3月某日、それは確か小学校5年生の時だったかと思うので、かれこれ30年以上前のことになります。学校には行ったものの午前中からお腹が痛く、給食も食べずに早退して家へ帰ってきました。
家の近くの小さな診療所へ行き、まぁ風邪の類でしょうな、との診断を受けて家で寝込んでいたところ、処方された薬を飲んでも一向に腹痛は治まらないわ、どんどん熱は上がっていくわで、普段は結構能天気な家族もこいつはおかしいと言うことになり、夜の10時頃だったか15分ほど歩いて総合病院へ行きました。
診断結果は虫垂炎。いわゆる盲腸というやつで、しかも破裂して腹膜炎になりかけている中々の重症具合でした。緊急手術で開腹して盲腸を取り除き、その後1週間くらい入院していたかと思います。全身麻酔なんてその時が最初で最後の経験、麻酔から目覚めてきた時にかなりうなされたのを今でもはっきり覚えています。
時は過ぎて2023年の昨夜、配役が変わって今度は妻が虫垂炎で手術をうけました。おかげさまで経過は順調のようで何よりですが、盲腸で手術なんていう古の記憶が蘇って懐かしいような苦々しいような気分。
手術が夜の2時くらいだったので、入院の手続きやらで明け方まで病院にいることになり、一睡もしないまま帰宅してWBCの準決勝を時折寝落ちしながらも観て、また午後の面会の時間に病院へ行ったりしたので、相当ハードな春分の日となりました。
準決勝はとんでもない最高の試合になりましたね。今日は早く寝よう。
コメントを残す