7月某日、茨城県日立市の森島酒造から「森嶋 雄町 純米大吟醸」。
グラスに入れた瞬間から純米大吟醸らしいフレッシュな果実を思わせる香りが華やかに広がります。一口飲めば上質で丸みのある柔らかな口当たり。そして優しい酸味とバランスの良い旨味、後味はすっきりドライでキレが良い。キンキンに冷やして食前でも食中でも食後でも。
自宅で友人を招いてあっという間に飲み干してしまいました。生酒もあるようなので、出会えたならばそれも試してみたい1本。
6月某日、今日のとん活は大船の「とんかつ専門店 花むら」の厚切りとろロースかつ定食。
台風5号のウネリは空振りだったけれど、それでも2時間海に入って腹ペコな状態だったので、しっかりがっつり栄養補給。
その店構えから和幸やさぼてんみたいなチェーン店かと思ったら単独店っぽい。結構美味しいらしいという評判は入ってきていたものの、ようやく本日初入店でした。厚切りのロースは衣もしっかりついていて、それでいてベタベタはせずに豚の脂の甘みと引き締まったジューシーな肉組織部分が口の中で解けていく有様は都内の有名店にも引けを取らないと思う。
そのままでも良し、塩でも良し、すりごまと辛子を和えたソースでも良しと味変も楽しめ、良い意味で期待を裏切る駅前のとんかつ店でした。また行こう。
6月某日、我が家のリビングにはヨギボープレミアムの巨大なビーズソファがありますが、ゴロゴロ寝そべってしまうのと、そもそも姫(トイプードル)の所有物になっていることもあって、これとは別にくつろげるアイテムが必要かなぁと。
ウッドデッキでBBQする際にも使えそうな、アウトドア系の折り畳めるチェアを買っても良いかなということになり(室内でも屋外でも使える)、Helinoxのタクティカルチェアあたりを候補にあげていました。
そんな状況で先日辻堂のロンハーマンへふらっと入ったらLafumaのバタフライチェアが展示されており、キャンバス地のシートの色目やサイズ感が気に入って赤と黄を一脚ずつ購入しました。
広々としていて座り心地も良く、結局うつらうつらと船を漕いでしまいますが、それだけリラックスできるということで。なかなか良いお買い物をしました。
6月某日、前回に続けて愛知県名古屋市の萬乗醸造から、醸し人九平次の山田錦をば。
EAU DU DÉSIRとはフランス語で「希望の水」。雄町に比べて柔らかかつ繊細な味わい。開栓直後からどんどん飲み口が変化していくのを楽しめる、生きたお酒と言えましょう。相変わらず九平次は安定の美味しさ。
ラベルは裏切らない、まさに酒の一滴は血の一滴。
6月某日、久しぶりのとん活は銀座の老舗(昭和2年創業!)、「銀座梅林」の黒豚スペシャルカツ丼。
パラブーツのリペアと妻のスタンスミス2足買いのためにGINZA SIXへ。夕方中途半端な時間ながら猛烈にお腹が減ってしまい(お昼ごはんを食べ損ねた)、早めの晩ご飯、もとい文字通りの夕ご飯を食べようということになって、GINZA SIXからほど近い梅林へ行きました(ビル改装のため仮店舗で営業中)。
銀カツ定食など、いつもなら「とんかつ」の定食ものに食指が伸びるところ、今日は絶対卵とじのカツ丼気分だったため、梅林のカツ丼メニューの中でも最上級に君臨する「黒豚スペシャルカツ丼」をオーダー。
ちなみに無印のカツ丼はロース65gのスタンダードなタイプ、スペシャルカツ丼はヒレ80gの半熟卵乗せなのですが、この黒豚スペシャルにすると黒豚最上ロース100gに半熟卵が乗っかるまさにスペシャリテ。
丼の蓋を厳かに開けると、食欲をそそるふわっとした香りにまずやられ、箸をゆっくりと丼頂上の半熟卵に挿し入れると、コクの深い出汁が滲む卵とじカツの上から半熟の黄身がとろーりと流れ出して、食べ応えも栄養価もMAX、もはや完全食。
せっかく銀座に来たんだもの、ちょっと贅沢に美味しいもの食べないとね。