慣らし運転を兼ねて秋田路へ

敬老の日に絡めて休暇をとり、やってきたばかりのジムニーシエラの慣らし運転を兼ねて秋田へ帰省しました。

ここ最近は関越から日本海沿岸を北上というパターンが多かったのですが、多分燃費的に実家まで辿り着かない予感がしたため、明け方にガソリンスタンドを探し彷徨うのを回避しようと今回は常磐道〜東北道〜秋田道というコースを久し振りに選択しました。

まだ全然走行距離も伸びていないため、80km程度の速度で左側をのんびりと走行。100〜150kmおきにサービスエリアに立ち寄って小休止しながらのロングドライブでしたが、車高の高さもプラスに作用してかなり楽だと感じました。腰も痛くならない。

午前中に秋田へ到着し、妻と愛犬は実家に残して一人でいつものかつ丼を食べに新屋の名店「かつ丼 多勝」へ。

リブロースかつ丼

夜通し運転したご褒美としてリブロースかつ丼に舌鼓を打ち、幸せを噛み締めた帰省初日となりました。

二日目はどんよりとした空の下、男鹿の水族館「GAO」へ。

GAO

ここはキャリーなどに入れていれば犬と共に楽しめる水族館なのです。

ホッキョクグマは眠そう

水族館を出た頃には豪雨となり、田舎道の轍に相当な水たまりができている中をゆっくり走りながら能代の酒屋へ日本酒を買い出しに。道中、事前に設定していた慣らし運転走行距離もクリアしました。

能代で銘酒「山本」を買い込み、五城目の福禄寿酒造が運営している「下タ町醸し室 HIKOBE」でコーヒーと酒粕まんじゅうで一服。

HIKOBEはなかなか洒落た空間でした

ドライブ好きなAino(トイプードル:もうすぐ6歳)は、大満足したのか実家でぐっすりとお眠りあそばしておりました。

すやすやと眠る我が家のお犬様

そんな感じでいささか弾丸日程ではありましたが、秋田への久しぶりの帰省もおしまい。帰りも常磐道でドッグランのあるSAに立ち寄りながら無事に帰ってまいりました。

ロングドライブをしてみての感想は・・・まずは快適なドライブを楽しむためにドリンクホルダーとスマートフォンホルダーと電源増設だな。

かつ丼多勝のロースかつ丼 with エビフライ

ロースかつ丼
エビフライ

秋田帰省のUターン道中、恒例の「かつ丼 多勝」へ寄り道。いつもとんかつの定食を食べてしまうので、今回は屋号にもあるかつ丼を食べようと決心して注文。ついでにエビフライも。

その結果、尋常じゃない美味しさのかつ丼にありつけることができました。かつが美味しいのはとんかつ定食で十分に分かっていたことだけれども、ふわふわの卵でとじることによって、さらに旨みが二重にも三重にも広がっていく感じ。エビフライも大きくて衣がサクッと揚がっていてまた格別。これは毎日でも食べたい。秋田へ行った際にはぜひ立ち寄るべき名店だと改めて思った次第。

ごちそうさまでした。

佐藤養助 総本店

佐藤養助 総本店

日本三大うどんの一つ、秋田の稲庭うどんといえばここ、「佐藤養助」でしょう。帰省中の僕らは実家の母と共に湯沢市まで車でドライブし、総本店で稲庭うどんをいただいてきました。

二味天せいろ

つるっつるのうどんがどんどん喉に吸い込まれ、また天ぷらも揚げたてで非常に美味しく満足の一品。

この総本店ではお食事処はもちろんのこと、工場見学や直売限定品も買える売店が併設されており、秋田のお土産までコンプリートできます。僕らも今回のお土産はここで大半を揃えることができました。

いざ秋田路へ

道の駅象潟にて

文化の日の次の日に休暇をとって4連休とし、3日未明より圏央道〜関越〜北陸道〜日東道を経由して帰省先の秋田へ。

夜通し走っていると道中はさすがに眠くなるので、だいたい1時間から1時間半程度でこまめに休憩とりながら北上して行きます。犬連れドライブなので散歩とかトイレとかも必要だしね。

日本海側に出る頃には夜も明けて、今回は新潟と山形の県境辺りで朝マックをし、山形を抜けてようやく秋田へとコマを進めて象潟の道の駅で最終休憩です。

残りあと少し!

一白水成 山田錦 純米吟醸

一泊水成 山田錦 純米吟醸

いよいよひやおろし・秋上がりの季節到来ということで、厚木の望月商店から何本か秋酒を仕入れてきました。

まずはNEXT5の秋田県五城目町の福禄寿酒造から一白水成。秋田の酒造組合と兵庫県多可町との契約栽培で育てられた山田錦で醸し、火入れして秋口に出荷されるこの時期ならではの1本。

バランス良くデイリーで味わえるお酒で、すいすいと飲めるためあっという間に消費してしまいましたが、満足の品です。五城目町は秋田の実家からも近いので、酒蔵行ってみたいなぁ。

一白水成 純米大吟醸 下タ町醸し室HIKOBE 限定酒

前回に引き続き、義母が誕生日に秋田から送ってくれた福禄寿酒造の日本酒から、お馴染み「一白水成」の純米大吟醸。しかも五城目町の福禄寿酒造に併設されているカフェ「下タ町醸し室 HIKOBE」でしか買えない限定酒だそう。

雑味やカドが一切感じられない、まろやかでトロッとした飲み口。下手な個性を主張せず、何にでも合わせられそうで美味しい。日本酒が苦手な人でも全く抵抗なく飲めるだろうなぁ。

HIKOBEはカフェとしても雰囲気良さそうで、次回秋田へ帰った際には是非とも立ち寄りたいお店です。実家からも近いからね。

十五代彦兵衛 純米吟醸

今回は一白水成で有名な秋田県五城目町の福禄寿酒造から、もう一つのラインである「十五代彦兵衛」の純米吟醸。地元五城目町酒米研究会との契約栽培により生まれた酒米「美山錦」を、地元の水で醸した一本。

5月の連休時に秋田へ帰省した時には休業中だった「下タ町醸し室 HIKOBE」で、義母が誕生日プレゼントとして買って送ってくれたうちの一つです。純米吟醸らしい甘味、酸味、苦味がトータルでバランスよく口の中に残るなかなか秀逸な味わい。

山本 木桶仕込み Ice Blue 純米大吟醸

山本 木桶仕込み Ice Blue

今週の一本は前回に引き続き秋田県山本郡八峰町の山本酒造店から、年に2〜3回程度不定期でしか出荷されないらしいレア物である、秋田杉の木桶で仕込んだ限定酒「山本 Ice Blue」。

グラスに注ぐとそこはかとなくメロン感のある上品な香りがします。口に含むとまずはやっぱり山本銘柄らしい酸が広がり、その後にジューシーな甘さが。ピュアブラックが持つ圧倒的なキレは純米大吟醸として大人しく影を潜め、それでいて穏やかで優しい幸せなひと時を味わえる特別な1本です。

特別感のある化粧箱付き

山本 Midnight Blue ミッドナイトブルー 純米吟醸

山本 Midnight Blue ミッドナイトブルー

今週の一本は秋田県山本郡八峰町の山本酒造店から、マイフェイバリット日本酒である「山本 ピュアブラック」の姉妹品(兄弟?)のミッドナイトブルー。

酒米や精米歩合、麹はピュアブラックと同じで、酵母だけ異なるそうです。ピュアブラックよりも少しまろやかな、上品さが醸し出される飲み口。すっきりとしていて、暑くなるこれからの季節にぴったりだと思います。