第5回自邸プラン打ち合わせ

3月某日、打ち合わせをしました。今回はビルダーさんが今月引渡しの現場に行かなければならなくなったため、急遽設計担当をしてくださっているEさんと長谷の現地で待ち合わせ、現況の確認をしてから鎌倉のデニーズで打ち合わせをしました。

あいにくの雨で現地はぬかるみまくっていましたが、隣地との境界部分にブロックが出来ており、少しずつ僕らの土地が体感できるようになってきていました。現在設計中の建物の実際の大きさや高さ、窓からの見え方などを「ここからここくらいまで」とか、「この辺の高さまで」といったような確認をすることができました。

デニーズに場所を移し、ここからは新たに書き起こしてもらった立面図を元に打ち合わせ。平面図から起こした側面(ちなみに、土地は方位があまり振れていなく、「東側」・「西側」・・・がほぼそのまま方位に当てはまります)の窓位置の確認が主な作業になります。2つのプランから配置や大きさなどを理由とともに説明を受けました。

家の外観イメージは外壁だけではなく、窓の大きさや位置、種類が大きく影響を及ぼします。また当然のことながら、家の中への採光、通風、換気、室内から外の見え方などにも影響を及ぼします。明るい家にしたいからとやみくもに窓を配置したら、夏は日差しがきつくて暑すぎる家になるかも知れません。工法にもよると思いますが、壁に開口部を設けるわけですから、強度など構造上の問題からも窓の大きさや配置できる部分にある程度制限がかかります。つまり、家の外観イメージと家の機能性両方に関わってくるので、設計をする上では重要なファクターになるといえますね。

現代的な家も格好いいけれど、僕らは自然と調和した暖かみのある建物にしたいと思っています。あまりモダンに傾くことなく、窓の配置や意匠などを詰めて後日メールで返答することにしました。また、次回の打ち合わせまでにキッチン(コンロ・シンク)や浴槽、トイレなど水周りの設備、水栓金物などの希望があれば図面に落とし込んでくれるそうです。カタログ請求やショールーム巡りをして少し情報収集をする必要がありそうです。