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  • オファーと受諾

    4月某日、昨夏より進めていた採用活動(中途採用)が一つ実を結び、20代の男性1人にオファーを出して内定受諾の連絡をいただく。うちの会社にとっても久しぶりの新人がやってくることになり、特に数年前に新卒で入った若手のスタッフにはやっとこさ後輩が出来ることになるので、良い刺激を受けて新たな成長を見せてくれれば嬉しい。

    5月より入ってくる予定の新人は厳密にはフィールドが違うものの似たような競技を学生時代にやっていた人なので、もしかしたらウマが合うかも知れない。そんな時代では無いのは重々承知の上だけれども、お酒が好きなら飲みにも連れて行ってあげよう(本人が望むならね)。

    でも干支が二回り近く離れているから、ジェネレーションギャップがあるだろうなぁ。こちらは失われた世代で向こうはZ世代…存在がハラスメントにならぬよう心がけたい。

    帰ってブリ食べよう。

  • 金曜日ではなく木曜日だった

    4月某日、先日から抱え込んでいた山のような案件についてひたすらコーディングマシーンと化して片っ端から作業していたら、思いの外ここ数日捗ってしまい思っていたよりも順調過ぎる進捗に頬を緩めて定時退勤する。気分は金曜日なのだが実際は木曜日という事実に若干打ちのめされているものの、仕事の状況が悪くないのは気分としても悪くない。

    さぁ、帰りの電車の中で対ベイスターズ戦でも聴きながら少しずつ歯車がかみ合ってきたかも知れないタイガースを応援しよう。

    サクラサク
  • リクルートスーツ

    4月某日、春は出会いと別れの季節であり、そして学生たちが卒業して社会という野に放たれる時期でもある。週の始まりの月曜日と入社式(あれば)とエイプリル・フールが見事に重なった今日、通勤する電車もいくばくかいつもより混んでいて、黒っぽいリクルートスーツ姿のキラキラした新社会人の姿が其処彼処に見られる。リクルートスーツなんて最初のうちだけで、徐々に個性が出てくるんだろうなぁと毎年微笑ましく見ている。そう考えると、リクルートスーツの何と勿体ないことか。

    四半世紀近く前、体育会として4年間過ごした後に勤労学生として昼間は証券会社のバックオフィスで働きつつ夜学に通いながら何とか大学を卒業した僕は、そのままそこに正社員として入ったために大学生としての就活という経験が無い。今の会社に転職した際に少しだけ就職(転職)活動をしたけれど、結構すぐに決まったし、そもそもリクルートスーツなんか着ないで当時普段から着ていたネイビーかチャコールのスーツだったから、わざわざ面接のためにザ・リクルートスーツを買ったことが無い。

    真っ黒のリクルートスーツなんて文化は集団就職の名残りみたいだから無くなれば良いのに、と思いつつ、まぁしばらくは礼服代わりに冠婚葬祭で使えない事もないのかと思い至りながら、新社会人たちが今のところ着ているスーツの行く末に思いを馳せるのであった。

    そういえば一気に暖かくなったから衣替えした。クリーニング屋さんに行かねば。

  • 集中力Maxで仕事に取り組む

    3月某日、ほぼ一日中htmlをゴリゴリ書いていた。特に目立ったトラブルや顧客対応が無かったので結構捗ったのが幸い。

    せっかく鍼でほぐしたのに腱鞘炎になりそうだ。目も疲れたし今日はここまで。

  • もうすぐ春のコーディング祭り

    3月某日、わんさかと短納期の原稿がやってきて、マネジメント業務をほっぽり出してフロントエンドの作業に没頭する期間が始まる。さすがに10件を超える案件をほぼ同時にハンドリングしながらコーディングするとなると、いささか祭りの様相を呈することになりそう。

    社内外で大きなトラブルなく、作業に集中できる環境をください、という雰囲気のオーラを醸し出しながら乗り切りたい。

    まずは明日からの所定休日、法定休日は確保できたから良しとして、家に帰ってお酒でも飲もう。

  • まだ見ぬ未来の同僚たちへ

    3月某日、当社では昨年より人員拡充のためいくつかの職種で正社員を募集している。社のウェブサイトからでも要項をよく読んでいただいた上でダイレクトに応募できるものの、メインは契約している転職エージェントを経由しての書類選考から始まる。

    市場で中々動きの少ないニッチな専門職なので、若い人であれは一から教えながら育てるつもりで「未経験者可」として母数をなるべく幅広くしているのだけれど、応募書類の大半は惨憺たる内容である。

    未経験者であればせめて「なぜこの職種を志望しているのか」は書いて頂かないと、どういうつもりで当社に応募してきたのかがさっぱり分からないのだ。採用される気ある?と首を傾げる毎日。

    想像するに、転職活動用にある意味汎用化した当たり障りの無い応募書類を手当たり次第各社に送りつけていると踏んでいる。あるいは、採用担当者に興味をもたせる=自分を売り込む書き方そのものを学ぶなり調べるなりをしていないのだろうか。

    もちろん、中には非常によく書けているなと思う人もいるので、若いから、とか、そういう世代だから、とか、売り手市場だからという話ではないだろう。

    と、まぁそういう状況なので、ちゃんと熱意のある志望動機さえ書いてくれれば、それだけできっちりと前向きに読むことをお約束する。

    書類選考を通すかどうかは別の話だけれど。

  • 1年の成果が出る日

    3月某日、年度末という事で社員全員分の今年度の査定と新年度からの給与改定案をまとめる。だいたいのベースラインを定めつつ、せっかく目標管理制度を導入しているのだから、目標達成した人は少し上乗せしたり、日々の業務の印象を振り返ってプラス査定できると思える人にはきちんとアップさせてあげたい。

    もちろん、目標が未達の人やそもそもの設定がイマイチな人、日々何をしているのか残念ながら見えてこない人もいない訳ではないので、そこは公平に私情を挟む事無く淡々と評価する。

    その後、自分の分は評価できないので空欄にして社長決裁を受ける。少しだけ僕の評価と社長の評価に差はあるものの、自分としては納得感のあるところに着地できて安堵する。

    そして僕自身の評価と新年度報酬額を仰せつかる。ありがたいことに、想定していたよりも高めのベースアップ提示をいただき、平身低頭背中を見せる事なく会議室から辞去したのだった。単純なもので、「新年度も頑張ろう」と思う。

    早速妻にメッセージ送ったら「週末は昇給祝いだ」とのこれまた有難き詔をいただいたのが本日のハイライト。

    さて、週末は何食べようかな。

  • 雑に書き散らす

    3月某日、今日は我が社の代表取締役会長、つまりオーナーが遠路はるばる上京しあそばれるという事で、某老舗フレンチレストランもしくは洋食屋さんとカテゴライズされるであろうオーナーが懇意にしているお店で会社の若手スタッフを連れてディナーフルコース。後期高齢者とは思えぬオーナーのバイタリティに当社スタッフ一同圧倒される。

    若手の彼らが少しでもこの老オーナーのあるようでないような、いや実は隠されているであろう含蓄の中に何かを見出すことがあれば儲け物である。オーナーも意図していない若手との遭遇に一瞬ひるむ様子を見せるも、歳の差半世紀以上のジェネレーションギャップをものの見事に逆手にとるような、昭和の語り部を自ら担う一席に、一同中々の満足感があるひと時となった。

    何より好ましいのは、オーナーにクソジジイ感があまりない事だと思う。とは言え、まぁ尊敬するか憎悪の対象になるかの瀬戸際ではあろうユニークなキャラクターの爺さんではある。

    ちょっともう山手線を経由して鎌倉へ帰るのが億劫なので、代官山駅から横浜へ向かう。汗が止まらん。昔から汗っかきなので、一旦汗がタラリとしようものなら、環境が変わらない限り延々と汗が出続けるのだ。今夜は横浜まで右頬から左頬まで首筋に沿って半月状に湧き水が出て、それと共存しながら帰路に着くのだ。あぁ汗が止まらん。耳の後ろとかびしょびしょだけど大丈夫かな。

    オーナーも当社の社長もなかなか頑固で偏屈なところがあり(僕に言われたくはないだろうけど)、最近は友好的にコミュニケーションが取れる場面が多いものの、そもそも僕自身の性根が悪いのか、現場のトップなのにも関わらず上長もスタッフも何一つ信頼できない状況が続いていて、メンタル不調を心配されるのだが、実はそこまで真面目な人間でもなく何となく管理職を演じているだけなんだ。で、たぶんそれが原因での心の病にも罹患しえないだろう。

    この経営陣が本当に好きじゃなかった。でも今はどこから目線だというご指摘には完全無視を貫きつつ、仕方ないから百歩譲って付き合ってやるという立ち位置に自らを置くケースが多くなってきたと思う。これが大人になるという事なのであればそうだろうし、言い換えればそれは体制に迎合しているとの誹りをうけるのかも知れない。

    幸いなことに、結構な頻度でそこそこ優秀な人材かと周囲に勘違いされるのだが、それは俺って中々出来るだろうという自分を一生懸命演出しているだけで、本当は、どうでもいいとか、面倒くさいが常に思考の先頭をひた走る、そんな人格なのは百も承知している。

    それでも絶妙なバランスをとりながら齢を重ねて行っているのだ。

  • 春は旅立ちの季節

    3月某日、何年か前から会社の採用を担当しており、そのタイミングで以前はキャリア採用だけだったが新卒採用も行い始めた。おかげさまで若干名ではあるけど新卒の人たちが仲間になり、多少の若返りも図ることができた。

    初めての新卒が入ってきて丸5年、その中の1人がいよいよ次のキャリアへと旅立つことになった。一期生という事もあって中々感慨深いものである。

    上司と部下、ベテランと若手という関係性よりも教師と教え子といったものに近いようで、辞めてしまう寂しさは追々感じるのかも知れないが、とにかく次の職場でも我が社で働いた何らかの経験を存分に生かせる機会があったら良いなと思うのだ。

    今までありがとう。今後の活躍を祈っています。