9月某日、淡々粛々とマジックナンバーが減り(点灯直後に一瞬だけ消えたけれど後は一度も消えなかった)いよいよM1となって、地元甲子園球場で広島相手に完封リレーでしっかりと勝ち、2025年シーズンのペナントレース優勝を決めました。
藤川球児監督1年目で優勝ができたのは評価に値するし、夏場以降に独走状態になってからはベテラン勢の休養と若手の起用をバランスよく行い、今年だけではなく長期的な視野で采配できていたのでしょう。投手陣では先発がしっかりとゲームを作り、点を取られる気がしない石井もさることながら中継ぎ陣では及川の台頭が大きかったし、野手ではやっぱり森下・佐藤・大山の中軸の破壊力と熊谷の野球脳、そして扇の要である坂本が素晴らしかったと思う。注文を付けるのであれば、次世代のキャッチャーの準備かな。
史上最速の優勝決定という事で、クライマックスシリーズまでかなり時間が空いてしまう事が少し気がかり。2位から5位は混戦なので一戦一戦必死にぶつかってくるだろうから若手に対して育成の場をじっくり与えられる良い期間になるのだけれど、レギュラー陣はリフレッシュしつつも真剣勝負のゲーム感をもう一度、10月に状態MAXに持っていかねばならず、首脳陣のマネジメントが求められるでしょう。
でもタイトルかかっている選手も多いから、最後まで主戦級は出続けることになるかと思います。ケガだけは気を付けて。
とりあえず、まずは一つ獲ったので、クライマックスシリーズもしっかり勝ち、日本シリーズに向かってもらいたいところです。
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