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  • グランメゾン・パリ

    1月某日、辻堂の109シネマズ湘南で映画【グランメゾン・パリ】を鑑賞。コロナ禍前のドラマ、そして昨年末のTVスペシャル版を観てから臨む、パリを舞台にした料理人の物語。特に木村拓哉に思い入れがあるわけではないけれど、脚本も面白く、東京版とはまた違った、フランス料理の本場で日本人シェフとして、他のスタッフはそれぞれの国のアイデンティティを生かして、どのように異国の地で戦っていくかが描かれた良作だったと思う。

    IMAX版で観る贅沢

    もう少し、パリの空気感を味わえる描写があったらなお良かった。次の展開を生み出すことが出来れば、またしばらく時間をあけて続編をやるかも知れないね。

  • オッペンハイマー

    3月某日、話題作「オッペンハイマー」のIMAX版を劇場で鑑賞する。広島・長崎の直接描写が無いから問題作とも評されているようだが、主人公の博士の一人称でいくつかの時間を超えて紡がれる物語であり、博士は実際の被爆地の惨状をスライドすら直視できなかったとされるので、あえて日本のシーンを入れずに表現しているのだろう。ノーラン作品ゆえの圧倒的な映像美にただ感嘆する。研究者としての探求と成果を戦場で使用されたことによる葛藤を余計な説明や解説をすることなく、淡々と進められていく3時間は「面白かった」という感想が陳腐な言葉にしかならず、見終わった後もひたすら考えるところが多い、鑑賞者の内面に訴えかける傑作だと思ったのだった。

  • ONCE UPON A TIME IN HOLLYWOOD:映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 を鑑賞

    8月某日、明け方は雷雨につき安全第一で波乗り(そして愛犬の散歩も)はお休み。

    昨夜のうちに座席指定していた本日公開の映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 のIMAX 2D版を観に行ってきました。

    舞台は1960年代後半のアメリカ・ハリウッド。泥沼化していたベトナム戦争と反戦運動、ヒッピー、ドラッグといった退廃的な空気感が見事に描写されている映画でした。クエンティン・タランティーノ監督、そしてレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが初共演した作品という話題性もさることながら、日本人の僕としては正直あまりよく知らなかった「シャロン・テート事件」というアメリカがネガティブな感情しか持てない実話を、2019年に映画の中で見事に昇華させた脚本が素晴らしいという感想。封切りしたばかりなのでもちろん内容は割愛するけど、ちょっとLAに行きたくなった。

    そして鎌倉へ戻り、雨上がりで二重の虹が空に広がる中、いつものブレイクで1時間波乗りしてきました。相変わらずのオンショアコンディションだったけど、パドルが慣れてきたのかゲットもスムーズに出来たし、いくつかsetでテイクオフすることもできた。少しだけショートボードに慣れてきたかな。

    実際はウネリが多少落ち着いてきたからだという客観的事実には目を背けるが。

  • 映画「怒り」を鑑賞

    10月某日、前日の晩に妻と会話をしていてふと思い立ち、土曜日朝1番の回をネットで予約。辻堂の109シネマズで映画「怒り」を観てきました。

    映画「怒り」公式サイト

    渡辺謙をはじめとした豪華キャストの渾身の演技に大満足。この群像劇を観終わって思った事は人を心底から信じる事はなかなか難しいという事でしょうか。それでも大切な人は信じていたい。

    2週間ほど前に流行に乗っかって観た「君の名は。」よりもこちらの方が見応えのある内容。比較する対象が間違っているかも知れませんが、そういえば誰かが「君の名は。」は壮大なミュージッククリップだとか評していたみたい。なるほどそうかも。

    お昼に映画が終わり、そのままRHカフェでハンバーガーをほうばる。久しぶりにハンバーガーなんて食べるとこれはこれで美味い。

    帰り道の途中で27 Coffee Roastersでコーヒー豆を買い、サービスのカプチーノでひと息。


    up!で海沿いを流して帰ったら、オンショアが入り始めて朝には全く無かった波がざわつきながらもサイズアップしてきており、これは遊べそうなコンディション。

    日没までの3時間、これまた久しぶりのショートボードでみっちり楽しんできました。そんな三連休の初日。

  • 映画「ノルウェイの森」を鑑賞しました

    12月某日、世間ではクリスマス。家のことも僕らに出来ることは一通り片付いているので、久しぶりに夫婦で休みを満喫しようと、横須賀へ映画を観に行きました。

    「ノルウェイの森」を鑑賞。余りに遠い過去のことで、原作の内容をほとんど覚えていない状態で見たのが良かったのか、思いのほか楽しめました。映像が何だか外国映画(フランス映画っぽい気が。。。)のようで、良い時間を過ごせたと思います。こんな登場人物もいたなぁとか少し思い出したりして。

    まぁ何と言うか、村上シンパでもアンチでも無いためからか、単純に作品が入ってきました。松ケン(サンバじゃないほう)ってかなり良い役者さんなのかも知れません。菊池凛子も良い芝居だったけれど、2時間観てるのが少し辛い感じ。

    また折を見て映画くらいは観に行きたいと思っています。ちなみに横須賀のヒューマックスは少し狭い。