Brico は器用仕事とも訳されるフランス語の Bricolage から名付けました。
「いつか何かの(誰かの)役に立つ」モノを寄せ集めてカタチにすれば、まだ気づかない新しい価値を見出せるかも知れない。
ありあわせの材料とアイデアで暮らしを豊かにする事を目指して。
Brico は器用仕事とも訳されるフランス語の Bricolage から名付けました。
「いつか何かの(誰かの)役に立つ」モノを寄せ集めてカタチにすれば、まだ気づかない新しい価値を見出せるかも知れない。
ありあわせの材料とアイデアで暮らしを豊かにする事を目指して。
1月某日、施主支給の中でも定番らしい「トイレ」。僕らもビルダーさんから自分たちで仕入れた方が安いと思うと言われたので施主支給しました。
さて、そのトイレ。最近はトイレに神様がいるようですね。それはともかくとして、日本のトイレは携帯電話と一緒で独自の進化をしているように思います。いわゆるシャワー付きトイレ、僕はあまり興味ありません。あぁ、でも日本だけではなく海外でもハリウッドセレブから火がついて評価が高くなっているようですね。
昔、小学生のころだからもう20年以上前ですが、とある友達の家で初めて見たウォシュレット(これTOTOの商品だけの名称)。用を足した後(小さい方です)にこのボタンは何だろうと押してみたらズボンがびしょ濡れに。完全にお漏らしをしたような濡れ具合になってしまい、恥ずかしくてトイレから出られなかったという苦い思い出をふと思い出します。そのころはまだお金持ちの家だとかホテルとかでしかシャワー付き見たことは無かったので、きっとその友達の家もお金持ちだったのでしょう。
まぁそれ以来、自分の尻は自分で拭く人生を歩んでいるので、実際に使用したことありません。だいたい自分の家ならまだしも、不特定多数の人が使っているトイレだと何となく清潔じゃないような気がします。抗菌だ除菌だとかいう機能の問題ではなく、生理的に受けつけないだもん、仕方がないじゃん。
それに、自然素材をふんだんに使った家になったので、余りメカメカしい近代的なトイレはマッチしないのです。いらない(家主が使用しない)機能が付いているせいで無駄に高い出費になるのも馬鹿馬鹿しい。
ちなみに、妻もシャワー付きトイレに抵抗がある人なので、うちは迷うことなく普通のトイレになりました。大手のTOTOにしてもINAXにしても、シャワーのついていないトイレの方が選択肢は少なく、本体と便座を組み合わせて注文できるTOTOのピュアレストというシリーズをセレクト。
ただし、何もこだわらなかったわけではありません。鎌倉の冬は意外に冷えるのですが、トイレに冷暖房なんてつけていないので便座のヒーター機能は欠かせません。それと、ニンニクをこよなく愛する僕のお通じ対策として、脱臭機能も付与。
便座だけささやかな贅沢をしてみました。
1月某日、家を建てた最後の最後で、産みの苦しみを味わっていました。この1ヶ月半ほど、いつから新居で暮らせるのか未定という精神衛生上よろしくない時間を過ごしていましたが、ようやく最後の砦を突破したことにより今週末に引っ越しをすることになりました。
なぜこんなに時間がかかったのかは色々とありまして。が、書くに書けない所謂オトナの事情というものが複雑に絡み合っていたので割愛します。あしからず。
というわけで、とりあえず無事に、いよいよ土曜日から新居での生活が始まります。1週間は暖房無いのでかなりサバイバル生活になりますが。。。 ちょっと一安心。
電気・ガス・水道の契約をしないとね。ネットやらテレビやらは二の次で。まずは暮らすことから始めます。ちょうど2年暮らした北鎌倉のテラスハウスとも残り4泊。
1月某日、新年明けましておめでとうございます。
今日は仕事初め。また忙しい日々が始まります。
今年もよろしくお願いいたします。
早く引っ越したい。
12月某日、毎年クリスマスから年末にかけてはデパートとか人がやたらといて、余り好きじゃないんだけれど、通勤は電車が空いてて良いよね。
今日で仕事納め。
12月某日、客が自ら探し出し、持ち帰り、設置し、組み立てることを前提とした販売を行っている巨大倉庫のようなあの某有名家具屋さん。価格が安いこともあり、僕らも何回か新居に必要と思われるものを見に行きました。ちなみに現在、車を所有していないのでわざわざ電車を乗り継ぎ、送迎バスに乗って行かなければいけません。
初めて行ったとき、商品も楽しみでしたがランチもかなり期待していました。たまに広告で「ランチもこの価格でこの味!」的なものを出しているし、実際に行ったことある人が美味しいって言っていたような気がしていたので。広い店内を午前だけで回れるはずもなく、混雑しているレストランへ行きサーモンのマリネとローストビーフ、そしてパンを食べたような記憶があります。
好きな人には大変申し訳ない(嘘)のですが、感想は「そんな言うほど美味しいか??」でした。むしろ、ローストビーフを頼んだせいで若干高めな価格設定(低価格を謳っていながら1000円/人を軽く超えた)になってしまい、「価格は大して安くなく、質はイマイチ」という最悪な結果に。うちの大学の学食の方がはるかに安くて美味い。もう食わん。ふんっ。
次に肝心の家具。価格は他の家具屋さんなどと比較してもすごく安いし、気に入ったものがあるならじゃんじゃん利用すべきかも知れません。でも同じ商品でもバラツキがありそうなのも確か。良い意味でも悪い意味でも外国のプロダクトだっていう感じ。行ってから気づいたのですが、我が家のテイストには余り合うものがありません。木製家具に関していえば同じくらいのクオリティなら、材料さえ手に入れれば日曜大工で作れそうな気がします。と大きなことを言ってしまったので、これから実際少しずつ作ってみます。
しかし、何もこれまで買わなかったのかといえばそんなことは無く、洗面室の大きな壁掛けミラーを買いました。他にも数点細々としたものを買い、持ち帰れないために当然配送を依頼することになります。難しいことはなく、配送カウンターで会計済みの商品をレシートでちゃんと確認してもらって配送手配終了。その日は手ぶらで帰りました。
・・・・・・。
後日、配送日に建築現場で受け取って中身を確認すると、ミラーが粉々になっていました。梱包を見れば、一緒にいた設計士さんも「割れない方がおかしい」と呆れるくらい杜撰な梱包で。とりあえずこりゃ大変、返品・交換手続きしなきゃと、問い合わせてみると、そもそもミラーは配送できないらしい。うむむ、っておいおい、配送できないなら、カウンターで商品をレシートと共に確認しているんだからその時にきちんと言わんかい。ま、ちゃんと引き取り・交換をしてくれたので良いですが、割れ物の配送には気をつけましょう。
結局どこで割れたのか、については下記の可能性があります。
などなど。
ピックアップエリアには梱包された状態で商品が置いてあるので、自分で持ち帰るにしろ、配送してもらうにしろ家で開けてみないと分からないというこのドキドキ感たっぷりな演出。良く考えてみたら「自己責任」という世知辛い世の中の象徴のようなこの家具屋。田舎のお義母さんが行きたいとか言わない限り、余り行く気がしなくなりました。
あ、好きな人のために一つフォローを。そういやパンは意外に美味かった(本当)。
12月某日、世間ではクリスマス。家のことも僕らに出来ることは一通り片付いているので、久しぶりに夫婦で休みを満喫しようと、横須賀へ映画を観に行きました。
「ノルウェイの森」を鑑賞。余りに遠い過去のことで、原作の内容をほとんど覚えていない状態で見たのが良かったのか、思いのほか楽しめました。映像が何だか外国映画(フランス映画っぽい気が。。。)のようで、良い時間を過ごせたと思います。こんな登場人物もいたなぁとか少し思い出したりして。
まぁ何と言うか、村上シンパでもアンチでも無いためからか、単純に作品が入ってきました。松ケン(サンバじゃないほう)ってかなり良い役者さんなのかも知れません。菊池凛子も良い芝居だったけれど、2時間観てるのが少し辛い感じ。
また折を見て映画くらいは観に行きたいと思っています。ちなみに横須賀のヒューマックスは少し狭い。