マティス 自由なフォルム@国立新美術館

3月某日、昼から都内へ向かい、国立新美術館で開催されているアンリ・マティスの展示をゆっくりと鑑賞できた。色彩の魔術師と言われるだけあって、色鮮やかな配色の妙に感嘆する。

実は2012年にニースを訪れた際に、現地のマティス美術館で鑑賞しているはずの絵画が多かったので、初見では無いはずなのだが、やはり観る側も年齢と経験を重ねているせいか、新鮮に感じるところが多かったように思える。地中海に面した南仏は光の射し方、空気が日本で感じられるそれとは全く異なっていて、ここで暮らしていれば沢山の幸福感を享受できるのだろうな、となったのが思い出される。鎌倉とニースは友好姉妹都市ということもあって、似ているところもあるかも知れないので、もっと鎌倉ならではの風土を五感で受け止めてみよう。

良い休日の過ごし方になった。明日からも頑張ろう。


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