数字と位置関係

11月某日、藤沢の不動産屋オフィスで長谷の土地について担当Hさんと打ち合わせをしました。詳しい土地の情報を開示してもらいました。メインの議題は斜面を背負う旗竿地ゆえに、建物を建てられる有効敷地面積を知りたいというもの。未だ正確な測量が上がっていないため、あくまで概算ですが以下の条件、数字が出ました。

  • 第一種低層(建蔽率40%/容積率80%)
  • 風致地区(高さ制限8m、隣地境界線から1mあける)
  • 接道約3m(要2mなので問題なし)
  • 前方道路幅4m弱(数センチ足らないので微々たるセットバックあり)
  • 建築可能敷地概算:53.55平米(上底5.3m/下底7.3m×高さ8.5mの台形)

つまり建てられる建物の最大値は53.55平米×2階で32坪強の大きさになることがわかりました。とはいえ、そんなに大きな建物を最初に建ててしまうと建築費が嵩むので、最初は20~22坪くらいのこじんまりとした建物になるイメージでしょうか。そこから増築したり、ロフトを作ったりできれば良いと思っているので、この土地は充分な面積が確保されているようです。

また、ローンと月々の支払い概算も出してもらいました。今住んでいる北鎌倉の借家の家賃からプラス2万円ほど見越しておけばじゅうぶん建てられるだろうとのことです。もちろん、建売の家と違い、土地を購入してから、建物を設計・施工するので当然上物によって数字は変わってきますが、希望しているホームビルダーのもとで22坪ほどの建物を建てた場合想定される金額です。

家賃より住宅ローンの返済額の方がやや大きくなりますが、一昨年結婚式を挙げたときに発生したブライダルローンでは現在月々3万円弱返済しているので、それを繰上げ返済し、その額を充当すれば住宅ローンとして返済できます。俄然現実的になってきました。

お金の面でも購入を見送る要素が無くなってしまい、あとは意思のみになりました。しかし売主の都合もあるらしく、あまり判断を先延ばしにすることができません。人気のエリアですから、今後市場へ出れば今回の土地は価格も手ごろなのでおそらく即決まってしまいます。23日の勤労感謝の日まで仮押さえしてもらい、熟考の上購入意思の有無を伝えるということにしました。