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  • 少し前の兵庫旅行

    4月某日、そういえば40年以上の付き合いになる幼馴染と、先月関西方面へ男2人の旅行に行ってきました。彼とは家族ぐるみで長く仲良くさせてもらっているけれど、2人でどこかへ旅に出るのは初めての試み。

    朝の9時前に品川駅集合で、優雅にのぞみのグリーン車に乗ってビールを飲みながら西進、初日に目指すは甲子園のデーゲーム。ふと気づけば高校野球以外で日中の甲子園は初めてだな。いつもタイガースの試合観るのはナイターだったから。

    新大阪から御堂筋線乗って、梅田で阪神電車に乗り換えて予定通り甲子園球場に辿り着く。なんだか久しぶりだわ。

    聖地巡礼

    途中、雨が心配だったけれど何とか天気も持ちこたえ、ライトスタンドでのタイガース応援を幼馴染に経験させてあげられて良かった。ちなみにヤツはジャイアンツファン。

    やっぱり甲子園は格別だ

    朝の新幹線から飲んでいるのに、やっぱり野球観戦中はビールやらチューハイやらハイボールやらを飲んで、試合が終わる頃にはご機嫌な酔っ払いのオジサン×2名となり、近くに手配していたホテルにチェックインしてひと休み。

    そうしたらひと休みどころか2時間くらい寝ちゃってもう夕飯の時間になり、ホテルから歩いて10分くらいの小料理屋へ入店しました。これがまたなかなか当たりのお店。かなり我々好みの味で、お酒のメニューも充実しており、良いところを見つけたな、という感じ。次に甲子園へ来た時もぜひ立ち寄ろうと思った次第です。

    初日は僕の希望で甲子園のタイガース戦を楽しんだので、翌日は幼馴染の趣味である競馬を楽しみに阪神競馬場へ向かう。メインレースは外してしまうも、2人とも収支は余裕のプラスになり、もうしばらく馬券を買っていない僕も満足の結果になりました。まだまだ俺たち捨てたもんじゃないね。

    あっという間になかなか楽しかった(飲み続けて胃はしんどいが)2人の旅行も帰る時間が近づき、最後は梅田で串カツを腹一杯に収めてイベント完了。帰りの新幹線は、そりゃ寝るよね。

    仲が良いとはいえ、1泊2日の間、男2人で間が持つかしらと思っていたけど、期待以上に楽しかったので、懲りずに次回は北海道へ行く予定。目指すはエスコンフィールドと、札幌開催の競馬になるだろう。

  • 球春到来

    4月某日、選抜高校野球は横浜高校の優勝で幕を閉じ、少し前に2025年のペナントレースも開幕。我らがタイガースの初陣は敵地開催のカープ戦から。初戦は開幕投手村上がなかなかの切れ具合を見せる投球を演じ、打っては初回に今期から3番に座る佐藤輝明のいきなりのツーランで快勝。

    2戦目は球数が多くなってしまった富田を早々に降ろして以降はブルペンデーの様相を見せながら盤石の中継ぎ陣で抑えつつ、4番森下の一発で勝利。

    これは強いのかもと思っていた矢先の3戦目、相手方の先発森を相手に打線が完全沈黙。期待の先発門別は、まぁ良く投げたとは思うけれど5回で111球を投げることになり降板。その後も打てずに敗戦で2勝1敗スタートになりました。カード勝ち越しは最低限できたので良しとしよう。CSで3戦目は視聴していたけれど、門別の右バッターへのクロスファイヤーとアウトローは気持ちの良い投げっぷりで、早くプロ1勝目を挙げてもらってどんどん活躍してもらいたいもの。一方、今年の純国産打線は魅力はあるものの、水物でもあるので打てないときはあっさりと負ける、そんな一年になるのでありましょう。藤川新監督の采配に注目して今年もタイガースを応援しよう。

    そして2カード目、去年の下剋上日本一チームであるベイスターズを京セラドームで迎える。ちょっと残業していたもので、気がついたら試合終わっていた。6回に才木が捕まった模様。カード初戦を才木で落としたのは、ちょっと痛いな。明日のビーズリーに快刀乱麻を断つピッチングを期待しよう。

  • 4番・森下構想が吉と出るのか凶と出るのか

    1月某日、あと1週間強でキャンプインする俺たちの阪神タイガースは、藤川球児新監督の元スタッフ会議を行い、沖縄キャンプのメンバー振り分けを決めたそう。

    今年のはじめに球児が語っていた2025年シーズンのオーダー構想は、1番・近本、3番・佐藤輝、4番・森下、5番・大山という布陣のようだ。順当に行けば、リードオフマンの近本に続く2番には中野が入るだろうし、クリーンアップの後ろの6番には成長著しい前川と井上あたりを左右で競わせ、7番に捕手、そして岡田前監督が確立した「上位へのつなぎ役」としての8番に木浪と小幡を競わせる感じになるのではないか、と。メンバーとしては日本一になった2023年、前評判を(案の定)覆してシーズン2位に終わった2024年からの流れとして大きく変わるものではなさそうだ。いや、変わっていない。

    つまり、仮に前川がスタメンであればかなりの左バッター偏重打線になると言ってよい。捕手と投手を除いた「打って点を取るメンツ」という視点では森下と大山だけが右バッターとなり、主力を担う彼ら二人を打線のどこに配置するかが今シーズンもポイントになってくると思うのです。

    タイガースは浜風の吹く甲子園球場がホームなのに「ちょっとバッティングが良い左バッター大好き」というドラフト戦略があったのか、伝統的に右バッターを育てることができないのか。現役当時の岡田以降、八木や新庄、今岡あたりが「そこそこ強打の右バッター」として一時代を築いた(ただし、チームはとにかく弱かった。いや今岡の覚醒後に優勝したか)けど、それ以降って金本元監督が大山を指名するまで打線の核となりそうな「生え抜きの」右バッターが待てど暮らせど出てこない、あるいは長続きしない。一瞬ブレイクした濱中も結局けがに泣かされたしなぁ。やっぱり育てられない、育たないという何らかの原因があったのかもしれないですね(コーチ陣が左打ちしか教えられないとか)。そもそも世代としてイチロー・スズキやヒデキ・マツイ以降、右投げ左打ちに憧れて練習する少年たちが増えたということもあるのでしょう、きっと(個人の感想であり根拠はない)。

    さて現実に話を戻し、佐藤輝を3番(機能するかどうかは別として)にした場合、1~3番まで左が続くことになる。左右ジグザグがオーソドックスな考え方とするのであれば、セオリーを外した(攻めた)構想になると思う。もしかして2番に中野ではなくて右バッター入れることも想定しているのか、球児よ?そういえば中野については特に言及していないような・・・。

    森下は基本的には中距離打者だと思っている。昨秋のプレミア12では日本代表(NPB選抜チーム)として、開催時期の悪さ(プレミア12がいまいち盛り上がらない大きな要因)のために4番打者を用意できなかったチーム事情から、恐らく消去法で4番を任されるも、結構良い活躍が出来て相当に株を上げた印象。タイガースというチームの中でも彼が打てばチーム全体の士気が上がるムードメーカー的なキャラクターだけれど、4番適正があるのか未だ分からない。今のタイガースで3割を打てる可能性がある数少ない選手だとは思うよ。だけど、どっしりと4番に据わるよりも3番打者タイプじゃないかな。本人は3割30本100打点を目標にしているようで、もちろん是非ともお願いしたいところではあるものの、3割と100打点をクリアで十分であり、しっかりとバットが振れるのが魅力的な選手だからこそ、本塁打を狙いだすとスイングが大きくなってとたんに調子を崩したり(ありがち)しそうで怖い。

    したがって、個人的には3番・森下、4番・佐藤輝、5番・大山の方が右→左→右でしっくりくるのだけれど、これだと昨季までと代り映えなく、何度も試して結果が出ていないのか。おそらく、藤川球児新監督の「投手目線」として3番・佐藤輝、4番・森下、5番・大山という並びの方が嫌だ、という考え方なのだろう。

    あれ?もしかしたら僕は4番・森下を懸念しているのではなく、3番・佐藤輝という構想に対して例年通り過度の期待と一抹の不安を覚えているのかも。

  • 岡田阪神、壮絶に散る

    10月某日、初戦を才木で落とし後がないタイガースは髙橋遥人に全てを託す。個人的にはシーズン終盤にギリギリ復活した遥人ではなく、昨年、今年と大きく崩れずに投げ切った大竹で良かったんじゃないのと思いましたが、オカダはとにかく遥人にかけたのでしょう。

    なんだか打線で一番頼りになる気がしはじめてきた森下の2年連続CSホームランで先制するも、直後の2回表にベイスターズのマシンガン打線が火を吹き、あれよあれよと4点取られて風前の灯のような雰囲気に。7回にはホームラン、連打からのホームラン、連打で6点失い万事休す。寂しい岡田監督最後の試合となってしまいました。

    好き嫌いが分かれる岡田采配(+報道陣への接し方)でしたが、僕は第一次岡田政権の時も含めてその野球観を支持していたので、最後に有終の美を飾らせてあげたかった。とはいえ、昨年は現役バリバリだった85年以来の日本一にも輝いたことだし、本人も言うように順番が逆だっただけで結果を出した2年間だったのでしょう。

    来期、新監督体制になって岡田さんが作り上げてきたチームを継承するのか、一度解体するのか分かりませんが、先手必勝で守り勝つ阪神タイガースの戦い方は続けて欲しい。そのためにはスランプが無い「守る」「走る」といった基本的なところをオフの間に鍛え直してもらいたい。

    きっと昨年オフは日本一の余韻で選手も浮かれたまま過ごしたのかも。

    今年もご声援ありがとうございました。そして俺たちの岡田彰布へ感謝をこめて、ありがとう。

  • 岡田監督に花道を

    10月某日、少し業務が立て込んでいて連日終電帰りが続いており、2、3日寝なくても死にはしないけれど睡眠時間がしばらく4、5時間というのが続く方がしんどいということを肌で感じている今日この頃です。

    さて、バタバタと仕事している間にいつの間にかペナントレースが終わっていたようで、タイガースは2位通過でCSへ。もしかしたら首位を狙えるかもという薄い望みも要所要所で痛い星を落とし、まぁ主軸3人が2軍落ちするようなシーズンで良く2位になったなぁという感想でしょうか。及第点以上の仕事をしたのは才木くらいしか思いつかないし、カープの終盤失速とガラスのエース高橋遥人の復帰が無ければベイスターズにもまくられてAクラスすら危なかったのは公然の秘密。

    そして2年契約満了で俺たちの岡田彰布監督が退任するようで、来期は俺の藤川球児が監督になるとかならないとか内定しているとかで、まだCSあるのに心をザワザワさせる安定の阪神球団。最後にもう一度、勝ってオカダの胴上げが見たいものです。

    新庄ファイターズとの日本シリーズが実現したら面白いよなあ。

  • 他力本願

    9月某日、先日の甲子園2連戦は才木で辛勝するも続く2試合目を落としてもはや風前の灯火なタイガース。無理筋なのだけど、わずかな可能性にかけるとするならば、残り5試合を全て勝ち、同時にジャイアンツと戦うチームには頑張ってもらうしかない。

    ちょうど今夜はCSがかかっている3位のベイスターズがジャイアンツに勝ってくれたので、明日もお願いしますといったところ。

    5連勝の道はまずカープに相性の良い大竹がしっかり勝ち、スワローズをビーズリーが力で抑え、締めくくりのベイスターズ戦は村上、才木で連勝して最終戦に高橋遥人で逆転胴上げ…ジャイアンツが残り5試合で失速する前提で、かつ3位を死守すべく必死でやってくるベイスターズを3タテするというご都合主義の最たるもの。

    他力本願もいい加減にしろという感じだけど、ペナントの行方が最後まで分からず、もつれるのは観ている方としては楽しいよね。

    とりあえず、今日のところはまだジャイアンツ有利は動かず、厳しい状況なのは変わりありません。

  • 佐藤輝明:暴走の夏

    8月某日、神宮でのスワローズ戦で俺たちの才木が珍しく6回4失点と乱調、何とか8回に追いつくも9回裏に岩崎が村上にサヨナラヒット打たれて敗戦。カード初戦を落とすことになりました。カープがジャイアンツに完勝しているのでまた首位からちょっとだけ離されてしまったことになりますが、まぁまだ8月前半なのでじたばたせずに1カード1カード勝ち越して少しずつ貯金を増やしていき、勝負の9月にしてくれればペナントレース自体が盛り上がって良いよね。

    ところで俺の佐藤輝明が後半戦打ちに打ちまくっているのがここ最近特に印象的なのであります。この試合も本塁打を含む3安打猛打賞でチーム内でもトップ級の打率にまで上がってきている状態。なんだよ毎年のことながらシーズン前半からちゃんと働けよな、と思いつつ夏場で各チームの投手陣がへばってくる頃になるとパカパカ打ち出す典型的夏男なのでしょう。すわ!覚醒か?などとタイガースファンおよび在阪メディアは騒ぎつつありますが、よく考えたら去年も一昨年も夏に打ち出して最終的に20本ちょっとホームランを重ねてフィニッシュなので、別に覚醒ではなく佐藤輝明の季節がやってきただけに過ぎないので僕は静観を決め込むのであります。ただ、打席が回ると過度に期待しちゃう。

    とは言うものの、本塁打だけではなく安打もかなり出てきて確実性が上がってきているようなので、覚醒まではいかずとも暴走モード突入くらいにしておきましょうか。これを忘れることなく(きっとまた忘れると思うけど)名実ともに主砲として活躍していってもらいたいものです。

  • 3連続タイムリー

    6月某日、甲子園にドラゴンズを迎えた3連戦の2戦目。7回まで両者譲らず点の入らない重苦しい試合だったのだが、7回裏にラッキーセブンのファンファーレが流れて先頭の中野がツーベースで狼煙を上げて、森下フィルダースチョイスでランナーが溜まり、そこから大山、右京、佐藤輝の3連続タイムリーで4点奪取。歓喜の六甲おろしが3者連続で流れるイニングなんて今シーズンあったかどうか記憶がない。

    もう少し早い回で点が取れるとピッチャーが楽なんだけどねぇ。まぁ贅沢言いっこなしか。連打で得点を重ねていく感覚を早く打線が思い出して欲しいよね。

    8回も村上続投。しっかりと今夜は勝とう。

  • 再開幕

    6月某日、イーグルス戦までの交流戦8試合で貯金を全て吐き出した我がタイガースは打線の起爆材として佐藤輝明を一軍に上げて甲子園でライオンズを迎えた3連戦となる。どうやら岡田監督が試合前に緊急ミーティングを開いて檄を飛ばし、いつ以来か覚えていない5得点で交流戦2勝目をあげることが出来たのが昨日の出来事。伊藤将にも勝ち星付いたし佐藤輝も打って守って溌剌としたプレーができたようだ。開幕からそれが出来ないのはオフシーズンとキャンプ、オープン戦の調整に問題があるとしか思えないので、是非とも次のシーズンは一年を通して活躍してもらいたいものだ。

    さて、今日は安定したピッチングを続けてくれているビーズリーだし、前半五回までに森下3打点と打線も少し上向きなのでしっかりと勝って、交流戦初の連勝となってもらいたいなぁと只今CS放送で観戦中。

    先日社員旅行で訪れた諏訪湖畔