フィンランド語講座:新学期が始まりました

1月某日、今日からフィンランド語講座の新しいクラスが始まりました。

昨年の10月で一度クラスが終わっていたので、約2ヶ月ぶりの講座。それだけ期間が空いていたので、すっかり抜け落ちています。

今日は現在完了を含めた自己紹介と、道案内(観光案内)の会話でトレーニング。少しずつ思い出してきたけど、なかなか語彙が少なくて相変わらずのたどたどしさでした。

体験の人も含めて数人増えたので、賑やかに楽しくやっていけたら良いと思います。

フィンランド語講座:第14回目を受講。

10月某日、今年も残すところ3ヶ月を切りました。月並みな感想ですが、月日の経過が早く感じられます。

今週も都内でフィンランド語講座を受講してきました。

今日の講座でもっとも頭を使ったのが、二課分の教科書のテキストで、一人称、二人称で書かれている部分を、全て三人称でリライトする練習。

これまで「私」と「あなた」が主な会話の内容だったため、三人称がほとんど身についていない事を実感します。

おまけに前回、風邪をひいて講座を欠席していたため、いよいよ周りに置いていかれる危機感を持ち始めています。

ちゃんと復習しないとダメですな。

img_1227

午後にそごう横浜店へ商品を納入。昔から百貨店好きであります。

鎌倉へ戻って日没後、七里ガ浜まで約5キロのロードワークをこなして土曜日終了。

フィンランド語講座:第6回目を受講。

5月某日、教科書の会話のシチュエーションで、自分の家族を紹介するというシーンがあります。そこで今回のテーマは、様々な家族(続柄)の呼称をフィンランド語にしてみます。

まずは近いところから。

日本語 suomi
isä
äiti
両親 vanhemmat
veli
sisko
veli
sisko
兄弟 veli
姉妹 sisar
aviomies
vaimo
婿 vävy
miniä
lapsi
第一子 ensimmäinen lapsi
息子、男の子 poika
tytär
女の子 tyttö

こう見ると、なかなか馴染みのない単語ばかりで覚えるのが難しいですね。

フィンランド語講座:第5回目を受講。

5月某日、フィンランド語講座の第5回目。

Saanko häiritä? (お邪魔してもいいでしょうか?)

授業が始まる前に、早めに教室に来ている人たち同士で会話の練習をしています。その時にまず上記のようなお伺いをたてて、いざ練習。

さて今回の講義は、前回時間切れとなってしまった動詞の活用タイプ①〜④の続きです。実際の会話や文章で使われる動詞は、概ねその人称(主語)によって活用されています。

もしもその動詞が分からない、または忘れてしまった語句だった場合はもちろん辞書の出番となるわけですが、辞書に掲載されているのは動詞の原形(辞書形)です。

つまり、活用形から原形へ戻す規則を知らないと、いつまでたっても辞書でその語句を調べることができないのです。そこで辞書に掲載されている形へ戻す規則を習いました。

動詞タイプ①:語幹に -a/-ä をつける

大多数の動詞がこれに該当するようです。

人称/不定詞 puhua(話す) asua(住む) kysyä(尋ねる)
minä puhun asun kysyn
sinä puhut asut kysyt
hän puhuu asuu kysyy
me puhumme asumme kysymme
te puhutte asutte kysytte
he puhuvat asuvat kysyvät

動詞タイプ②:語幹に -da/-dä をつける

動詞タイプ①の規則に則った場合、不定詞の最後に母音が3つ重なってしまう場合は -da/-dä をつけます。

人称/不定詞 juoda(飲む) syö(食べる)
minä juon syön
sinä juot syöt
hän juo syö
me juomme syömme
te juotte syötte
he juovat syövät

語幹となる部分を取り出す際の注意点として、三人称単数は語幹語尾の母音を伸ばさない(つまり語幹そのまま)活用になっています。

動詞タイプ③:活用語尾と “e” を取り、語幹最後の子音を重ねてから -a/-ä をつける(ただし -ssa/-ssä になる場合は -sta/-stä となる)

この辺りからややこしさが垣間見えてきます。

tulla(来る) mennä(行く) purra(噛む) nousta(起きる)
tulen menen puren nousen
tulet menet puret nouset
tulee menee puree nousee
tulemme menemme puremme nousemme
tulette menette purette nousette
tulevat menevät purevat nousevat

活用語尾を取ったら最後が “e” で終わる場合、この動詞タイプ③を疑えばいいみたいです。疑えば、ということは絶対ではないということです(未だ習っていない動詞タイプで例外があるようです)。

動詞タイプ④:活用語尾と “a” を取り、-ta/-tä をつける

haluta(欲しい) siivota(掃除する) herä(目覚める)
haluan siivoan herään
haluat siivoat heräät
haluaa siivoaa herää
haluamme siivoamme heräämme
haluatte siivoatte heräätte
haluavat siivoavat heräävät

活用語尾を取ったら最後が “a/ä” で終わる場合で、動詞タイプ①で辞書に出てこない場合はこの動詞タイプ④を疑えばいいみたいです。疑えば、というからにはタイプ③同様に例外もあるということでしょうね。

まだ教科書としても出てきた単語はごくごくわずかなこともあり、上記のルールで不定詞を割り出すことができるような気になっていますが、今後様々な形で活用された動詞が文中や会話で出てきた場合、果たしてきちんと辞書がひけるようになるのか、一抹の不安を覚えますね。

フィンランド語講座:第4回目を受講。

5月某日、フィンランド語講座の第4回目。

春の大型連休を挟んだため、3週間ぶりの開講となりました。その間に課題として出ていた第1課〜第3課までの内容と数詞の復習から講義が始まります。

数詞に関してはまだ頭の中で変換されるまで時間がかかるものの、二桁までの数字は覚えられている感じです。とりあえずは最低限の課題クリアかな。

本日は教科書の第4課へ入っていきました。「食べる・来る・欲しい」というよく使いそうな基本動詞から新たな動詞タイプを学んでいくようです。

まずは前回習った動詞タイプ①の現在形からおさらいです。不定詞は辞書の見出しになっている形ですね。

動詞タイプ①「不定詞の最後に母音が2つある動詞」

人称/不定詞 puhua(話す) asua(住む) kysyä(尋ねる)
minä puhun asun kysyn
sinä puhut asut kysyt
hän puhuu asuu kysyy
me puhumme asumme kysymme
te puhutte asutte kysytte
he puhuvat asuvat kysyvät

現在形は不定詞から最後の-a/-äを取った形が語幹になり、それぞれの人称語尾をつけます。三人称単数は人称語尾はなく、語幹語尾の母音を伸ばします。うん、まぁこれはとりあえず理解できています。それでは第4課で出てくる他の動詞タイプも見てみましょう。

動詞タイプ②「不定詞の最後が -da/-dä の動詞」

人称/不定詞 juoda(飲む) syödä(食べる)
minä juon syön
sinä juot syöt
hän juo syö
me juomme syömme
te juotte syötte
he juovat syövät

現在形は不定詞の語尾-da/-däを取った形が語幹になり、それぞれの人称語尾をつけます。ただし、三人称単数はタイプ①と異なり語幹語尾の母音を伸ばさない(つまり語幹そのまま)になるようです。

動詞タイプ③「不定詞の最後が -la/-lä, -na/-nä, -ra/-rä, -sta/-stä の動詞」

tulla(来る) mennä(行く) purra(噛む) nousta(起きる)
tulen menen puren nousen
tulet menet puret nouset
tulee menee puree nousee
tulemme menemme puremme nousemme
tulette menette purette nousette
tulevat menevät purevat nousevat

人称代名詞は省略しています。現在形は不定詞の語尾-la/-lä, -na/-nä, -ra/-rä, -sta/-stäを取り、残った語幹にeをつけてから人称語尾をつけます(三人称単数は語幹語尾を伸ばす)。

動詞タイプ④「不定詞の最後が 母音(a/ä, o, u)+ -ta/-tä の動詞」

haluta(欲しい) siivota(掃除する) herätä(目覚める)
haluan siivoan herään
haluat siivoat heräät
haluaa siivoaa herää
haluamme siivoamme heräämme
haluatte siivoatte heräätte
haluavat siivoavat heräävät

人称代名詞は省略しています。現在形は不定詞の語尾-ta/-täを取り、残った語幹にa/äをつけてから人称語尾をつけます(三人称単数は語幹語尾を伸ばす)。
ただし、a/äをつけた結果、語幹の終わりが長母音(aa/ää)になった場合は三人称単数で語幹語尾の母音を伸ばさない(つまり語幹そのまま)ようにします。三重母音(同じ母音が3つ続く)を避ければ良いとのこと。

今後の課題

これまで書いてきたように、動詞タイプによって活用の方法が変わるのはそのまま覚えるのみだと思うのですが、問題は分からない単語(動詞)が出てきたときに辞書で調べる場合、その動詞の不定詞(辞書形)を導き出す方法です。

当然ながら辞書にはそれぞれの人称で活用された形では載っていないので、不定詞を作るためのルールを覚えなければいけないですね。本日の講義では時間切れとなってしまいましたので、また次回以降しっかりと学んでいこうと思います。

フィンランド語の数詞について

5月某日、連休期間の課題のひとつ、2桁のフィンランド語の数詞を覚えること。とりあえずは書き出してみましょう。

0〜10

数字 フィンランド語 英語
0 nolla zero
1 yksi one
2 kaksi two
3 kolme three
4 neljä four
5 viisi five
6 kuusi six
7 seitsemän seven
8 kahdeksan eight
9 yhdeksän nine
10 kymmenen ten

全然英語と違いますね。しかも馴染みがありません。暗記するしかなさそう。

11〜19

数字 フィンランド語 英語
11 yksitoista eleven
12 kaksitoista twelve
13 kolmetoista thirteen
14 neljätoista fourteen
15 viisitoista fifteen
16 kuusitoista sixteen
17 seitsemäntoista seventeen
18 kahdeksantoista eighteen
19 yhdeksantoista nineteen

10台は英語の〜teenみたいに1〜9までの数詞に続けて “toista” をつけます。でもここではフィンランド語の基本ルールである母音調和はしないのですね(たとえば14が “neljätöistä” とはならない)。熟語のような扱いなのでしょうか。

20〜

数字 フィンランド語 英語
20 kaksikymmentä twenty
21 kaksikymmentäyksi twenty-one
30 kolmekymmentä thirty
40 neljäkymmentä forty
50 viisikymmentä fifty
60 kuusikymmentä sixty
70 seitsemänkymmentä seventy
80 kahdeksankymmentä eighty
90 yhdeksänkymmentä ninety
100 sata hundred

20以上は十の位の言い方を覚えれば、それに一の位を続けるだけで良さそうです。十の位も〜kymmentäという形にすれば良いのでそれほど苦労はなさそう。

なぜか、10〜19だけは数詞に続けて “toista” をつけるというルールになっているので、それが例外的な感じがします。

二桁までの数字がランダムに現れたとき、コンマ3秒くらいでぱっと答えられるようにならないとダメですね。今の所、え〜っと、う〜んっと、と考えてから答えが出てくるので、数字によっては2〜3秒かかっています。

フィンランド語講座:第3回目を受講。

4月某日、フィンランド語講座の第3回目。

先週は語順をひっくり返すだけの簡単な疑問文の作り方をやりました。今週はその発展で、疑問詞で始まる疑問文から入ります。

難しいことはなく、疑問詞を文頭において、その後に平叙文と同じ語順で主語と動詞を続ければOK。

Missä sinä asut? あなたはどこに住んでいますか?

Missä vessa on? お手洗いはどこですか?

上記の “missä” は「どこに?」という場所や存在を尋ねる疑問詞。このルールでいけるのであればたぶん、疑問詞のワード数を増やせれば様々な疑問文を作れるようになるのでしょうか。

そしていよいよフィンランド語習得への第一関門となりそうな「格」へと講義は進みます。今日はまず名詞の「内格形」、「接格形」です。

内格:-ssa/-ssä 〜の中に、〜の中で

“Asun Japanissa.” で「私は日本に住んでいます」になります(asua:住む)。また、先ほどの疑問詞と組み合わせた簡単な文は以下のような感じ。

“Missä kissa on?” 猫はどこにいる(kissa:猫)?
“Kissa on talossa.” 猫は家にいます(talo:家)。

接格:-lla/-llä 〜の上に、〜の上で

“Olemme nyt asemalla.” 私たちは今駅にいます(nyt:今、asema:駅)。

駅(asema)は「中」ではなく「上」というイメージらしい。地下鉄の駅でもそのようで、”asemassa” にはならないようです。なるほど分からん。イメージはもうそんなもんだと割り切って一つ一つ覚えていくしかなさそう。

また、答え(の予測)が “-ssa” であっても “-lla” であっても疑問詞「どこに?」は “Missä〜” だそうです。

その後、いわゆる動詞の現在形の活用へ。辞書で語句を探す際の見出しとなる動詞の形が「不定詞」です。不定詞はすべて “-a/-ä” で終わるみたい。基本的な人称語尾はこれまでに少しやったので、語幹となる部分が分かれば “-a/-ä” をつければ「不定詞」の完成となります。

以下の表が不定詞の最後に母音が2つあるタイプ(動詞タイプ1)の活用表となります(先頭行が辞書に載っている「不定詞」)。太字はなんとか覚えた人称語尾。

人称/不定詞 puhua(話す) asua(住む) kysyä(尋ねる)
minä puhun asun kysyn
sinä puhut asut kysyt
hän puhuu asuu kysyy
me puhumme asumme kysymme
te puhutte asutte kysytte
he puhuvat asuvat kysyvät

注意点は、3人称単数以外は所定の人称語尾をつける(3人称単数は語幹最後の母音を伸ばす)こと、母音調和に留意することくらいでしょうか。動詞の語彙を増やすのは当然のこと、ぱっと見ただけですぐに活用が出てくるくらいにならないと。そのためには辞書に載っている形である「不定詞」がきちんと抑えられてないとダメですね。

これから春の大型連休を控え、この講座も3週間後までお休みとなります。そこで学生時代以来の宿題が課されました。

これまでの3回の講座で習った(教科書の1課〜3課)内容に加えて、2桁(0〜99)の数詞を覚えること。

今日は長くなったのでまた次回、宿題となっている数詞について改めて取り上げます。

フィンランド語講座:第2回目を受講。

4月某日、今週はフィンランド語講座の第2回目。

簡単な疑問文の作り方と答え方を学びました。「はい、いいえ」で答えるような疑問文は以下のように作ります。

  • 主語と動詞の位置をひっくり返します(動詞を文頭に持ってきます)
  • 動詞の後ろに疑問付加詞(疑問小辞)の -ko/-kö をつけます

また、疑問文であっても最後にイントネーションを上げずに、淡々と平叙文と同様に読むそうです。

ちなみに、疑問付加詞は動詞だけに限らず、主語やその他の要素の語尾につけることで、疑問の対象を変えることができるようです。

疑問に関する答えとして、肯定ならば訊かれた動詞で答えるか、「はい(Kyllä)、ええ(Joo)」で答えればよく、否定ならばもちろん「いいえ(Ei)」で答えます。

ここら辺までは序の口も序の口なので、それほど難しくは無さそうですね。

また、国名や国籍、出身地、職業などの言葉をやや駆け足で教わりました。語彙についてはひたすら覚えるしかないので、単語帳アプリなどを駆使して身につけていくしか無さそう。外国語の習得にそれほど近道は無いんでしょうね。

フィンランド語講座:第1回目を受講。

4月某日、先日このblogにも書いたように、この春からフィンランド語を勉強します。

今日は初回の講座。基本的な挨拶、動詞の活用から始まりました。フィンランド語は動詞の活用や言葉の格変化がかなり特殊らしいけれど、会話だけに特化する事なく、文法もしっかりと教えてもらえそう。

読み方はローマ字読みすればOKなのですが、そもそも馴染みのあるフィンランド語の単語が日本で暮らしている以上余りありません。誰もが知っている言葉といったらサウナとムーミン位でしょうか。

語彙を増やす事、文法を少しずつ覚える事、講座と講座の間でどれだけ復習できるかにかかっていると思います。実際講師の方も「予習は不要、復習をできる限りやって下さい」と仰っておりました。

我々は夫婦で受講するので、なるべく普段の生活でフィンランド語で挨拶し合うとか、工夫をしながらやっていくしかないですね。

英語の勉強をもう一度

4月某日、この春からフィンランド語の教室に通うことになりました。

先日フィンランド現地へ行った時、同じアルファベットを使うにも関わらず、字面では何がなんだか全く見当がつかないフィンランド語に俄然興味が湧きました。

そこでちょうど4月より初級のコースが開講するのを見つけ、迷わず申し込み。

そもそも学生時代、第1外国語でフランス語を選択していた事もあって体系的に英語の勉強をしていません。

フィンランド語を勉強するにあたって、「英語でいうところの〜」といった状況があったらそこで躓かぬよう、桐原書店から出ている参考書「総合英語フォレスト」で改めて英語もやり直ししようと。

平日鎌倉から都内へ通勤するため電車に乗っている時間がちょうど50分くらい。高校の語学の授業1コマ分と換算して、少しずつ朝からお勉強しています。

「文の種類」、「動詞と文型」、「動詞と時制」、「完了形」、「助動詞」、「態」・・・と続いていて、何だか懐かしい気分に。問題集も解かないとね。