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  • 【S&B赤缶カレーパウダールウ】でカレーを作ってみた

    1月某日、かねてから気になっていたエスビー食品の「S&B赤缶カレーパウダールウ」を買って、さっそくカレーを作ってみました。

    黒毛和牛のビーフカレー我が家風

    エスビーの赤缶カレー粉といえば、日本のカレーのスタンダードと言っても過言ではなく、どこの家庭の台所でも、そして飲食店のキッチンでも見かけるメジャーな存在。一方、固形のカレールゥも様々なメーカーの商品がスーパーの棚に並んでいるけれど、ちょっと溶けにくくてダマになってしまったり、油脂で固めていることが多くて少し脂っぽい仕上がりになってしまったり。

    我が家は最近ではグリコのZEPPINシリーズやエスビーの栗原はるみのルゥを使い事が多かったのですが、今回このパウダールウを使ってみて溶けにくさや脂っぽさがかなりのレベルで解消されていることにまず満足しました。ちなみにエスビー食品曰く「固形ルウ以来、半世紀に一度の大発明」だそう。

    すぐに溶けて、妙な脂っこさもない!

    肝心の味はというと、デフォルトのままではかなりあっさりしていて、中辛を買ったけれどお子様でも安心して食べられる優しいカレーになります。もう少しパンチが欲しかったらガラムマサラとかクミンとかを入れてスパイス強めにしたら良いかも知れません。でも素直に美味しい。

    洗い物も楽になるのは良いね。

  • 仕事始めとパン

    1月某日、暦のめぐりが良く長かった年末年始のお休みが明けて、2025年の仕事始めを迎える。外構の草むしりと室内の掃除くらいで特に目立った家のメンテナンスはせず、波もあまり良くなく(大みそかは期待していたけどハズレだった)、実家を含む親戚筋への挨拶時と義妹が鎌倉へ遊びに来た時に、あらかじめ買っておいた日本酒を大量消費した以外は目立ったイベントがない休みだったような気が。

    とはいえ、久しぶりに元旦未明に鶴岡八幡宮へお詣りしたら思いのほかすいていて(午前2時くらいは規制が無かった!)、ここ数年初詣に行かないまま仕事始めを迎えてしまい、何となくモヤモヤしたまま何とか松の内の間にお詣りに行っていたことを思えば、清々しい気持ちで正月を乗り切って社会復帰した1年のスタートになったとも言える。

    近所に昨年オープンしたパン屋さんがあって、とても美味しいので店名は明かさない(とはいえすでに人気店)けれど、そのお店が4日から営業開始していたので、我が家の最近の定番であるトーストと、初めてのクロワッサン、バゲットを購入しました。クロワッサンはパリパリの表面としっとりした内部のバランスが絶妙で、コーヒーとの相性も抜群に良い。

    至高のバゲット

    バゲットは休みの間に消費漏れしたので、切って冷凍庫に入れるついでに端をつまみ食いしてみたところ、本場のバゲットみたいにしっかりと固く(気を抜くと口を切るくらい)焼きあがっていて、そのままでもガーリックすり込んで焼いても、はたまたスープに浸して食べても絶対美味しいやつだった。バゲットから次回の献立を考えても良いな。

    近所に美味しいパン屋があると、住環境としての幸福度は上がるよね。毎日美味しいパンが食べられるよう、今年も一生懸命働かないと。

  • 正月の朝食事情

    1月某日、前夜に深酒しがちな正月休みの朝は、コーヒーと共にちょっと特別な羊羹でおめでたさを醸し出す。

    フルーツやらナッツやら

    まるでどこかのメゾンのケーキのような羊羹は、妻がお正月用に取り寄せていた一品。半分の酔いと半分の微睡で1日が過ぎていくのでした。

  • 恭賀新春

    1月某日、恭しく新春をお祝い申し上げます。4回目の年男となる今年は、身体のケアについて少しずつ気にしながら、オンオフ共に充実した一年にしたいと思っています。

    夜更けに初詣

    大晦日に都内の実家で紅白歌合戦を観て、終夜運転の電車を乗り継ぎ午前1時半頃に鎌倉へ戻ってきた僕らは、そのまま鶴岡八幡宮へ新年のお詣りを済ませ、お札やお守りを買い求めておみくじをひきました。今年のみくじは「末吉」ということで、謙虚に過ごさねばならぬようです。確かに人間、どんなに歳を重ねても謙虚さが大切よ、と肝に銘じて明け方前に家へ帰ってきました。

  • クリスマスイブに「牛肉の赤ワイン煮込み」をいただく

    12月某日、クリスマスイブを迎えた僕らは、自宅で豪華なディナーをいただくことにしました。もちろん、メインディッシュは一昨日の日曜日から二泊三日かけて仕込んだ「牛肉の赤ワイン煮込み」です。

    牛肉の赤ワイン煮込み

    美味しく出来上がっていると良いなぁと、ほんの少しだけ期待しながら牛すね肉を口に入れてみたところ、凝縮された肉とワインのうま味が舌の上でホロリとほどけ、レモンピールの酸味がアクセントとして効いていて、それはそれは美味しい煮込み料理になっていました。

    素人の仕事なので時間はかかったけれど、これくらいのものが家で食べられるのであれば、少なくとも「赤ワイン煮込み」を楽しみに外食する必要は今後無くなると思えるようなレベル。自画自賛。河野牛豚肉店で買った和牛すね肉が相当良いお肉だったからというのが完成度の高い煮込みを作ることができた主な要因であるのは否めないけれど。付け合わせで妻がかなりクリーミィなマッシュポテトを作っておいてくれたので、その組み合わせもまた最高。24日当日にオーダーしておいて良かった。

    減点材料があるとすれば、美味しいバゲットを用意できなかった点くらい、か。次回食べるときはパンにも気を配ろうと思った次第です。

    POMPONCAKESのクリスマスチーズケーキ with “noel” メレンゲ

    食後には POMPONCAKES のケーキを食べて、自分で言うのもなんだけど元々敬虔なカトリック信者(若いころは毎週教会に通っていた)だったことを思い出しながら、クリスマスは特別な夜であることを実感したのであります。

    それでは世界に向けて。良いクリスマスをお過ごしください。

    良いクリスマスを!
  • 「牛肉の赤ワイン煮込み」調理2日目

    12月某日、昨日から取り掛かっているクリスマス用の「牛肉の赤ワイン煮込み」について仕込みを続ける。まずは冷蔵庫で一晩眠りについていたボウルをたたき起こし、マリネしていた牛スネ肉を別のバットに移し替えてキッチンペーパーで表面の水分を取りつつ、小麦粉を軽くまぶしてあげる。

    ワインが染み込んだスネ肉に小麦粉をまぶす

    そして、フライパンで焼き目がしっかりつくくらい焼いてあげる。もはやこの状態で食べてもきっとめちゃくちゃおいしいに違いないけれど、本末転倒なのでぐっとこらえる。

    肉が焼ける香りがたまらない

    肉が焼けたら脂の代わりにバターを入れたキャセロールに移し、その上からボウルのマリネ液(玉ねぎやニンニク、ローリエが入ったまま)をドボドボと注いで、ふたをしたままコトコト弱火で煮込む。途中、吹きこぼれないよう注意しながら、たまにかき混ぜてまんべんなく煮込むことができるようにしよう。

    じっくりコトコト煮込む

    2時間ほど煮込んで元々マリネ液だった液体がぐっと煮詰まってスープに変貌した頃、厚めの輪切りにしたニンジンを投入し、さらに小一時間煮込んでとどめをさしてあげる。

    きっと美味しく出来上がる、はず

    これで2日目終わり。キャセロールが冷めたら冷蔵庫に再び入れて二泊目の眠りに就かせる。予定では明日の夜、最後に温めればホロホロの赤ワイン煮込みが出来上がっているはずだ。

  • 3日目に食べる「牛肉の赤ワイン煮込み」

    12月某日、クリスマスが近いということで、そろそろクリスマス用のご馳走を仕込むことにする。今年は(今年も?)牛肉の赤ワイン煮込みを作る予定。フランスでは「ブフ・ブルギニヨン(仏: bœuf bourguignon)」と呼ばれ、みんな大好きビーフシチューの原型とも言われるとか言われていないとか。本場では名前(牛肉のブルゴーニュ風)の通りブルゴーニュ産ワインで煮込むのが原則となり、ボルドーやシャンパーニュのワインでは邪道となるのでしょうか。ここは日本だし、手ごろなブルゴーニュ産ワインが手に入らなかった(あったら飲む)ため、今回は僕らが大好きなサンジョヴェーゼ種で作ったイタリアワインで作ることにして、日仏伊の合作を狙うことにする。

    初日の今日は、食材の買い出しと初回の仕込みを行う。メイン食材となる牛肉は鎌倉・手広の【河野牛豚肉店】で和牛のスネ肉1kgを仕入れ、自邸にストックが無かったにんじんとワインを片瀬のヤオコーで入手、ついでに1週間の食材も買い込む。

    赤ワイン煮込みというものの、初日は焼かず煮込まず牛肉を赤ワインベースでマリネして一晩寝かせるだけなので、食材を切ってワインと共にボウルに投入するのみの簡単なお仕事です。本日のマリネ液は赤ワイン・レモンピール(オレンジピールが無いので代用)・適当に輪切りした玉ねぎ・みじん切りしたニンニク・ローリエといった至ってシンプルなもの。本当はタイムも入れたかったのだけれど買い忘れたから今日のところは諦める。

    大きめのボウルでマリネ液を準備

    そこに牛スネ肉をどーんと投入。あとは冷蔵庫で一晩寝かせるだけ。今回は三日間かけて作る(三日目に食べる)つもりだが、三日もかけてシチューやらカレーを作ったことが無い(だいたい一晩寝かせて次の日に食べる)ので、どんな感じに仕上がるか楽しみではあります。

    冷蔵庫に入れます。また明日お会いしましょう

    明日(二日目)は、いよいよ火入れします。

  • 物持ちが良い

    12月某日、今週に入って朝晩は気温が下がり、コートを着込んでマフラーなどを巻いてしっかりと防寒対策をしている人が多くなってきました。毎日の会社への行き帰りの時間は一桁台の気温なので、ぼくも迷わず厚手のコートを着てマフラーを巻く。もっとも鎌倉駅まで原付に乗っているので、当然のことながら歩くよりもさらに体感温度が低く感じられるため、もしかしたら他の人よりも早く冬仕様の装いになっているかも。

    スーツに合わせることが多いダッフルコートは大学生のころに買った【apres seize TAKESHI YAJIMA】のもので、肉厚のヘリンボーン生地は色あせたりヘタったりすることなく、かれこれ四半世紀の間ぼくの冬を暖かくしてくれている。もっと長いものでは高校生の時にアメ横だかセンター街だかで買った【Schott】のピーコートはもうすぐ30年選手になろうとしている。手に入れてしばらくは馬鹿みたいに固く重いメルトン生地に辟易することもあったけれど今ももちろん現役バリバリで、ニットとスラックスに合わせて会社へも行くし、週末にカジュアルな組み合わせで着ることも多い。さすがに真冬になると、27~28歳頃に【Edition】で買ったN-3Bベースの極厚ダウンジャケットを着ることも多くなるけれど、それももうあとわずかで20年選手になるだろう。

    もちろん、コートなどの重衣料は1年のうち秋冬の寒い間だけしか着用しないから、ある程度長く着られるのは確かなのだろうけれど、物持ちが良すぎて新しいものへ買い替えるタイミングを完全に失っている状態。【A.P.C】や【KAPITAL】のジーンズも学生時代に買ってからまだまだ履いているし、【Tricker’s】のカントリーブーツもそろそろ購入から四半世紀経とうとしている。若いころから何とか体形を維持できているのも大きいとは思うけれど、消耗品として手ごろなものを買わずに、何とか手を出せるギリギリでなるべく良いものを手に入れようとしていた若いころの自分のこだわりというか審美眼をほめてやりたい。

    でもさすがにダッフルコートやピーコートは袖も擦り切れたりポケットにダメージもあるので、そろそろ買い替えた方が良いかも知れない。あまりにも行き過ぎると「物持ちが良い」のではなく単なる「貧乏性」になっちゃうからね。

    でも今年の冬は越せるだろう。そうやって来年以降もまた同じコートを着続けていくかもしれない。

  • 師走サーフィン

    12月某日、ここ2ヶ月ほど業務逼迫を極めていわゆる過労死ラインをあっさりクリアするほどの労働状況だったため、波乗りする時間などはなく例え少し確保できたとしても貴重な睡眠時間にアサインしなくては身体がもたない秋のひと時でありました。

    ようやくお仕事も落ち着き、何だかとても久しぶりに海へ行くことができた日曜日。先週中頃から続く西寄りのウネリが残っていて、朝はショートボーダーでごった返していたものの、サイズダウンが進んで徐々にサーファーが少なくなってきた時間帯に1ラウンド楽しんできました。

    余りにも時間が空いてしまったこともあり、迷わずロングボードを選択、まぁ何となく身体が覚えていたようで、のんびり、いい意味でダラダラとテイクオフしながら波と戯れる休日の昼下がりとなる。やっぱりサーフィン楽しい。

    いつの間にか12月に入り、ジャーフルからセミドライの季節になってしまったのだなと実感しながら家へ戻り、これまた久しぶりの洗車をウエットスーツ着たまま行うことができて、色々と垢を落とすことができた週末になりました。

    今年もあとひと月か。