8月某日、最近若いころの、といっても学生の頃までやっていた競技のことを、寝ているときにあまり夢で見なくなりました。
一線を退いてからしばらくの間、社会人になってからもたまに「はっ、さっさと起きて行かなきゃっ!」とか、休み明けの月曜日の明け方とかにふと目覚めて、「朝になったらまた練習の日々が始まる…」とか寝ぼけて憂鬱になるといったことが頻繁にありました。正直、思い出すと吐き気を催すくらいなことも。
スポーツやっていて良かったと思うことが多いし、それに救われていることも今となっては多々あると思います。もうその世界には関わりがほとんどありませんが、たまにテレビとかでやっていると、ふとその頃を思い出します。感傷にひたるのではなく、むしろ「良くあんなに過酷な生活を送れていたなぁ」とか「自分なりには良く続いた方だ」と感心するような感じでしょうか。
現役をもっと長く続けること、引退しても何らかの形で携わること、そういう全てを、誤解を恐れずいうなれば「捨てて」、もとい、自分なりにそれを土台に新しい日々を生きることを選択したからこそ今の自分がいるわけで、良いことばかりではなく、嫌な思い出もたくさんあるのは確かですが、ようやく向き合えるようになってきたのかなぁと。
だんだん年齢とともに老いていくのも癪だし、たるんでいる体に喝を入れるべくランニングを始めました。朝、出勤前の由比ヶ浜ランです。なかなか毎日は難しいけれど、体が締まってきた気がします。まぁ元スポーツ選手の端くれとして、体の動かし方は体が覚えているだろうと。
基礎体力をつけたら、マリンスポーツデビューだな。
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