ル・コルビュジエの休暇小屋を訪ねる(続き)

3.66m四方、8畳程度のわずかな空間に必要最低限の暮らしの設備。どれだけ削ぎ落して生活ができるか、の実験も兼ねていたのでしょうかね。上の写真、ベッドにもなる台の横に小窓があります。朝、起きるとここから光が射してくる、そんな明かり取りの窓。

簡易的な洗面台。

ダイニングテーブル。しかし実際は食事はここで採らずに隣のレストランに足しげく通っていたようです(ガイドさんがそんなようなことをフランス語と英語で言っていました)。

壁に描かれた絵にコルビュジエのサインを発見!

小屋の扉を開けると、地中海を見下ろせるようになっていました。

数々の巨大なプロジェクトを手がけたル・コルビュジエが晩年、この海で心臓発作で亡くなるまで好んで過ごしたとされる丸太小屋。彼にとっては「終の住処」となったここを訪れるのが今回の南仏旅行の目的の一つだったので、感慨もひとしおでした。

ル・コルビュジエの休暇小屋を訪ねる

朝の8時前、ニース・ヴィル(Nice-Ville)駅からモナコ・マントン方面の列車を待ちます。

地中海の小国、モナコを通過してカップ・マルタン・ロクブリュヌ(Cap Martin-Roquebrune)駅へ到着。周囲は自然の他には何も無い、村の駅。

ここから、線路沿いの遊歩道 Promenade Le Corbusier を下って行くと小さな丸太小屋がありました。ここが今日の目的地、ル・コルビュジエの休暇小屋です。

雑誌などの写真でしか見たことがありませんでしたが、実際本当にミニマムな家。