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  • 日産自動車とホンダの経営統合協議打ち切り

    2月某日、昨年12月に突如として発表された日産自動車とホンダの経営統合協議が、1か月ちょっとで協議を打ち切りとなり頓挫したニュースが速報で流れる。

    なんでもホンダの子会社になるようなプランに対して日産側が「到底受け入れられない」と猛反発している構図のようです。事業再生計画が必要になるほど経営難に陥っている日産に対してホンダが救いの手を差し伸べたと思っていたのですがね。ホンダの下に入るのは歴史ある日産自動車としてのプライドが許さないという事か。国産自動車産業の雄である(だった)日産と、それにぶら下がる三菱自動車はこの先どうなっちゃうのでしょうか。

    トンズラ中のゴーン氏がまたレバノンでドヤ顔コメント出すかもね。

  • ジムニー ノマド受注一時停止

    2月某日、先月末に発表された5ドア仕様のジムニーである【ジムニー ノマド】ですが、日本での月間販売目標の1200台に対して発表から5日間で50,000台分の注文があったとか。早くも受注一時停止のニュースが流れる運びとなりました。4年ほど待つ計算になるから、その間にほかの新車買って車検通してもまだお釣りがきます。

    先日まではシエラを注文していたウェイティングリスト入りの顧客を優先的に、ノマドへの注文切り替えを受け付けたであろうことは想像に難くないので、ノマド効果により現在注文中で変更していない人はシエラの納期が早まるかも知れないですね。予定していた先行展示会も中止するそうなので、現物を見かけるのはしばらく先になるかも知れません。

  • 忙殺する日々がひたひたと

    2月某日、少しばかり更新が途絶えてもう2月になってしまいました。1月最後の金曜日は、僕の40年来の幼馴染と僕の職場の相棒(同級生)が初めてのご対面を果たし、外苑前で男三人の酔っぱらいがめでたく誕生しました。次の日は二日酔いでなかなか苦しい午前中を過ごし、日曜日は久しぶりの休日出勤(ただし半日くらい)をこなすことに。ランチに隣のビルでとんかつを食べて英気を養ったのは予定調和といえましょう。

    ヒレとロースをいただきました

    2月に入り、だんだんと期末に向けて忙しくなることが予想されていて、仕事があるだけよし、として、ちょっと本気出して働こうと思います。

  • 5ドア仕様のジムニーが日本でも発売

    1月某日、かねてから噂はあったものの現行の3ドアジムニー/ジムニー シエラですら多くのバックオーダー抱えていて、生産体制的に無理筋じゃね、と思っていた5ドアバージョン(インド生産)が、【ジムニー ノマド】という名前で4月から日本でも発売されるという公式発表がありました。マジか。

    長年経営トップとして手腕を発揮してきたカリスマ経営者、鈴木修元代表取締役会長兼社長が昨年末亡くなられたのが一つのターニングポイントだったのでしょうか。最後にゴーサインを出されたのか、最後までストップかけていらっしゃったのか。

    これまでの3ドアジムニー/ジムニー シエラだと、申し訳程度に存在する後部座席は人が普通に座れる席ではほぼなく、どうしてもやむなしといったケースでの緊急避難的な座席スペースだったのが、普通自動車の現行シエラ比でホイールベースを340mm延長し、前後の席間を90mm拡大、さらに後席の着座位置を50mm後方へ移して追加のドアを付けたという仕様のよう。簡単に言うと前席から後ろをにゅっと伸ばして後部座席にも人が無理なく座れるようなスペース作りました、ってことだ。

    現行のジムニー/ジムニー シエラのスタイルが好きだけど実質二人乗りのクルマじゃ家族が乗れない/家族の理解を得られないっていう一般のユーザーや、本格クロカン乗りたいけれどランクルは高すぎるから無理っていう購買層には、ワングレード2,651,000円~という価格も含めてかなり刺さるでしょうね。

    懸念があるとすれば、ボディ大きくなったのにエンジンはシエラと一緒?という点でしょうか。軽ジムニーは試乗も含めて乗っていないから分かりませんが、少なくともシエラはパワーもりもりトルクフルというクルマではなく、オンロードで発進や合流時などキビキビした加速が求められる際にはアクセル踏み込んで各ギアでかなり引っ張って何とかセーフ(それでも周囲のクルマからは明らかにもたつく場面あり)という、オフロード走破性能に振り切った世にもまれなクルマだと思うので、果たして大きく重くなったのにパワートレインそのままって、人によっては「走らないクルマ」の烙印を押されるような気がしないでもない。一応、ブレーキだけはフロントベンチレーテッドディスクに強化されているみたいだけど。最小回転半径が5.7mっていうのもなかなかかと(シエラは4.9m)。あと、なぜかガンメタ+メッキ縁取りの専用フロントグリルが設定されていて、外装ではこれがどうしても好きになれないけれど、これは好みの問題。

    ちなみに僕は小さなクルマが好きなので、5ドア発売に際して待ってればよかったというようなショックはないし、つまりは3ドアのジムニー シエラで満足しています。

    ただし燃費には目をつむる。

  • 【魁力屋】という誘惑

    1月某日、クルマで出かけた折にお昼時になり、道中で駐車場がある飲食店に入ろう、たまには背脂とニンニクの効いたラーメンを食べようと脳内の意識が求めるようになってしまい、つまりは空腹を覚えて【京都北白川 ラーメン魁力屋】へ久しぶりの入店をする。

    コク旨全部のせラーメン

    「コク旨全部のせラーメン」を注文し、ネギをたっぷりと乗せてがっつくようにいただきましたよ、ええ。全部のせはチャーシュー2倍・半熟味付玉子・のりがトッピングされていて、お得感のある一杯に。

    たまに、禁断症状出て無性に食べたくなるのよね。魁力屋恐るべし。

  • 【望月商店】で今月の日本酒(追加分)仕入れ

    1月某日、厚木の望月商店へ今月二度目の買い出しに行ってきました。いっぺんに沢山仕入れても良いのですが、我が家の冷蔵庫に余剰スペースはそれほどないので気が向いたら足を運んでいます。日本酒用冷蔵庫、本当に買った方が良いかもしれない。

    今月の日本酒(追加分)

    今回仕入れたのは左から

    • 凪-Spring Misty- うすにごり無濾過生原酒 純米大吟醸
    • おだやか 生酛 純米吟醸 しぼりたて生
    • 甲子春酒 香んばし 純米大吟醸

    というラインアップ。いずれもこの時期らしいフレッシュ感のある甘みと酸味がほどよく調和した春酒だろうと期待しています。。

    今回初めて買った(残りの2本は昨年も飲んでいる)寒菊銘醸の凪 -Spring Misty- から飲んでみたところ、生きた酵母を実感できるほどの瑞々しい口当たり。やっぱり日本酒は最高だ。

  • 【S&B赤缶カレーパウダールウ】でカレーを作ってみた

    1月某日、かねてから気になっていたエスビー食品の「S&B赤缶カレーパウダールウ」を買って、さっそくカレーを作ってみました。

    黒毛和牛のビーフカレー我が家風

    エスビーの赤缶カレー粉といえば、日本のカレーのスタンダードと言っても過言ではなく、どこの家庭の台所でも、そして飲食店のキッチンでも見かけるメジャーな存在。一方、固形のカレールゥも様々なメーカーの商品がスーパーの棚に並んでいるけれど、ちょっと溶けにくくてダマになってしまったり、油脂で固めていることが多くて少し脂っぽい仕上がりになってしまったり。

    我が家は最近ではグリコのZEPPINシリーズやエスビーの栗原はるみのルゥを使い事が多かったのですが、今回このパウダールウを使ってみて溶けにくさや脂っぽさがかなりのレベルで解消されていることにまず満足しました。ちなみにエスビー食品曰く「固形ルウ以来、半世紀に一度の大発明」だそう。

    すぐに溶けて、妙な脂っこさもない!

    肝心の味はというと、デフォルトのままではかなりあっさりしていて、中辛を買ったけれどお子様でも安心して食べられる優しいカレーになります。もう少しパンチが欲しかったらガラムマサラとかクミンとかを入れてスパイス強めにしたら良いかも知れません。でも素直に美味しい。

    洗い物も楽になるのは良いね。

  • 【ジョナサン】のタンドリーチキン&メキシカンピラフ

    1月某日、大磯で月に一度だけオープンする焙煎所のコーヒーを買い求めに行く途中、工事渋滞などで時間をロスしてしまったので、ジョナサンでランチをいただく。

    タンドリーチキン&メキシカンピラフ 目玉焼きのせ

    ジョナサンでは昔から(学生の頃から)タンドリーチキン&メキシカンピラフ一択。カロリー過多なのは気にせず、とにかくパワーランチとしてはよく出来たメニューだと思う。目玉焼きとサラダもつけたら良い感じに。

    富士がくっきり

    冬は空気も澄んで、冠雪した富士山がとても綺麗に見える。富士山を見ながら西進するのは、鎌倉へ移住してきてからの密かな楽しみ。

    さぁ、美味しいコーヒー豆が僕を待っている。

  • 森博嗣「百年シリーズ」3部作読了

    1月某日、森博嗣の「百年シリーズ」全3作を読了する。2作目までは主人公のサエバ・ミチルと相棒のウォーカロン(自律型ヒューマノイド)のロイディによる冒険譚で、100年後の近未来設定のSFかつファンタジー要素が強い物語。

    ミステリーとして考察をしながら読み進める要素はあるけれど、事件の真相を追求するという表面的な内容よりも、死生観や人間とは何か「我思う、故に我在り」(仏: Je pense, donc je suis)という哲学的なテーマにも重きをおいて全編を通し描かれているような印象。しかし、あくまで冒険譚という形をとっているので、物語として読みやすくNHK-FMでラジオドラマ化もされたようだ。

    問題はシリーズ最終作となる3作目。前作までのキャラクターは主人公を含めて登場せず(少なくとも表面的には)、登場人物の視点がどんどん時空をも超えて切り替わっていくスタイルで、一見すると「何を読まされているのか」分からなくなる。森曰く、幻想小説のつもりで書いた作品とのことだが、作者の壮大な思考実験に付き合いながららトレースし同化していく、いわば読者が「ついてこれるかな」と試される1冊になっている。シリーズとして成り立っているのかどうか、については、作者が伝えたい「モチーフ」としての統一感はあるかも、と、ぎりぎりぼくの思考能力でも何とか思えるので、これが一つのまとまったシリーズであると規定されればそうなのだろう、という感じ。いやいや、ほんと難解。

    今自分が生きていると感じている「現実」は果たして本当に現実なのか、そこに疑うべき点は一つもないのだろうか、という問いを究極的には読者に突き付けているような感じがする。作中で描かれている設定が「物語としての作者の幻想」ではなく「真実・真理」だと誰かに提示された場合、「絶対にありえない」と100%否定しうる論理的思考能力をぼくは持ち合わせていない。