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1月某日、クルマで出かけた折にお昼時になり、道中で駐車場がある飲食店に入ろう、たまには背脂とニンニクの効いたラーメンを食べようと脳内の意識が求めるようになってしまい、つまりは空腹を覚えて【京都北白川 ラーメン魁力屋】へ久しぶりの入店をする。

「コク旨全部のせラーメン」を注文し、ネギをたっぷりと乗せてがっつくようにいただきましたよ、ええ。全部のせはチャーシュー2倍・半熟味付玉子・のりがトッピングされていて、お得感のある一杯に。
たまに、禁断症状出て無性に食べたくなるのよね。魁力屋恐るべし。
1月某日、厚木の望月商店へ今月二度目の買い出しに行ってきました。いっぺんに沢山仕入れても良いのですが、我が家の冷蔵庫に余剰スペースはそれほどないので気が向いたら足を運んでいます。日本酒用冷蔵庫、本当に買った方が良いかもしれない。

今回仕入れたのは左から
というラインアップ。いずれもこの時期らしいフレッシュ感のある甘みと酸味がほどよく調和した春酒だろうと期待しています。。
今回初めて買った(残りの2本は昨年も飲んでいる)寒菊銘醸の凪 -Spring Misty- から飲んでみたところ、生きた酵母を実感できるほどの瑞々しい口当たり。やっぱり日本酒は最高だ。
1月某日、かねてから気になっていたエスビー食品の「S&B赤缶カレーパウダールウ」を買って、さっそくカレーを作ってみました。

エスビーの赤缶カレー粉といえば、日本のカレーのスタンダードと言っても過言ではなく、どこの家庭の台所でも、そして飲食店のキッチンでも見かけるメジャーな存在。一方、固形のカレールゥも様々なメーカーの商品がスーパーの棚に並んでいるけれど、ちょっと溶けにくくてダマになってしまったり、油脂で固めていることが多くて少し脂っぽい仕上がりになってしまったり。
我が家は最近ではグリコのZEPPINシリーズやエスビーの栗原はるみのルゥを使い事が多かったのですが、今回このパウダールウを使ってみて溶けにくさや脂っぽさがかなりのレベルで解消されていることにまず満足しました。ちなみにエスビー食品曰く「固形ルウ以来、半世紀に一度の大発明」だそう。

肝心の味はというと、デフォルトのままではかなりあっさりしていて、中辛を買ったけれどお子様でも安心して食べられる優しいカレーになります。もう少しパンチが欲しかったらガラムマサラとかクミンとかを入れてスパイス強めにしたら良いかも知れません。でも素直に美味しい。
洗い物も楽になるのは良いね。
1月某日、大磯で月に一度だけオープンする焙煎所のコーヒーを買い求めに行く途中、工事渋滞などで時間をロスしてしまったので、ジョナサンでランチをいただく。

ジョナサンでは昔から(学生の頃から)タンドリーチキン&メキシカンピラフ一択。カロリー過多なのは気にせず、とにかくパワーランチとしてはよく出来たメニューだと思う。目玉焼きとサラダもつけたら良い感じに。

冬は空気も澄んで、冠雪した富士山がとても綺麗に見える。富士山を見ながら西進するのは、鎌倉へ移住してきてからの密かな楽しみ。
さぁ、美味しいコーヒー豆が僕を待っている。
1月某日、森博嗣の「百年シリーズ」全3作を読了する。2作目までは主人公のサエバ・ミチルと相棒のウォーカロン(自律型ヒューマノイド)のロイディによる冒険譚で、100年後の近未来設定のSFかつファンタジー要素が強い物語。
ミステリーとして考察をしながら読み進める要素はあるけれど、事件の真相を追求するという表面的な内容よりも、死生観や人間とは何か「我思う、故に我在り」(仏: Je pense, donc je suis)という哲学的なテーマにも重きをおいて全編を通し描かれているような印象。しかし、あくまで冒険譚という形をとっているので、物語として読みやすくNHK-FMでラジオドラマ化もされたようだ。
問題はシリーズ最終作となる3作目。前作までのキャラクターは主人公を含めて登場せず(少なくとも表面的には)、登場人物の視点がどんどん時空をも超えて切り替わっていくスタイルで、一見すると「何を読まされているのか」分からなくなる。森曰く、幻想小説のつもりで書いた作品とのことだが、作者の壮大な思考実験に付き合いながららトレースし同化していく、いわば読者が「ついてこれるかな」と試される1冊になっている。シリーズとして成り立っているのかどうか、については、作者が伝えたい「モチーフ」としての統一感はあるかも、と、ぎりぎりぼくの思考能力でも何とか思えるので、これが一つのまとまったシリーズであると規定されればそうなのだろう、という感じ。いやいや、ほんと難解。
今自分が生きていると感じている「現実」は果たして本当に現実なのか、そこに疑うべき点は一つもないのだろうか、という問いを究極的には読者に突き付けているような感じがする。作中で描かれている設定が「物語としての作者の幻想」ではなく「真実・真理」だと誰かに提示された場合、「絶対にありえない」と100%否定しうる論理的思考能力をぼくは持ち合わせていない。
1月某日、朝の通勤電車内で座席に座りながらうとうとと微睡んでいると、横浜あたりだろうか、1組3名様のご婦人ご一行が僕の前に並び、お話を始める。会話のそこかしこから推察するに、どうやら百貨店勤務の同僚同士のようで、おそらく今日に限って別の店舗へ向かうようだ。
ぼくは気持ちよくうたた寝をしていたので導入部分は聞き逃してしまったのだが、今はとにかく “広瀬すずが大好きで、将来絶対美魔女になるに違いない” という熱のこもった解説を婦人A(たぶん関西ご出身)がしている最中。
婦人A「最近ほんとすずちゃん良いのよ。ドラマ観た?」
婦人B「観た観た。どうしてあんなにお人形さんのようなのかしらねぇ」
婦人C「ほんとねぇ」
婦人A「昔からはっとするような美人だったけれど、このまま絶対に美魔女まっしぐらよぅ。美魔女と言えば深田恭子ちゃんもほんと若い頃から変わらず綺麗よねぇ。ほんと惚れ惚れしちゃう」
婦人B「深キョンも綺麗なままよねぇ」
婦人C「ほんとねぇ」
婦人A「一日だけその人になれるとしたら誰になりたい?」
婦人B「一日だけか。綺麗な女優さんになれるのならば誰が良いかしらねぇ」
婦人A「やっぱり健康的なセクシーさって言うの?そういうタイプに憧れるわよ。誰だっけ、ちょっと名前ど忘れしちゃったけれど最近は時代劇に出てたりする女優さん」
婦人C「由美かおるとか?」
婦人A「ちょっとぉ。古すぎるわぁ。いつの時代やねんっちゅうツッコミ入れるわぁ」
婦人C「わざとボケたのよぅ。ふふふ」
婦人B「えー?誰だろう?」
婦人A「そうそう、中井貴一のドラマにも出ていたわねぇ。名前何だっけ、こういうのほんと出てこなくなるわよねぇ。嫌やわぁ」
婦人B「そうそう、私は内山理名みたいな感じも良いわよ。彼女も健康的じゃない?」
婦人A「内山理名って誰だっけ?あぁ、吉田栄作と結婚した子よね。はいはい」
婦人C「吉田栄作も若い頃からちっとも変わらないわよね。」
という具合に、その後も吉田栄作前夫人の顔がボトックスでどうしたこうした・・・と、どんどん転調しながら続いていく。
朝の通勤電車内なので他に会話をしている人もおらず、付近半径5m以内の他の乗客の皆さんも含めて「最近は時代劇にも出てる健康的なセクシーさが引き立つ女優」って結局誰だろうと各自考察をしていたに違いない。もはや眠気は忘れ、さっきまでご婦人方ご一行(主に婦人A)が必死に思い出そうとしてた女優さんの名前を、親切心から僕も考えるようになった。芸能関連についてあまり詳しくないけれど。
やがて乗り換え駅に着き、やむを得ず席を立ったのだが、もっと早くに席を譲って話を分断する環境(一人着席させる)にすれば良かったかも知れぬ。「こういうのほんと出てこなくなるわよねぇ」で諦めてしまったご婦人たちの思考を引き継ぐ形で、今日一日「誰だろう?」と思いを巡らすことになるのだろうか?そんな命題を半径5mにいる人たちに投げかけたまま、既にまったく別の話題で盛り上がっているご婦人ご一行を背に、それぞれの仕事へと向かうのだった。
せめてその場でスマホ等で調べて答えを導き出してほしかったなぁ。結局誰なんでしょ?
1月某日、神奈川県と藤沢・鎌倉両市、JR東日本の4者がいよいよ「村岡新駅(仮称)」の本格的な工事に着手したらしい。地元の人や利害関係者以外は「村岡新駅」って何ソレ、という方が多いと思うのですが、JR東日本管内の東海道線の駅としては熱海駅以来100年ぶりの新駅開業という、なかなかインパクトのある話題。大船駅と藤沢駅の間(やや藤沢寄り)にその昔貨物駅があって、地元の人ならわかる(地元の人しか知らない)TSUTAYAがある辺りなのですが、そこに新しい駅作っちゃいますよ、ついでに駅周辺の再開発もやりますよ、というプロジェクトです。
住所としては藤沢市なので、鎌倉市は関係ないだろ、と思うのですが、ちょうど市の境にあたるエリアで、柏尾川を挟んだ対岸の鎌倉市側は「旧国鉄清算事業団用地およびJR鎌倉総合車両センター跡地」という長ったらしい名称の、早い話が「広大な空き地」が広がってます。もったいないから一部を「みんなの鳩サブレースタジアム」というサッカーをはじめとしたスポーツ全般で使える人工芝のグラウンドを暫定で営業していたくらい(昨年11月24日に営業終了)。
鎌倉市ときたら、市役所本庁舎や消防本部・消防署をこの深沢空き地エリアに移転させ、さらにはスポーツ施設、商業施設、都市型住宅等を整備するビッグな計画をしていて、どさくさ紛れに近接駅ではあるもののあくまで隣の市にできる新駅の費用まで予算として計上している感じ。具体的には、新駅にかかる費用が総工費159億円と見積もられていて、県が30%、JR東日本が15%を負担し、残りの27.5%ずつを鎌倉、藤沢の両市が負担するらしいので、鎌倉市は隣の市の駅のために約44億円も拠出することになるようで、そりゃ一部を除いて市民の理解を余り得られそうにないような案件ではなかろうか。例によって予算の見積りも甘いかも知れないし。
また、昨年末の東洋経済の配信記事で詳しく取り上げられているが、この新駅設置で誰が一番得をするかというと、近くにある「湘南アイパーク」に絡んでいる武田薬品や三菱商事なわけで、「企業に儲けさせるために市の予算を投入するのはおかしい」となるのです。そりゃそうだ。メリットを享受するのであれば対価を支払え、とトランプも言うでしょうね。
ついでに、鎌倉市役所を新駅が出来たとてそれほど利便性が良いとは言えない深沢に移転するのも莫大な費用がかかる上に、移転すべき根拠もいまいちで、移転推進・反対で真っ二つに分かれていて計画がちっとも前に進んでいない状況のようです。僕は今のところ市長の説明が不足しており、まだまだ納得感が無いので移転の必要ないのでは?という意見。ちなみに村岡新駅ができた場合、僕個人が享受できる利点としては、うーん、そうだなぁ、大船よりも少し自宅に近いので、横須賀線が運休したり鎌倉までの終電を逃したり、もしくは大船乗り換えせずに乗り過ごした時などに少しだけ帰路が楽になるくらいでしょうか。
なんだか「見切り発車」で新駅の着工を開始した予感がしないでもない。