貴志祐介「新世界より」読了

10月某日、貴志祐介の大長編SF「新世界より」を読み終える。ダークファンタジーもので、かつ主人公の成長物語でもあるこの作品。各種の設定や作中の用語を抑えるまで少し難解で時間を要するものの、特に中盤以降の怒涛の展開はかなり読み応えあり。まぁ作品のボリューム自体相当なものなのだけど。

昔読んだ「漂流教室」とか最近だと「進撃の巨人」なんかにも通ずる世界観(個人の感想です)で、あっという間に読み進めることができた感じ。こんな作品を書いてみたいものだ。