Brico は器用仕事とも訳されるフランス語の Bricolage から名付けました。
「いつか何かの(誰かの)役に立つ」モノを寄せ集めてカタチにすれば、まだ気づかない新しい価値を見出せるかも知れない。
ありあわせの材料とアイデアで暮らしを豊かにする事を目指して。
Brico は器用仕事とも訳されるフランス語の Bricolage から名付けました。
「いつか何かの(誰かの)役に立つ」モノを寄せ集めてカタチにすれば、まだ気づかない新しい価値を見出せるかも知れない。
ありあわせの材料とアイデアで暮らしを豊かにする事を目指して。
3月某日、話題作「オッペンハイマー」のIMAX版を劇場で鑑賞する。広島・長崎の直接描写が無いから問題作とも評されているようだが、主人公の博士の一人称でいくつかの時間を超えて紡がれる物語であり、博士は実際の被爆地の惨状をスライドすら直視できなかったとされるので、あえて日本のシーンを入れずに表現しているのだろう。ノーラン作品ゆえの圧倒的な映像美にただ感嘆する。研究者としての探求と成果を戦場で使用されたことによる葛藤を余計な説明や解説をすることなく、淡々と進められていく3時間は「面白かった」という感想が陳腐な言葉にしかならず、見終わった後もひたすら考えるところが多い、鑑賞者の内面に訴えかける傑作だと思ったのだった。
3月某日、週末の夕飯はゆっくりと家でワインを楽しみたい。数年日本酒を飲み続けていたせいか、ワイン、それもロゼに嗜好が振り戻しつつある(もちろん、日本酒も相変わらず飲んでいるが)。しっかりした固さのバゲットも食べたいよねと、買い物のために横浜へ向かいつつ、途中駅で早めランチに豚骨ラーメンを堪能。
横浜にて、最近お気に入りのブラフベーカリーのバゲットがちょうどお店へ届いたところを確保する。そしてタイユヴァンでロゼワインを買い、帰りにスーパーマーケットで葉物とトマト、アンチョビなどを購入し、サラダ・ニソワーズの材料を揃える。あとは夕方のAino(トイプードル・6才)とのお散歩ついでに近所で生ハムでもオーダーすれば、なかなかの宴が催せるでしょう。
少し残っていた赤ワインから始めることにした。
3月某日、どうやらプロ野球が開幕。開幕カードはジャイアンツ戦で、いきなり自称伝統の一戦カードになる。タイガースは日本一になった昨年からドラフトと新外国人くらいしか新しい戦力追加はなく、まだ若いチームなのでそれぞれの上積みを期待したいところ。
また会社帰り、もしくは残業中にradikoのエリアフリー配信でMBSベースボールパークにお世話になる時期がやってきた感じ。応援しようじゃないか。
あ、今夜は東京ドームだからMBSじゃなくても良いのか…って聴き始めたら点を取られ出しとる。おいおい、しっかりせえよ。
追記:その後追加点も取られ、打線は4安打と振るわずシャットアウト負けでシーズン初戦を落とす。まぁええわ。
3月某日、ほぼ一日中htmlをゴリゴリ書いていた。特に目立ったトラブルや顧客対応が無かったので結構捗ったのが幸い。
せっかく鍼でほぐしたのに腱鞘炎になりそうだ。目も疲れたし今日はここまで。
3月某日、今年度中にあと1日有給休暇を消化する必要があって今日をお休みとし、何とかギリギリクリアする。休暇を取得すべしと社員の皆さんに働きかけているのに自分が休めていなければ示しがつかないというもの。
今年の初めくらいから朝起きると右手の薬指が曲がったまま動かない、いわゆる「ばね指」症状が続いていて、しばらくすると少しずつ動くようになるのだけれど曲げ伸ばしに引っかかりを感じている。薬指が曲がったままだと顔もまともに洗う事が出来ず、せっかく取った今日のお休みを最大限活用すべく久しぶりに鍼灸院へ行くことにする。
手技と電気鍼でだいぶ改善。日常の家で出来るケア方法も伝授していただき、しばらく様子を見ることにする。鎌倉のゴッドハンドここに在り。
ここ最近では久しぶりに雲ひとつない晴天で、昼の日向は上着が要らないほど暖かいので、妻と犬を連れて極楽寺のカフェまで散歩を楽しむ。初めて行ったそのカフェは建物も洒落ておりトマトケチャップたっぷりのナポリタンをお昼ご飯として貪り食べた。
太めのモチモチスパゲッティも食べ応えあり、まさに喫茶店の味わいといった趣きで大満足のランチになったので、また犬連れで散歩の途中に寄りたいと思う。カプチーノも美味しかった。
束の間の良い休日。
3月某日、地元では一番旨い肴をいただけると評判の居酒屋で、昔メニューにあった鳥の唐揚げと炒飯が今夜限りの復活ということで、仕事を早く切り上げて鎌倉へ帰ることにする。こういう時に限って手前の駅で人が立ち入ったとかで電車が運転見合わせになっており、予約の時間には行けそうもない状況にどうしようもなく憤りを感じる。「お客様転落」ではなく「人立ち入り」とアナウンスしていることから、不法行為の匂いがぷんぷんしていて僕はプンプンしながら電車を待っている。
迷惑な奴だ。
3月某日、小雨のぱらつく昼下がりに由比ヶ浜大通りのカフェで妻と待ち合わせる。ここのミルクフランスはしっかりとバゲットが焼かれていて好物なのだけど、あいにく本日のラインナップには無かった。その代わりに甘くてとろけるフレンチトーストとアメリカーノをいただく。
何でも、来店前日に電話でお願いをすればミルクフランスを作ってくれるとかで、そんなオーダーメイドもあるものなのかと感心しつつ今のところ半信半疑で、たぶん材料と余裕があれば受け付けてくれるということなのだろう。
カフェを出て近くに最近オープンした眼鏡店へ。亡き坂本龍一が晩年愛用していたジャック・デュランのメガネを物色する。今はクルクルパーマをかけているけど元々地味な顔立ちの僕にパンチが効いていて、なかなか良いかなぁと思う。
カメマンネンという鯖江のメガネもあり、クラシックな佇まいの丸型にも心が揺さぶられ、日仏どちらのプロダクトにしようかと天秤にかけるもう1人の自分がいる状態。先日スーツを買ったばかりなので実際に買うのは少し後にしようと思うのだが、スタッフの人も親切丁寧で良い店がまた一つ鎌倉に出来たなぁと嬉しくなって店を出た。
帰り道もやはり雨だった。