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  • 桜流し

    4月某日、夜半から雨風共に激しく満開となっていた桜が散ってしまい、道に花びらが敷き詰められる。「〜 しづ心なく花の散るらむ」と詠まれた歌があるけど、あれは「久方の光のどけき春の日に」というのどかな陽気との対比を表しているので、花散らしの雨とか桜流しの雨と表現するのが的を射ている今日の天気。

    家を出た時は海沿いの街らしく横殴りの雨だったので、こうなるとスーツやウールのスラックスはもったいないし、着る気にもならないからノースフェイスのクライミングパンツとゴアテックス仕様のエアマックスで出勤することにした。

    おかげで靴下は濡れる事なく一日中不快な思いをせずに仕事が出来たので良しとしよう。うかうかしていると梅雨がやってくるので、それまでに何とか太陽に頑張ってもらいたいなぁ。

    帰り際に「ポテチが止まらない」と妻からメッセージが届く。消費量が半端ない。帰宅途中でポテチストックを買って帰るなり。

    フラにするか、湖池屋にするか。悩ましい。

    風雨に耐えて持ちこたえている桜たち
  • リネンのシーツ

    4月某日、10年以上使っていたボックスシーツが破れてしまい、もう寿命と悟って新しいシーツを購入する。寝具には化繊をなるべく使わず、天然素材のものを選ぶようにしているので、今回は無印良品のリネンのボックスシーツをネット注文した。肌触りは麻特有のシャリ感があり、夏でも快適に眠れそう。気に入れば、布団カバーや枕カバーも同じ素材で揃えても良いかもしれない(同じ素材のものがあれば、の話)。

    無印良品のリネンシーツ

    寝る環境、大切。

  • 新調したスーツ

    4月某日、先日お直しが済んで受け取ったスーツを早速おろす。ダブルブレストのスーツは初めてなのだが、ボタンを止めずにサッと羽織るような雰囲気で着てみるとなかなか今の気分に合っている気がする。少しくらい貫禄が出るかなと微かな期待をしていたけれど、妻に言わせてみれば全くそんな事はない模様。カッチリしてるとは仰られていましたが。

    ダブルのスーツって余り見かけないね。ちょっと気に入ったので、次の秋冬も狙ってみようかな。

    ところで案の定、昨年のチャンピオンチームである我がタイガースのシーズン出だしが余りにもよろしくない。投打共に本調子からは遠く、先が思いやられて仕方ない。カードが一巡するまでは余り岡田監督も動かないと思うけど、交流戦までに少しは貯金、せめて五分まで戻して欲しいんだけどなぁ。

    まだ数試合しかしていないけどね。

    追記:大山タイムリー、森下特大ツーラン、近本ソロ、佐藤輝タイムリーと役者揃い踏みで逆転勝ち。少しエンジン暖まってきたか?

  • ロゼとバゲット、サラダ・ニソワーズ

    3月某日、週末の夕飯はゆっくりと家でワインを楽しみたい。数年日本酒を飲み続けていたせいか、ワイン、それもロゼに嗜好が振り戻しつつある(もちろん、日本酒も相変わらず飲んでいるが)。しっかりした固さのバゲットも食べたいよねと、買い物のために横浜へ向かいつつ、途中駅で早めランチに豚骨ラーメンを堪能。

    豚骨特製(白)

    横浜にて、最近お気に入りのブラフベーカリーのバゲットがちょうどお店へ届いたところを確保する。そしてタイユヴァンでロゼワインを買い、帰りにスーパーマーケットで葉物とトマト、アンチョビなどを購入し、サラダ・ニソワーズの材料を揃える。あとは夕方のAino(トイプードル・6才)とのお散歩ついでに近所で生ハムでもオーダーすれば、なかなかの宴が催せるでしょう。

    生ハムとグリッシーニも手に入れた

    少し残っていた赤ワインから始めることにした。

  • オーダーメイドカフェと素敵な眼鏡店

    3月某日、小雨のぱらつく昼下がりに由比ヶ浜大通りのカフェで妻と待ち合わせる。ここのミルクフランスはしっかりとバゲットが焼かれていて好物なのだけど、あいにく本日のラインナップには無かった。その代わりに甘くてとろけるフレンチトーストとアメリカーノをいただく。

    フレンチトーストとアメリカーノ

    何でも、来店前日に電話でお願いをすればミルクフランスを作ってくれるとかで、そんなオーダーメイドもあるものなのかと感心しつつ今のところ半信半疑で、たぶん材料と余裕があれば受け付けてくれるということなのだろう。

    カフェを出て近くに最近オープンした眼鏡店へ。亡き坂本龍一が晩年愛用していたジャック・デュランのメガネを物色する。今はクルクルパーマをかけているけど元々地味な顔立ちの僕にパンチが効いていて、なかなか良いかなぁと思う。

    カメマンネンという鯖江のメガネもあり、クラシックな佇まいの丸型にも心が揺さぶられ、日仏どちらのプロダクトにしようかと天秤にかけるもう1人の自分がいる状態。先日スーツを買ったばかりなので実際に買うのは少し後にしようと思うのだが、スタッフの人も親切丁寧で良い店がまた一つ鎌倉に出来たなぁと嬉しくなって店を出た。

    帰り道もやはり雨だった。

  • 過払い金の返金

    3月某日、朝は何とかもっていた空も昼前にはぐずり出し、気温も上がらず冷たい雨の降る土曜日。2年間くらい借りていたボードを先輩に返却(ちゃんとワックスオフした)し、先日肝CT検査を受けた総合病院へクルマを出す。なんでも、当日診療費を払い過ぎたとかで、いくらか返金してくれるそうだ。

    二千円近く戻ってきて、それを原資にランチをいただくことにする。病院の中には一度行ってみたかったレストランがあり、担々麺と散々悩んだあげくカツカレーをチョイスしてみる。カツカレーって、とんかつのみでルーには他の具が入っていないパターンが多い気がするけれど、出てきたカツカレーにはすじ肉もいくばくか入っていてちょっと嬉しくなった。とんかつは小振りだけど…

    ちょうどジムニーシエラで来ていたこともあって、ついでに1週間の食料買い出しをしようと懇意にしているスーパーへ向かうことにする。雨も降っているし桜もまだ咲かないので鎌倉・湘南界隈はそれ程混雑しておらず、気持ちよく西鎌倉の高台を駆け抜けてスーパーマーケットでお買い物をし、鎌倉山を抜けて長谷の家へ帰宅するいつものコース。来週くらいには桜の蕾が綻び出すそうだから、この辺りの道を走るのは春の訪れを目で楽しめてさぞ気分が良いだろう。

    今夜はしゃぶしゃぶ(牛豚盛り合わせ)をする事にした。

  • クラシックへの回帰

    3月某日、ここ最近の気分はクラシックな装いへの回帰路線である。制作の新人として現在の会社へ入社した2005年ごろは、業界としては珍しくクリエイティブ職であっても男性はネクタイ着用という不文律というか暗黙の了解があった。クライアント先に赴いて積極的に対面での打ち合わせをすべし、という企業風土があったためだが、元々いわゆるフォーマルなコーディネートは好きだったので、スーツないしジャケット&スラックスにネクタイ締めて、という服装で業務に励んでいたのである。

    時は過ぎ、僕自身会社の雰囲気にも慣れてきたところで、少しずつ世の中の常識が変化すると共に装いも崩れていく。まずネクタイをしなくなる。朝に鏡の前で結び目を気にする事が無いので楽だし、仕事中もリラックスできる。次に特に夏場は靴下を履かなくなる(インビジブル化)。これも蒸れ蒸れの足元が心地よくなることこの上なし。そしてスラックスではなく、ある程度綺麗なシルエットのパンツを履くようになる。素材にもよるけど皺とか汗とか気にせず、履いたらすぐに洗濯できるのが良い。さらにスニーカーを履くようになる。雨を気にせず、靴磨きしなくて良いから本当に楽。で、暖かくなったらもうポロシャツで通勤するようになる。これがここ20年弱の変遷である。

    数年前からのコロナ禍より、クライアントとの打ち合わせもリモート会議が増えてきたし、特にここ最近は世の中の勤め人の服装はとにかくカジュアルになってきていて、セットアップでもテック素材のやつなんかが台頭してきている。足元はニューバランスを見かけることが多いかな。いや、ニューバランスばかりだな。

    周りがそうなってくると、元来天の邪鬼な僕はむしろゴリゴリのフォーマル路線に舵を取り(原点回帰)、ネクタイを締めるようになってきた。むしろ今はこれが少数派で差別化できるというもの。現在の好みとしてはドット柄やペイズリー柄のネクタイを結び目小さく、タブカラーシャツやレギュラーカラーシャツ&ネクタイピンなんかを合わせて気持ちを上げて出勤している(自己満足)。先日は久しぶりにスーツを買ってみたし(しかもダブルブレスト)。この夏は気合い入れて限界までネクタイを締めていたいと思っている。

    年々暑くなる日本の夏に耐えきれず、汗っかきな僕は結局ポロシャツのお世話になると思うけれどね。

  • ロゼワインの普及に努めたい

    3月某日、近所のアンティコ・ロンディーノで用意した生ハムの盛り合わせと共にいただくワインを横浜の高島屋地下で物色する。

    タイユヴァンおすすめのロゼ

    タイユヴァンで少し値がはるものの上等なプロヴァンスのロゼを見つけて買ってきた。今月のおすすめワインということで、日本でよく売っているありがちなロゼの安っぽさは一切感じられない。

    僕たち夫婦はとてもロゼが好きなので、もっと日本でも沢山取り扱ってくれたら良いのに、と常々思う。2012年ごろに旅したコート・ダジュールの夏に想いを馳せつつ、あっという間に空にしてしまった。

    日本酒も良いけど、改めてワインの良さを感じた夕べとなったのだった。また買おうかねー。

  • 釜浅の和せいろで小籠包

    3月某日、先日合羽橋の釜浅商店で買った和せいろが我が家で調理デビュー。

    小籠包

    成城石井で電子レンジ専用と謳われていた小籠包を、えいやとじっくり10分蒸らしてみると、ふっくら完全に仕上がった感じ。とても美味しい。我が家には電子レンジが無いので、こういうのを作れると食卓の幅が広がる気がする。次はシュウマイや肉饅、ちまき等にもチャレンジしてみよう。

    もう一段同じ和せいろ買おうかな。