震災をうけて:節電と飽食

3月某日、東北から関東にかけて、大地震と大津波が襲来した。3月11日以降、被災地はもちろんのこと、直接的な被害が少ない首都圏までが混乱を続けている。時間が経つにつれ、悲惨な被害の状況が少しずつ見えてくると同時に、原発の問題まで大きくなってしまい、もはや日本全体、いや経済のことまで視野に入れれば世界中が危機に瀕しているような状態だ。

被災地以外の人に出来ることは、とりあえず電力供給の危機に対してとにかく節電すること。鎌倉でも計画停電が行われている。我が家でもとにかく電気を点けないように心がけている。小さなことだけれど、それがきっと1分1秒でも早い被災地の復興と社会全体の平穏につながると思う。

東京に働きに出たら、計画停電の予定が無い地域でも進んで節電に取り組んでいるのが分かる。東電の電力使用予測より実際の数字がかなり低くなっていることが、一人一人の力を感じる。恐らく会社や商店の営業としては大打撃だろうけれども、節電ということに関して、いざとなれば出来るということが実証された形だと思う。また、大口の電気使用者である鉄道が極力輸送を控えているからというのも大きいのだろう。確かに通勤・通学の際に運休や間引きが多くてかなり混乱しているが、それでも被災地を思うと今の所我慢して乗り切るしかないな、というのが素直な感想だ。

しかし、同時に被災地ではない首都圏のスーパーやコンビニの棚に何も無くなってしまっている現状も考えたい。流通が滞っていることはもちろん大きな原因の1つだろう。でも同時に、過剰な(一時の)防災意識で買い占めていることは無いかい? もしも被災地にそれを送りたいというのであれば大いに結構。ただ、僕らが普通に生活するために米やパン、少量の保存食を買いたいと思っても、もはやどこにも無いのだ。ヒステリックな買い占め、買いだめは無駄な備蓄になるんじゃなかろうか。その大量に買った水や米、カップ麺は、本当に災害に遭ったとき、自分たちだけで寡占するつもりなのかい?? ガソリンを血眼になって探して入れたその車で、今すぐどこかに行く予定でもあるの? 無きゃ無いで何とかなるものもあると思うぞ。

節電の件では、今の所やれば出来る都会の人たちだからこそ、一人一人の(ほんのちょっとの)自制があれば、昨今の品薄状態がすぐに解消されると思うのだが。

カトリック信者のくせに久しく教会に行ってないけれど、たまには行って被災地に祈りを捧げつつ、自分の普段の贅沢な暮らしを少しだけ反省したい。

酒宴続き

2月某日、先週の金曜日から飲み続けています。

金曜日は、会社の先輩・同僚と打ち上げ。行きつけにしている恵比寿のうなぎ屋さんで宴会をしました。翌朝に草野球の自主トレを控えていたので余り飲み過ぎないようビールくらいにしておこうかと思っていたものの、最終的には八海山をあおる。食べている間はやっぱり和食には日本酒だよねーとか思っていたけれど、恵比寿から鎌倉までの帰路が少々こたえました。で、深夜、そういえばそろそろ新居に呼ばなくてはと思っていた、逗子在住の元隣人ファミリーSさんへ、もしよければ翌土曜日に来ませんかとお誘いメールをして眠りにつきました。

土曜日、野球の練習をしている間にSさんから返事があり、遊びにきてくれるとのこと。さっそくお酒の好きなSさん夫婦のために宴会の準備を開始。しかし、てっきりお酒飲むから電車で来るのかと思っていたら、あろうことかマイカーで来訪。しかも気を遣っていただいたのか、夜に別の用事があるという小さなウソまでつくもんだから、「宴会の準備してますよー今夜は電車で帰ればいいじゃん」と半ば強引にお酒の誘惑をしたところ、さすがお酒好きのSさん夫婦、あっさり陥落して宴会へ突入(笑)。結局、Sさんにいただいたシャンパンとエビスと紅白ワインでかなり盛り上がってしまい、深夜まで引き留めて一緒に飲んでしまいました。すみません。でも久しぶりに会えたし楽しかったですね。ちゃんと江ノ電で帰宅していただきました。

日曜日は近隣の方たちを自宅へ招いて宴会。昼間、僕が美容院へ行っている間にコストコへ買出しに行ってもらい、舶来スーパーだからか宴会というよりパーティといった装いの品がテーブルに並びました。次の日から仕事なのにシュポンシュポンとスパークリングワインの栓が開き(この日はお酒飲む人が少なかったはずなのに)、またまた23時くらいまで飲んでしまいました。

晩酌はだいたい毎日しているけれど、3夜連続での宴会は楽しい反面体にこたえます。まるで忘年会シーズンのような。今夜は休肝日にしようと思います。今のところ。

2年ぶりにインフルエンザ発症

2月某日、先週の月曜日からインフルエンザにかかり、出勤停止となって1週間家で寝込んでました。テレビも無いしネットもつながらない陸の孤島で、余りの暇さ加減に昔買った「MONSTER」を久しぶりに全巻読破しました。

まさかこんな感じで新居を満喫するとは夢にも思わず。そういえば2年前に東京から鎌倉へ引っ越す直前にもインフルに罹った記憶が。。。30になるまでインフルエンザなんてかかったこと無かったのに、31、33と1年おきに罹るとは何の因果か。

ちなみにB型だったようです。ということは新型とA型には未だかかる可能性があるのか?会社でも他にインフルで休んでいた人がいた模様。ニュースでも流行っているとは言っていたが、そんなことで流行の最先端を行かなくてもよろしい。

皆さんも気をつけましょう。1にうがい、2に手洗い!でも、うがい・手洗いを励行していても罹ってしまうものは罹ってしまうので、来年から予防接種をちゃんとしておこうと心に誓ったのでありました。

HAPPY NEW YEAR 2011

1月某日、新年明けましておめでとうございます。

今日は仕事初め。また忙しい日々が始まります。

今年もよろしくお願いいたします。

早く引っ越したい。

2010年の仕事納め

12月某日、毎年クリスマスから年末にかけてはデパートとか人がやたらといて、余り好きじゃないんだけれど、通勤は電車が空いてて良いよね。

今日で仕事納め。

某有名家具屋 使用上の注意

12月某日、客が自ら探し出し、持ち帰り、設置し、組み立てることを前提とした販売を行っている巨大倉庫のようなあの某有名家具屋さん。価格が安いこともあり、僕らも何回か新居に必要と思われるものを見に行きました。ちなみに現在、車を所有していないのでわざわざ電車を乗り継ぎ、送迎バスに乗って行かなければいけません。

初めて行ったとき、商品も楽しみでしたがランチもかなり期待していました。たまに広告で「ランチもこの価格でこの味!」的なものを出しているし、実際に行ったことある人が美味しいって言っていたような気がしていたので。広い店内を午前だけで回れるはずもなく、混雑しているレストランへ行きサーモンのマリネとローストビーフ、そしてパンを食べたような記憶があります。

好きな人には大変申し訳ない(嘘)のですが、感想は「そんな言うほど美味しいか??」でした。むしろ、ローストビーフを頼んだせいで若干高めな価格設定(低価格を謳っていながら1000円/人を軽く超えた)になってしまい、「価格は大して安くなく、質はイマイチ」という最悪な結果に。うちの大学の学食の方がはるかに安くて美味い。もう食わん。ふんっ。

次に肝心の家具。価格は他の家具屋さんなどと比較してもすごく安いし、気に入ったものがあるならじゃんじゃん利用すべきかも知れません。でも同じ商品でもバラツキがありそうなのも確か。良い意味でも悪い意味でも外国のプロダクトだっていう感じ。行ってから気づいたのですが、我が家のテイストには余り合うものがありません。木製家具に関していえば同じくらいのクオリティなら、材料さえ手に入れれば日曜大工で作れそうな気がします。と大きなことを言ってしまったので、これから実際少しずつ作ってみます。

しかし、何もこれまで買わなかったのかといえばそんなことは無く、洗面室の大きな壁掛けミラーを買いました。他にも数点細々としたものを買い、持ち帰れないために当然配送を依頼することになります。難しいことはなく、配送カウンターで会計済みの商品をレシートでちゃんと確認してもらって配送手配終了。その日は手ぶらで帰りました。

・・・・・・。

後日、配送日に建築現場で受け取って中身を確認すると、ミラーが粉々になっていました。梱包を見れば、一緒にいた設計士さんも「割れない方がおかしい」と呆れるくらい杜撰な梱包で。とりあえずこりゃ大変、返品・交換手続きしなきゃと、問い合わせてみると、そもそもミラーは配送できないらしい。うむむ、っておいおい、配送できないなら、カウンターで商品をレシートと共に確認しているんだからその時にきちんと言わんかい。ま、ちゃんと引き取り・交換をしてくれたので良いですが、割れ物の配送には気をつけましょう。

結局どこで割れたのか、については下記の可能性があります。

  1. そもそも客がピックアップする棚で割れていた(スタッフ・客含め色々な人が出し入れするからね)
  2. 僕らが棚から持ち出して会計・配送手配するまでに割った(たぶんこれは無い)
  3. 配送時に割れた(杜撰な梱包との相乗効果)

などなど。

ピックアップエリアには梱包された状態で商品が置いてあるので、自分で持ち帰るにしろ、配送してもらうにしろ家で開けてみないと分からないというこのドキドキ感たっぷりな演出。良く考えてみたら「自己責任」という世知辛い世の中の象徴のようなこの家具屋。田舎のお義母さんが行きたいとか言わない限り、余り行く気がしなくなりました。

あ、好きな人のために一つフォローを。そういやパンは意外に美味かった(本当)。

映画「ノルウェイの森」を鑑賞しました

12月某日、世間ではクリスマス。家のことも僕らに出来ることは一通り片付いているので、久しぶりに夫婦で休みを満喫しようと、横須賀へ映画を観に行きました。

「ノルウェイの森」を鑑賞。余りに遠い過去のことで、原作の内容をほとんど覚えていない状態で見たのが良かったのか、思いのほか楽しめました。映像が何だか外国映画(フランス映画っぽい気が。。。)のようで、良い時間を過ごせたと思います。こんな登場人物もいたなぁとか少し思い出したりして。

まぁ何と言うか、村上シンパでもアンチでも無いためからか、単純に作品が入ってきました。松ケン(サンバじゃないほう)ってかなり良い役者さんなのかも知れません。菊池凛子も良い芝居だったけれど、2時間観てるのが少し辛い感じ。

また折を見て映画くらいは観に行きたいと思っています。ちなみに横須賀のヒューマックスは少し狭い。

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8月某日、せっかくの夏期休暇、誰もいない建築現場では何もできないので久しぶりに海沿いを流しました。景色は良いけれど、平日で下手にすいている国道は、トラックがびゅんびゅんで少し怖いです。

時速30kmですから。

STORM

6月某日、ただいま嵐 アラシ あらし。

カミナリと大雨で木造の我が家は大コーラス。

もうすぐ梅雨かな。それが終わればまた夏が来る。

XXX(伏せます):茅ヶ崎の行列ができるラーメン店

5月某日、茅ヶ崎でいつも行列しているラーメン屋さん。ちょうど打ち合わせがお昼に終わったので行ってみました。いつもなら写真も載せますが・・・。

並ぶこと40分。人ごみが苦手、並ぶのも嫌いな僕が何も言わずに(正確には腹が減りすぎて省エネモードになっていただけ)並んで入り「つけめん」を注文。妻はふつうのらーめんをオーダー。

出て来たのは野菜(ほぼもやし)メガ盛りの器でした。これだけ茹でたてのもやし入れたらどんどんスープは薄くなります。妻のらーめんは、ほどなく味の無いスープにもやしの山と麺だけに。つけめんをチョイスした僕は、スープが薄くなることは無かったけれど、どこまで食べてももやしばかり。

値段は安かったけれど、もう行かん!

いやー久しぶりに一切褒めるべき点の無い(マズい)らーめんを食べたなぁ。

注記:僕ら夫婦は、行列ができる名店でごくたまに「何が美味いのか分からない」という感想を持ちます。そこそこ好きですが決してらーめん通では無いし、グルメでもありません(一番美味いラーメンは「サッポロ一番みそラーメン」なのではないかと思っている)。もしかしたら、僕ら以外の人によっては、とても美味しいラーメン店の可能性があるので、お店の名前は伏せます。

以上