 7号酵母 純米吟醸原酒

秋田県山本郡八峰町の山本酒造店から真澄酵母(協会7号)で仕込まれた1本。

「真澄」由来の7号酵母は発酵力が強く穏やかな吟醸香を生み出し、現在もっとも多く使用さる酵母の一つらしい。もう1種類、新政由来の6号酵母モノもあるみたいで、酵母違いの飲み比べができるシリーズのようですが、残念ながら6号は新政人気のせいか売り切れでした。次回見つけたら是非とも飲み比べてみたい。

山本らしい品の良い飲み口で、しっかりとした甘味とフレッシュな酸味、そして果実のような香りのバランスが素晴らしく、揚げ物のような料理に合わせても喧嘩をせず、場面を選ばずに楽しめる印象でした。

醸し人九平次 純米大吟醸 山田錦 EAU DU DÉSIR

前回に続けて愛知県名古屋市の萬乗醸造から、醸し人九平次の山田錦をば。

EAU DU DÉSIRとはフランス語で「希望の水」。雄町に比べて柔らかかつ繊細な味わい。開栓直後からどんどん飲み口が変化していくのを楽しめる、生きたお酒と言えましょう。相変わらず九平次は安定の美味しさ。

ラベルは裏切らない、まさに酒の一滴は血の一滴。

銀座梅林の黒豚スペシャルカツ丼

久しぶりのとん活は銀座の老舗(昭和2年創業!)、「銀座梅林」の黒豚スペシャルカツ丼。

パラブーツのリペアと妻のスタンスミス2足買いのためにGINZA SIXへ。夕方中途半端な時間ながら猛烈にお腹が減ってしまい(お昼ごはんを食べ損ねた)、早めの晩ご飯、もとい文字通りの夕ご飯を食べようということになって、GINZA SIXからほど近い梅林へ行きました(ビル改装のため仮店舗で営業中)。

銀カツ定食など、いつもなら「とんかつ」の定食ものに食指が伸びるところ、今日は絶対卵とじのカツ丼気分だったため、梅林のカツ丼メニューの中でも最上級に君臨する「黒豚スペシャルカツ丼」をオーダー。

ちなみに無印のカツ丼はロース65gのスタンダードなタイプ、スペシャルカツ丼はヒレ80gの半熟卵乗せなのですが、この黒豚スペシャルにすると黒豚最上ロース100gに半熟卵が乗っかるまさにスペシャリテ。

丼の蓋を厳かに開けると、食欲をそそるふわっとした香りにまずやられ、箸をゆっくりと丼頂上の半熟卵に挿し入れると、コクの深い出汁が滲む卵とじカツの上から半熟の黄身がとろーりと流れ出して、食べ応えも栄養価もMAX、もはや完全食。

せっかく銀座に来たんだもの、ちょっと贅沢に美味しいもの食べないとね。

醸し人九平次 純米大吟醸 雄町 SAUVAGE

愛知県名古屋市の萬乗醸造から。

精米歩合や醸造方法は全く同じで「雄町」と「山田錦」の2本を入手。それぞれのお米の個性を感じられる飲み比べができそうです。

まずは「雄町」から。開栓直後はガス感がありとてもフレッシュな舌触りと適度な苦味が特徴。少し時間が経つと角が取れてさらにバランスの良い飲み口に。SAUVAGE = 野性味という名の如く、雄町米の力強さを存分に堪能できる1本と言えましょう。

山本 純米吟醸 和韻

秋田県山本郡八峰町の山本酒造店から。

Pure Blackの衝撃からマイブームになっている山本の限定酒。蔵元がわざわざ海外で手に入れたシャルドネ用のワイン酵母と地元秋田の清酒酵母を、試行を重ねて時間差で添加したという意欲作。

それでもネタで作ったという感じは全くなく、華やかな吟醸香を醸す中にワイン酵母由来の酸味が見事にマッチした新感覚の1本。

すごいな山本。