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  • 食卓考(その1)

    2月某日、我が家にはずっとダイニングテーブルがありませんでした。食事やものを読み書きするような作業はもっぱら妻が田舎から持ってきてずっと使っていた年代物の炬燵(天板の裏が麻雀卓になるアレ)で。

    ただその炬燵も、北鎌倉に住んでいた頃にはコードをつけて電源を入れるとなんだかゴムが熱で溶けたような異臭を放つ状態に。こりゃ危険だということで、その後は単なる座卓として機能していました。

    床での生活も良いもの。畳や無垢材のフローリングならば直に素材に触れながら生活することになるので、その素材がもつあたたかみを肌で感じることができます。それに、視線が低くなることによって限られた空間を広く感じることができます。また、客人を招いた際に人数分椅子を用意する必要がなく、あいているスペースに座ってくつろいでもらえるという懐の深さも魅力的。さらに、乳幼児がいる家庭であれば食事の介助もしやすいし、椅子から転落する心配も無いという付加価値アリ。

    ただ個人的にはどうも食事がしづらかったのも事実。

    和食のような小鉢や茶碗を手に持って食べるスタイルの場合は、座卓でも全然問題ない。というか、昔から日本人はそうやって食事をしてきたわけで、むしろ自然な感じ。しかしこれが洋食系になると途端に食べづらくなるような気がするのです。正座をすればまだそんなに違和感は無いけれど、胡坐をかくと少し低く、体と卓との距離感も気になります。また、足を崩しているとだんだん姿勢も悪くなってしまい、行儀がよろしくない。腰痛保持者なので、これは至極改善したい。だったらいつも和食にすればいいじゃないかというわけにもいかず。

    家を建てる際には設計の段階でどのような生活スタイルを希望するか、ということが重要なファクターになってきます。仮に和のテイストを入れた設計であれば、メインとして床での生活を描くこともできます。

    座卓に限らず、たとえば掘り炬燵的に床レベルを一段下げたフロアを作り、そこにテーブルを配置することによって床での生活をすることも可能。床暖房なんて入れたならば、お尻がぽかぽかで気持ちが良いでしょう。

    でも我が家の場合は今回、2階リビングという選択。なかなか床レベルに変化をつけるというのは難しい。しかもどうにもこうにも和のテイストではありません。アイランドに磁器のシンクを入れたオープンキッチンを採用したため、座卓を使用して床での低い生活をするといった雰囲気にはならない。だから天命を全うした炬燵の代わりに新たにテーブルを用意しなくてはいけません。椅子もね。

    続く。

  • 大工道具を買い揃えました

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    2月某日、念願の大工道具が届きました。とりあえずの基本ツール。

    まずは家の周囲に放置されている建材を工作用と薪ストーブ用に選別してカットしなければ、いつまでたっても片付かない。週末に地道に作業を始めます。

  • 今年も夏がやって来る

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    7月某日、由比ケ浜海岸では、海の家の工事が進んでいます。ちょうど大工さん達がのんびり休憩していました。あと2週間もすれば本格的な夏が到来しますね。

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  • Curryは完売いたしました

    Curryは完売いたしました

    4月某日、日曜日に10食限定で作っていた謹製カレーですが、無事に千秋楽(最終日)を終えました。1週目・2週目は8食ずつ出てまぁまぁ順調な滑り出しでしたが3週目は寒さのためもありお客さんが余り来なかったので3食・・・。少し寂しい結果でした。

    最終日の25日は、前の週にHanacoがちょうど鎌倉特集で、カフェが紹介されていたこともあり、少しお客さんの入りを期待していました。結果、それほど新規のお客さんは来なかったようですが、これまで食べてくれた人がリピーターとして来て、またカレーを注文してくれました。

    おかげさまで大盤振る舞いの11食!(うち、3食は1.5倍相当の大盛り!!)。お鍋も空っぽで、最後を飾ることが出来ました。カレーを食べて下さった皆様、ありがとうございました。

    さすがに毎週10食作っていたら少し飽きたので、しばらくカレーは作らないような気がします。が、そのうちまた月イチ限定とかでやるなら良いかもなぁ。

  • カレー屋始めました(期間限定)

    カレー屋始めました(期間限定)

    4月某日、さて以前にも記事にしたように、4月の日曜日限定でカレー作ってます。

    今日は第1週目ということになり、正式にOPENしました。

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    ちなみに今日は天気が余り良くなく、お客さんの入りが若干芳しくなかったため、10食限定で8食しか出ませんでした(残念!!)。結果、めでたく我が家の夕飯になりました。

    あと3週です。そこそこ凝ったレシピなので、10人前のカレーを作るのは意外と手間がかかります。

    北鎌倉のお手紙カフェ「藤源治LABO」でやってます。予約も一応承りますので、売り切れが不安の場合(想定外)はご一報ください。

  • 北鎌倉のカフェでカレーを作ります(期間限定)

    3月某日、色々ないきさつがあり、北鎌倉のお手紙カフェ「藤源治LABO」にて4月の日曜日限定で僕の作るカレーを出すことになりました。水を使用せず、玉ねぎの旨味がぎゅっと凝縮されたこだわりのチキンカレーです。4月の企画メニューになります。

    なお、手際が悪いため一日10食程度の限定になります。お近くの方、ご興味がある方はぜひどうぞ。

  • アイツらが繁殖中

    7月某日、夏が来ました。とは言っても毎日すっきりしない天気ですが、湿気は知らぬ間にどんどん溜まっていっているのです。

    鎌倉も山と海に囲まれる土地柄、コンクリートに囲まれた東京とはまた違った自然の湿気に覆われます。湿気対策してますか? 我が家では賃貸移住する前から鎌倉は湿気がすごいという情報を持っていたにも関わらず、7月いっぱいまで特に対策をしてませんでした。せいぜい浴室と洗面の換気扇を回しっぱなしにするくらい。エアコンもエコ・節約という名のやせ我慢であまりつけないもんだから、1階の玄関・廊下・寝室にかけてはかなりのジメジメ感がありました。

    除湿機買わなきゃ買わなきゃと思っていた7月の終わり、クローゼットの衣服、特に皮のジャケットやダウン、スーツにとうとう奴らが。今までもレザーソールの革靴で発見したことはありました。でもソールのみだったので適当に払い落とし、歩いてみればすぐに取れるためにズボラをしてました。

    そう。奴らはカビちゃん。後手に回ったがここから逆襲してやる。

    続く。

  • 酒類解禁

    酒類解禁

    6月某日、今月の1日より大船のルミネの地下にある食品スーパーでお酒の販売が開始しています!

    平日に会社帰りに寄ることが多かったスーパーだけに、お酒が買えるのは嬉しい限り。でもなんで今まで売ってなかったんだろう。。。

    とりあえず安旨ワインのイベントをやっていたので買いました。ちょっと若い味でした(笑)。

  • 托鉢僧がやってきた

    6月某日、いつものように寝ぼけ眼で会社へ行く準備をしていると、何やら家の外が賑やかだ。

    ベランダから覗いてみると、円覚寺のたく鉢僧が各家庭を廻っていました。

    ちょうど家を出る間際に我が家の前で経文(?)を始めたもので、何となく出づらいタイミング。危うくいつもの電車へ乗り遅れるところでした。

    お布施をするのがスマートだったのか?でも古都・鎌倉らしいぜと思ったのでした。