カテゴリー: diary

  • ル・コルビュジエの休暇小屋を訪ねる(続き)

    8月某日、先月の旅にて。3.66m四方、8畳程度のわずかな空間に必要最低限の暮らしの設備。どれだけ削ぎ落して生活ができるか、の実験も兼ねていたのでしょうかね。上の写真、ベッドにもなる台の横に小窓があります。朝、起きるとここから光が射してくる、そんな明かり取りの窓。

    簡易的な洗面台。

    ダイニングテーブル。しかし実際は食事はここで採らずに隣のレストランに足しげく通っていたようです(ガイドさんがそんなようなことをフランス語と英語で言っていました)。

    壁に描かれた絵にコルビュジエのサインを発見!

    小屋の扉を開けると、地中海を見下ろせるようになっていました。

    数々の巨大なプロジェクトを手がけたル・コルビュジエが晩年、この海で心臓発作で亡くなるまで好んで過ごしたとされる丸太小屋。彼にとっては「終の住処」となったここを訪れるのが今回の南仏旅行の目的の一つだったので、感慨もひとしおでした。

  • ル・コルビュジエの休暇小屋を訪ねる

    8月某日、先月の旅にて。朝の8時前、ニース・ヴィル(Nice-Ville)駅からモナコ・マントン方面の列車を待ちます。

    地中海の小国、モナコを通過してカップ・マルタン・ロクブリュヌ(Cap Martin-Roquebrune)駅へ到着。周囲は自然の他には何も無い、村の駅。

    ここから、線路沿いの遊歩道 Promenade Le Corbusier を下って行くと小さな丸太小屋がありました。ここが今日の目的地、ル・コルビュジエの休暇小屋です。

    雑誌などの写真でしか見たことがありませんでしたが、実際本当にミニマムな家。

  • トラムと旧市街

    8月某日、先月の旅にて。ニースでは2007年に開業したトラムが走っています。結構頻繁なダイヤで行き来しているし、メインストリートを走っているので、良く見かけます。

    ニースの旧市街地。ここは海岸線のリゾート気分から一転、庶民的な雰囲気が漂っています。地元に住む人はもちろんのこと、観光客も集まって賑わいをみせていました。

    行列ができているカフェ。僕らもここでパンバーニャ(Pan Bagnat)と地元名物のピサラディエール(Pissaladiere)のランチをいただきました。

    人でいっぱい!

    サレヤ広場(Cours Saleya)では、それぞれのお店が道路にパラソルと椅子を出していて、みんな青空の下で食事やお酒を楽しんでいました。

    ニースのメインストリート、ジャン・メドサン通り(Av. Jean-Médecin)でまたトラムに出会いました。

  • 城趾からの下り

    8月某日、先月の旅にて。城趾公園からの下り、建物と塀とツタの感じが自然でなんか良いなぁと思っていたら、この建物は墓地の中のものだということが後ほど判明。でも雰囲気が良い。

    通りに面した事務所。

    集合住宅一つとっても、ベランダの植栽が参考になります。鎌倉の自邸、外構の工事は一応終わったけれど、まだ花や緑で彩るところまではいっていないので。

  • ニース港

    8月某日、先月の旅にて。海岸から城趾公園(Le Chateau)のある岸壁を挟んで反対側に、ニースの港を一望することができました。

  • 紺碧海岸

    7月某日、とにかく、Côte d’Azur というだけあって、海の青さが素晴らしい。

    日除けのパラソルもいちいち洒落ている。昔観た映画の一幕のよう。

    ちなみに、ニースは砂浜ではなく、こんな感じの石ころの海岸です。裸足だとちょっと痛いからビーサン必須!

    海岸沿いの遊歩道。

    おもいおもいにバケーションを楽しむ海。鎌倉の姉妹都市っていうのも尚良し。

  • 朝のCaféと散歩道

    7月某日、カフェの本場フランス。パリじゃなくてもそこら中でのんびり朝食を楽しんでいる人たちでいっぱい。天気も良く朝日が本当にまぶしい。

    僕らもニース在住歴のある知人に教えてもらった、美味しいパン屋さんを探しに散歩するのです。

  • 鎌倉の花火大会

    7月某日、鎌倉へ越してきて四年、初めて鎌倉の花火大会を見物しました。

    東京湾とか隅田川とかみたいに何万発も上がるような派手なものでは無いけど、地元の花火大会ってのは情緒もあってなかなか良かったです。

    来年はもっとちゃんと準備して見物しようかな。

  • 渡仏(一時英国)

    7月某日、今年は久しぶりに長期休暇をとり、コート・ダジュール(Côte d’Azur)へ行ってきました。7月8日(妻から遅れること2日、つまり現地集合!)の早朝、曇天模様の鎌倉でスーツケースをゴロゴロ転がしていたのは私です。朝から騒々しくて申し訳ない。

    成田空港。今回はエールフランスではなくブリティッシュ・エアウェイズ、ロンドン・ヒースロー空港(Heathrow Airport)経由でニースへ向かいます。頭の中のBGMはもちろん「北ウイング」(北ウイングではないけど)。

    今回滞在するニース(Nice)の最寄りの空港は、ニース・コート・ダジュール国際空港(Nice Côte d’Azur International Airport)という、そのまんまの名前の空港です。パリ経由でももちろん行けますが、今回は飛行機のチケットの兼ね合いでロンドン経由に。たぶん、ほとんど時間は変わらないような気がします。

    一人で映画(観ていなかったライアーゲームとか)をだらだら観たり、ワインを飲んだり、成田で買った推理小説を読んだり、少しうたた寝しながら12時間、ようやくロンドンに到着。

    東欧は行ったことあるのですが、フランスは今回初めて行きます。ついでに経由地のイギリスも初めて。女王陛下の国は、空港も何となく貫禄があるように感じました。ちゃっかりイギリスにも足を踏み入れたというお話。

    予定より15分遅れで、目的地ニースへ向かいます。

    ここから2時間程度、あっという間に着きました。空港で2日前に現地入りしていた妻と合流(現地時間21時)、ホテルのある市街地へ向かいたくてもバスが来ず、1時間以上待たされてようやくバスに乗ってチェックインしました。飛行機ではあまり眠れず、ワインも飲んでいたので徹夜明け、2日目の夜のような感じでベットへ入りました。ニース初日は夜到着ということもあり、こんなものでした。

    2日目からはもちろん、精力的に色々とコート・ダジュールでのバカンスを満喫したので、次回は滞在中の写真とエピソードなど書こうかな、と。

    続く。