暖機運転

1月某日、今週から2025年の仕事が始まり、通常よりも若干混雑している電車に揺られて通勤し始めた人も多いでしょう。もちろん、僕もその中の人なのですが、新年最初の一週間はあまり生産性が高いとは言えない期間であることが多い。

社内外問わず、年が明けて最初に顔を合わせたりメールや電話でコミュニケーションをとる際には必ず新年のご挨拶の定型文から始まり、ついでに「休みの間はどうだったのよ」という若干プライベートな話題に踏み込むこともあったりして、「まぁ今年もどうぞよろしく」的な締めを交わすこと×出会った人数分だけこなす。

そして、年末年始の休みが長ければ長いほど山のように受信トレイに放り込まれているスパムメールを容赦なく迷惑メールフォルダへ振り分け、ダイレクトメールや、たまに入ってくる休みの間に休日出勤された方の連絡メールに目を通すくらいで初日はあっという間に終わる。

二日目以降も「一年の計は何とやら、さて今年はこんな事やりましょうか」みたいな感覚で社内の打ち合わせやクライアントへの挨拶回り&打ち合わせが何度か試行され、ようやく休み惚けから回復して社会復帰できそうなメンタルになる頃すでに1週間が経過してしまい、成人の日を含めた3連休になる。

暖機運転(だんきうんてん)とは、機械を始動した直後などに低負荷での運転を一定時間行うことをいう。単に暖機と呼ばれることもある。(出典:Wikipedia「暖機運転」)

Wikipediaで記述されているように、まさに正月休み明けは暖機運転をしながら、低負荷で徐々に仕事に慣れていく期間として設定されているような気がするのです。僕だけではなくこのような状態の社会人も実は多いんじゃなかろうか。そして本来のパフォーマンスを発揮できるようにする準備をする感じ。さっさと100%で動けと思うんだけれど、なかなかね。

そんな空気の中、今日も朝からクライアントと打ち合わせ、午後も社内打ち合わせ、間に採用面接が入ってからの社内打ち合わせというスケジュールで、今年も予定調和のごとく無事に最初の1週間が終わっていくのです。

来週から徐々に本気出そう。と世の中みんな思っているに違いない。

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