北鎌倉のカフェでカレーを作ります(期間限定)

3月某日、色々ないきさつがあり、北鎌倉のお手紙カフェ「藤源治LABO」にて4月の日曜日限定で僕の作るカレーを出すことになりました。水を使用せず、玉ねぎの旨味がぎゅっと凝縮されたこだわりのチキンカレーです。4月の企画メニューになります。

なお、手際が悪いため一日10食程度の限定になります。お近くの方、ご興味がある方はぜひどうぞ。

第6回自邸プラン打ち合わせ

3月某日、設計担当のEさんと我が家で打ち合わせ。

前回の打ち合わせで確認した窓の配置を立面図上で確定させ、また僕らが希望として出したTformのSANIFORM PLUS JAPAN MODELというホーローのバスタブやトイレ、リンナイのドロップインコンロを設備としてとりあえず採用するという内容で進みました。

窓のサッシについては、木のサッシを何となく希望していましたが、特注になってしまい相当値が張るということで現状では見送りになりそうです。そのかわり、既成のサッシですが工務店の仕様で内側には木枠のようなカバーをつけるそうなので、雰囲気は良さそうです。木の窓のイメージは2階リビング脇に設けるアトリエ部分の壁で遊べれば良いのかなと思っています。

また、採用を検討している薪ストーブはSCANというメーカーのシンプルなタイプをとりあえず予定しているそうです。楽しみだけれど、予算や毎朝の点火作業を考えるとここはアラジンのブルーフレームとかにするかも知れません。化石燃料はあまり地球のためにはよろしくないので少し考えどころ。

水栓金物はGROHEなどのやわらかい雰囲気の金具は合うのではないかと思い、採用したいところです。でもキッチンにはTOTOのニューウェーブシリーズが使いやすそう。

こうやって設備絡みでリンクが増えていくのは少し楽しいですね。

次の打ち合わせでは現時点での見積もりのお話になるようです。普通は予算オーバーするようです。楽しみと不安が共存中。

土地部分の決済完了で少し大人になった気がした

3月某日、無事に売主へ残金を支払い、土地部分の決済終了。

少し印鑑を押す手が震えた気がした。「おれも大人になったなぁ」などとその時はしみじみ感じました。でもその1時間後には余り実感が無いことにも気がつきました。だって何か形として目に見えるもの、手に取れるものというものでは無いですから。

その足で現地へ「自分たちの土地」を改めて見に行ったら「売却済み」という立て看板が。おぉ、ようやくここまで来たか。

ここから建物の設計に専念し、また、日々の生活の無駄遣いを改めていこうと今更ながらに思ったのでした。

続く。

第5回自邸プラン打ち合わせ

3月某日、打ち合わせをしました。今回はビルダーさんが今月引渡しの現場に行かなければならなくなったため、急遽設計担当をしてくださっているEさんと長谷の現地で待ち合わせ、現況の確認をしてから鎌倉のデニーズで打ち合わせをしました。

あいにくの雨で現地はぬかるみまくっていましたが、隣地との境界部分にブロックが出来ており、少しずつ僕らの土地が体感できるようになってきていました。現在設計中の建物の実際の大きさや高さ、窓からの見え方などを「ここからここくらいまで」とか、「この辺の高さまで」といったような確認をすることができました。

デニーズに場所を移し、ここからは新たに書き起こしてもらった立面図を元に打ち合わせ。平面図から起こした側面(ちなみに、土地は方位があまり振れていなく、「東側」・「西側」・・・がほぼそのまま方位に当てはまります)の窓位置の確認が主な作業になります。2つのプランから配置や大きさなどを理由とともに説明を受けました。

家の外観イメージは外壁だけではなく、窓の大きさや位置、種類が大きく影響を及ぼします。また当然のことながら、家の中への採光、通風、換気、室内から外の見え方などにも影響を及ぼします。明るい家にしたいからとやみくもに窓を配置したら、夏は日差しがきつくて暑すぎる家になるかも知れません。工法にもよると思いますが、壁に開口部を設けるわけですから、強度など構造上の問題からも窓の大きさや配置できる部分にある程度制限がかかります。つまり、家の外観イメージと家の機能性両方に関わってくるので、設計をする上では重要なファクターになるといえますね。

現代的な家も格好いいけれど、僕らは自然と調和した暖かみのある建物にしたいと思っています。あまりモダンに傾くことなく、窓の配置や意匠などを詰めて後日メールで返答することにしました。また、次回の打ち合わせまでにキッチン(コンロ・シンク)や浴槽、トイレなど水周りの設備、水栓金物などの希望があれば図面に落とし込んでくれるそうです。カタログ請求やショールーム巡りをして少し情報収集をする必要がありそうです。

もうすぐスタートラインに立ちます

3月某日、いよいよ来週に新規公図、測量図、各登記簿謄本の写しが測量事務所からあがってきます。これで長かった分筆の申請も終わり、銀行との金銭消費貸借契約を締結できます。

当初の見込みでは、年末年始でローンの契約、引き渡しが完了するはずだったような…。早ければ3月には着工できるかなぁなどと目論んでいた読みは見事に外れ、ただいま2ヶ月程おしている状況です。

分譲として売られている土地ではなく、不動産屋さんの企画商品として分筆からの土地売買だったために、これまで3ヶ月間想定外の事が多発しました。夫婦共々少し疲れが見えてきたところでしたが、もうすぐ土地の引き渡しという一つのポイントに辿り着きそうです。でもゴールではなく、ここからスタートです。

心置きなく、建物の設計に専念出来ます。ちょぼちょぼの資金ですが、どこまで建てられるか、ここからが勝負所。「絶対に欲しい(譲れない)もの」、「まぁ後回しにしてお金に余裕ができたら作るかも、で良いもの」、「別に無くても困らないからいらない、とばっさり切り捨てるもの」というように大きく3点に設備や仕様などを仕分けし、余りお金はかけられなくても豊かな生活ができるような建物を目指そう。

そういえば明後日、いよいよ立面図がやってきます。それを基に打ち合わせをする予定です。お楽しみが土曜日に控えているので、今週もあと1日、仕事を頑張るべく、今すべきことはただ一つ。寝るべし。

アサカツノススメ

2月某日、きっかけは親友のお話。彼は結婚をしていてもう娘さんがいるのです。2歳児ですから当然生活のリズムが子ども中心になるでしょう。以前は会社の帰りが午前になることも多く多忙だった彼も、娘ができてからはお風呂に入れてあげたり、寝かしつけたりといったことをする必要もあって、なるべく早く帰り、一緒に寝るようにしているそうです。当然、朝は早い時間に娘に起こされるので必然的に早寝早起きになりつつあるということです。

僕らはまだ子どもがいるわけじゃないけど、今まで夜に(酒飲みながら)活動してきたことを、朝早く日の出と共に起きてきて活動した方が絶対に良いのではと、今更ながらに感じました。

妻は朝に強い子だから大賛成してくれたけれど、大変なのは言い出しっぺの私。用もないのに早起きなんてする実績はこれまで30数年の歴史の中でほぼ皆無。それでもやろうと思えばできることをここ2週間強で実践中。

今まで平日はだいたい7時30分くらいにしかたなくダラダラと布団から出ていたのを、朝6時に目覚ましをかけ、朝日が昇ってくるのを尻目に何とか早起きしています。とはいうものの、起き上がって活動開始するまではダラダラ(そこは変わらず)していますが。。。いや、眠いというよりも寒さに負けています。鎌倉の朝は冷えるのです(特にうちは山の上のせいか、布団から出るのがかなり辛い)、と言い訳してみる。

とにかく、長谷の家ができたら、今より少しだけ会社行くのが遠くなる(と言っても10分〜15分程度か)ので今のうちから朝型に生活を矯正しようと目論んでいるのです。そうすれば日の出とともに起きて出勤前に波に乗るのも良し、早く出勤して仕事をさっさと片付けるのも良し、残業しても何とか鎌倉のスーパーが営業している時間に帰って来られるかも知れないし(大きなスーパーも午後10時には閉店します。小さな商店はもはや真っ暗)、時間を有効に使えるということをやっとこさ理解しつつあります。

ちなみに土日も6時に目覚ましをかけています。生活のリズムを崩さないように。自分にまだまだ甘い私、ちゃんとは起きられていませんが、それでも以前よりは相当早い時間に起きて活動しています。午前中から色々なことが出来るし、有意義ですね(当たり前)。

そのためには前日に早く寝ることが大切。寝る時間を削ることは身体に良くないので。目標は23時就寝です。報ステ終わる前に消灯です。

あ、時間過ぎてる、早く寝なくては。。。

津久井:御成町にあるあっさりとした味わいの老舗お好み焼き店

2月某日、久しぶりの鎌倉ランチ。

鎌倉裏駅(西口)から徒歩30秒ほどの場所にあるお好み焼き「津久井」へ行ってきました。関西系(ドロドロ系)のお好み焼きも好きだけれど、ここのあっさりとした味わいのお好み焼きもまた美味いと思いました。

次は鉄板焼きやお米焼(?)なるものにも挑戦したいと思います。

写真は携帯で撮影しましたが、ぼけまくってます。次に行ったら差し替えたい。。。

津久井
神奈川県鎌倉市御成町11-7
営業時間 12:00~22:00(不定休)

第4回自邸プラン打ち合わせ

2月某日、今回は北鎌倉の我が家にビルダーさんを招いて打ち合わせをしました。前回の打ち合わせで固まりつつあったプランを、測量があがり土地形状が書かれている図面に落とし込んで確認をしました。

プランそのものに前回から大きな変更は無く、少しずつ細かな内容の確認をしました。例えば、今回建てようとしている家は2階のLDKが主役になる予定なのですが、アイランドキッチンの大きさを、実際に今住んでいる家のキッチンと比較してメジャーでこのくらいまでというように体感しながら修正していく作業でした。

依頼主(我々ね)の家で打ち合わせをすると、持っている家具や荷物の量が分かるのと同時に、どのような生活空間やライフスタイルを持っているか、また求めているかということを直に肌で感じることができるとビルダーさんは述べておりました。だからわざわざ余り片付けるようなことをしないで、出来るだけ普段通りの状態にしておいてください、と。なるほど、確かにその通りだろうなぁ。

でも我が家はここ最近散らかっていたので、さすがに打ち合わせ当日の朝に慌てて多少は掃除と片付けをしました。。。

前回、今回の打ち合わせを経てマスタープランになってきたので、次はいよいよ立面図を起こしてきてくださるそうです。それを基に窓の配置や建物の具体的な仕様の話になってきます。

そう。土地は紆余曲折を経ていまだ彷徨っている感じなのを尻目に、建物は順調に進んでいるといった状況です。早く土地の件が落ち着いてほしいデス。。

土地の境界確認を行う

2月某日、分筆が終わり、ようやく土地の境界が決定したので2月20日の朝、立ち会い確認をしに現地へ行ってきました。

斜面のあるコンクリートの壁に沿って通路ができ、奥に家が建つ典型的な旗竿状の土地です。通路は駐車場として使うのがメインですが、建物につながるアプローチなのでうまく造りたいですね。

今回の境界決定でまたも新たな事実が出て来ました。もともとの図面では下の写真にある構造物(金網のフェンス)手前からの敷地だと思っていたのですが、今回測量をして分筆作業を行った結果、敷地面積にはコンクリート擁壁とフェンスの間の土地も一部入っているとのことでした。その結果、建物を建てる予定のエリアには影響がありませんが、アプローチ部分が想定していたよりも若干細くなる部分が出て来ます。測量図が上がってくるまで分からなかったことでした。

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普通車を2台ゆうゆうと駐車するのは少し大変ですが、一応不可能ではないのでOKとしました。そもそも今クルマないし、買ったところで鎌倉をスルスルと運転するには小さいクルマになります。友人達もお酒を飲む人が多いので、遊びにくる際は電車・バス利用を勧めましょう。

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東側の斜面。2階LDKからダイナミックに見せられるようにしたい。

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建物部分の土地から斜面を平行に眺める。

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斜面の上の方はこんな感じ。

竹や熊笹が自生しているので、露出しているコンクリート部分もそのうち緑に覆われるのではないでしょうか。どうせなら斜面もまるまる景色として楽しめる家にしたい。

どこまでが自分の土地なのか?

2月某日、長谷の土地をちゃんと手に入れるには、分筆が終わらないことには始まりません。そもそも「分筆」というのは一つの(正式には一筆の)土地をいくつかの土地に法的に分割することです。なんでそんな回りくどいことをするかというと、例えば以下のケースがあると思います。

大きな土地を持っている人がいて、その人が土地を売りたくなった。しかし、土地面積が大きいということはそれだけ価格も高くなるので、お金持ちしか手が出せない物件になってしまう。そこで土地をいくつかに区切り、一つあたりの価格を安くして売ろう(つまり切り売り)。

ちなみに、今回標準的なサラリーで生活している僕らが土地を取得できそうだという話になったのも、このように分筆された(切り売りで安くなった)土地だったからともいえます。

よくよく調べてみると、きちんと登記されるまでは正式に分筆されたことにはならないということです。

「ここからここまでは私の土地です」と主張するためには、土地の形が正確に計測されていることと、それを元に正確な図面が整備されていることが前提になります。自分がどこからどこまでの土地を所有しているのかを明確にして、境界紛争などが起こってしまうのを未然に防がないといけません。今回のように分筆登記をする場合は、原則として分筆後の土地の全て(自分のところだけではなく)について地積(土地の面積)の求積方法、筆界点間の距離、筆界点の座標値を明らかにしなければいけないらしいです。

ちなみに以前は分筆する土地だけ地積の求積を行い、残りの土地については、便宜上、元々の登記簿に記載してある面積から分筆する土地の面積を差し引いて登記申請することができたようです。しかし現在は「全ての土地の地積を求めなければならない」ので、もし分筆前の地積と分筆後の地積に整合性がとれない場合は、「地積の更正の登記」の申請をしてからでなければ分筆登記をすることができなくなったようです。つまり元々の登記簿(全体)に記載されている数値に不備があった場合、分筆を繰り返すとそれだけ誤差が大きくなり、全体として地図や測量図等がどんどん不正確になる可能性があるから、分筆した結果数値が合わなかった場合は、まず全体を今一度求めてから割ってくださいよということですね。

また、分筆のために測量する際は、隣接者と境界の立会い確認を行い地積測量をするということです。そして、境界標がない点や新たに分割する線には杭や金属標などの永久的な境界標を設置しなければなりません。いろいろと手順を踏んではじめて境界がはっきりするのですね。

とりあえず僕たちの現状といえば、正式な測量がやっとこさ終わったところのようです。奥側に背負う斜面部分の所有者が法人らしいのですが、残されているのはそことの境界を示す書類に印をいただくということらしい。ということは、あともう少しで境界が法的に決定するという立ち位置だと思われます。分筆まであと少し。なんだか土地を手に入れるって大変な作業のようです。