まだ見ぬ未来の同僚たちへ

3月某日、当社では昨年より人員拡充のためいくつかの職種で正社員を募集している。社のウェブサイトからでも要項をよく読んでいただいた上でダイレクトに応募できるものの、メインは契約している転職エージェントを経由しての書類選考から始まる。

市場で中々動きの少ないニッチな専門職なので、若い人であれは一から教えながら育てるつもりで「未経験者可」として母数をなるべく幅広くしているのだけれど、応募書類の大半は惨憺たる内容である。

未経験者であればせめて「なぜこの職種を志望しているのか」は書いて頂かないと、どういうつもりで当社に応募してきたのかがさっぱり分からないのだ。採用される気ある?と首を傾げる毎日。

想像するに、転職活動用にある意味汎用化した当たり障りの無い応募書類を手当たり次第各社に送りつけていると踏んでいる。あるいは、採用担当者に興味をもたせる=自分を売り込む書き方そのものを学ぶなり調べるなりをしていないのだろうか。

もちろん、中には非常によく書けているなと思う人もいるので、若いから、とか、そういう世代だから、とか、売り手市場だからという話ではないだろう。

と、まぁそういう状況なので、ちゃんと熱意のある志望動機さえ書いてくれれば、それだけできっちりと前向きに読むことをお約束する。

書類選考を通すかどうかは別の話だけれど。

肝CT検査を受ける

3月某日、3年前の健康診断で肝血管腫疑いと出て紹介状をもらうもずっと放置し、前回の健康診断で超音波技師の人に叱られてようやく総合病院の予約を取って精密検査に臨む。

小学校5年生の時?に虫垂炎を拗らせて腹膜炎寸前までいって入院して以降、幸いな事に大きな病気も怪我も無かった僕は、総合病院のあれやこれやが余り良くわからず、右往左往しながら無事にCT検査を完了した。

結果は肝血管腫疑いから疑いが取れ、晴れて肝血管腫という診断のよう。ただ、肝臓の数値もすこぶる良好で悪性のものではなく、年に一回の健康診断でよほど大きくなるような事が無ければ放置していて良い模様。それでは一回忘れる事にしよう。

夕方妻の所用で衣笠へ。

JR衣笠駅

横須賀線の衣笠駅はこぢんまりとした地方の駅といった趣き。でも中々良い感じのアーケード商店街があって、小一時間周辺を散策してしまった。途中思わず買ったコロッケは小腹を満たす優しい味。

そういえば今日行った総合病院は、数十年前の爆弾テロ犯が最後に身分を明かして亡くなった病院であった。そして、今日はあの震災から13年。元日に能登半島で大きな地震があって今も被災地は苦しんでいる。

何かあればすぐに避難生活が送れるように、日頃から準備しておかないと、そしてまずは心身共に健康でありたいと改めて思う1日であった。

1年の成果が出る日

3月某日、年度末という事で社員全員分の今年度の査定と新年度からの給与改定案をまとめる。だいたいのベースラインを定めつつ、せっかく目標管理制度を導入しているのだから、目標達成した人は少し上乗せしたり、日々の業務の印象を振り返ってプラス査定できると思える人にはきちんとアップさせてあげたい。

もちろん、目標が未達の人やそもそもの設定がイマイチな人、日々何をしているのか残念ながら見えてこない人もいない訳ではないので、そこは公平に私情を挟む事無く淡々と評価する。

その後、自分の分は評価できないので空欄にして社長決裁を受ける。少しだけ僕の評価と社長の評価に差はあるものの、自分としては納得感のあるところに着地できて安堵する。

そして僕自身の評価と新年度報酬額を仰せつかる。ありがたいことに、想定していたよりも高めのベースアップ提示をいただき、平身低頭背中を見せる事なく会議室から辞去したのだった。単純なもので、「新年度も頑張ろう」と思う。

早速妻にメッセージ送ったら「週末は昇給祝いだ」とのこれまた有難き詔をいただいたのが本日のハイライト。

さて、週末は何食べようかな。

雑に書き散らす

3月某日、今日は我が社の代表取締役会長、つまりオーナーが遠路はるばる上京しあそばれるという事で、某老舗フレンチレストランもしくは洋食屋さんとカテゴライズされるであろうオーナーが懇意にしているお店で会社の若手スタッフを連れてディナーフルコース。後期高齢者とは思えぬオーナーのバイタリティに当社スタッフ一同圧倒される。

若手の彼らが少しでもこの老オーナーのあるようでないような、いや実は隠されているであろう含蓄の中に何かを見出すことがあれば儲け物である。オーナーも意図していない若手との遭遇に一瞬ひるむ様子を見せるも、歳の差半世紀以上のジェネレーションギャップをものの見事に逆手にとるような、昭和の語り部を自ら担う一席に、一同中々の満足感があるひと時となった。

何より好ましいのは、オーナーにクソジジイ感があまりない事だと思う。とは言え、まぁ尊敬するか憎悪の対象になるかの瀬戸際ではあろうユニークなキャラクターの爺さんではある。

ちょっともう山手線を経由して鎌倉へ帰るのが億劫なので、代官山駅から横浜へ向かう。汗が止まらん。昔から汗っかきなので、一旦汗がタラリとしようものなら、環境が変わらない限り延々と汗が出続けるのだ。今夜は横浜まで右頬から左頬まで首筋に沿って半月状に湧き水が出て、それと共存しながら帰路に着くのだ。あぁ汗が止まらん。耳の後ろとかびしょびしょだけど大丈夫かな。

オーナーも当社の社長もなかなか頑固で偏屈なところがあり(僕に言われたくはないだろうけど)、最近は友好的にコミュニケーションが取れる場面が多いものの、そもそも僕自身の性根が悪いのか、現場のトップなのにも関わらず上長もスタッフも何一つ信頼できない状況が続いていて、メンタル不調を心配されるのだが、実はそこまで真面目な人間でもなく何となく管理職を演じているだけなんだ。で、たぶんそれが原因での心の病にも罹患しえないだろう。

この経営陣が本当に好きじゃなかった。でも今はどこから目線だというご指摘には完全無視を貫きつつ、仕方ないから百歩譲って付き合ってやるという立ち位置に自らを置くケースが多くなってきたと思う。これが大人になるという事なのであればそうだろうし、言い換えればそれは体制に迎合しているとの誹りをうけるのかも知れない。

幸いなことに、結構な頻度でそこそこ優秀な人材かと周囲に勘違いされるのだが、それは俺って中々出来るだろうという自分を一生懸命演出しているだけで、本当は、どうでもいいとか、面倒くさいが常に思考の先頭をひた走る、そんな人格なのは百も承知している。

それでも絶妙なバランスをとりながら齢を重ねて行っているのだ。

クライマックスシリーズ vs 相棒22

相変わらず長時間労働(休出含む)が続いているけれども、今日はこの時期恒例の相棒初回ということで定時退勤。

ふと気づけばクライマックスシリーズのファイナルステージも開幕しているので、radikoを聴きながら鎌倉へ帰っています。相変わらず打てん…

短期決戦は岡田阪神弱いというジンクスを何とか解消して欲しいとこだがと思っていたらルーキー森下ホームラン!

よし。でも森下以外は凡打の山なのね。何とかまずはヒットで塁を埋めていきたいですな。

21時になったら相棒始まるから、チャチャっと終わってくれるとありがたいけど、まぁ激戦になるのかな。

寝不足

それは確か小学校5年生の時だったかと思うので、かれこれ30年以上前のことになります。学校には行ったものの午前中からお腹が痛く、給食も食べずに早退して家へ帰ってきました。

家の近くの小さな診療所へ行き、まぁ風邪の類でしょうな、との診断を受けて家で寝込んでいたところ、処方された薬を飲んでも一向に腹痛は治まらないわ、どんどん熱は上がっていくわで、普段は結構能天気な家族もこいつはおかしいと言うことになり、夜の10時頃だったか15分ほど歩いて総合病院へ行きました。

診断結果は虫垂炎。いわゆる盲腸というやつで、しかも破裂して腹膜炎になりかけている中々の重症具合でした。緊急手術で開腹して盲腸を取り除き、その後1週間くらい入院していたかと思います。全身麻酔なんてその時が最初で最後の経験、麻酔から目覚めてきた時にかなりうなされたのを今でもはっきり覚えています。

時は過ぎて2023年の昨夜、配役が変わって今度は妻が虫垂炎で手術をうけました。おかげさまで経過は順調のようで何よりですが、盲腸で手術なんていう古の記憶が蘇って懐かしいような苦々しいような気分。

手術が夜の2時くらいだったので、入院の手続きやらで明け方まで病院にいることになり、一睡もしないまま帰宅してWBCの準決勝を時折寝落ちしながらも観て、また午後の面会の時間に病院へ行ったりしたので、相当ハードな春分の日となりました。

準決勝はとんでもない最高の試合になりましたね。今日は早く寝よう。

動画収録立ち会い

今日は珍しく外部スタジオでの動画収録に立ち会いました。廃工場を雰囲気そのまま残しつつリノベーションとアンティーク家具などを配置したなかなか興味深い空間での撮影。

いつもオフィスでコンピューターと睨めっこして1日が過ぎるのとは違い、僕としては非日常的というか稀な経験ができて楽しめたけれども、同時に物音や映り込みにも気もつかってしまうため疲れたなぁ。

勉強にも刺激にもなるので、次回は若手も連れて行こう。

寒波襲来

首を寝違えたらしく、1日鈍痛がやまないので少し早めに帰宅。久しぶりに日を跨がずにベッドへ入れそうだ。

日本海側と西日本を中心に大雪となった今回の寒波。もしやと思って一応覚悟はしていたものの、勤務先の東京23区南側や自宅のある鎌倉市では少し雪がパラついただけ。とはいえ、突き刺すような寒さにちょっとウィンタースポーツに明け暮れていた時分を思い出したり。

まだもう少し寒さは続くようなので、凍結路にバイクを滑らせないようにしないとね。

午前様続き

昨年の12月くらいから一気に色々なプロジェクトが動き出し、飲み会続きでも無いのに毎晩終電もしくはその手前での帰宅が続いています。

やはり30代の頃と比較して体力は落ちていると思うし、免疫力云々も低くなっているのだろうから、余り無理はしない方が良いでしょうね。とは言え少々の無理をしないと捌ききれないため、体調とよく相談をしながら乗り切りたい。

こんな調子が概ね3月一杯までは続く予定。何か美味しいものを週末にでも食べて英気を養いたい。まだ月曜日だけど…

一般的仕事納め

世間的には今日が仕事納めのようで、職場のビルの低層階に入っている各飲食店は納会らしき酔客でこの時間も混んでいる模様。

諸事情により一足早く休暇を取ったので、僕は明日も明後日もお仕事をする予定です。もうそうしたらど年末だ。